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武士の娘

今回読んだ作品は武士の娘という作品です。 この本は明治初期に旧長岡藩の家老だった武士の家に生まれた女性が書いた本で、著者自身の生涯のお話をアメリカで書籍化してそれを日本語訳したものです。 この本の著者は結婚によりアメリカに渡るのですが、武士の家に生まれた女性として幼い頃より厳しく教え込まれた礼儀作法を忘れることなく、かつ、アメリカのいいところも取り入れた生活を送っている様子が描かれている本です。 著者は明治初期に生まれているので武士の時代の終わりから現代社会への転換期のお話

    • 啓蒙思想2.0

      今回読んだ本は啓蒙思想2.0という本です。 前回から時間がだいぶ空いてしまいましたが、こちらの本は読むのにものすごく苦労しました。 理由としてはまず単純に私自身の知識不足です。 著者がアメリカ人ということもありアメリカ国内の事象を軸に話を展開していくのですが、アメリカの文化とアメリカ人を理解してないとイメージがつきづらく、同じ文を反芻しながら読み進めていくので時間が掛かってしまいました。 次に英語を翻訳した本なので細かい言い回しや文脈が日本人にはない表現の仕方だったりしたので

      • 知図を描こう!

        記念すべき第一作目の作品は友人のI.S氏にお勧めされた「知図を描こう!」という本です。 著者は市川力さんという方で大人と子供が一緒になってたくらみ、探究する学びを研究、実践されている方です。(著者の紹介ページから参照) 私は教育関係に勤めているわけではありませんが2人の息子を持つ父親なので、どのように子供と接していくのが良いのかと日々自問自答しています。 この本のタイトルにもある「知図」という単語を見た時に初めは高尚なイメージを持ったのですが、決してそういうことではなく、自

        • 自己紹介

          はじめまして。 私は埼玉県在住、31歳で2人の息子を持つパパです。 特にこれといった能力はありませんが読書は好きな方なので、これから自分が読んだ本について備忘録の意味合いも込めて投稿していけたらと思います。 特に執筆活動をしているわけではないので、文章の構成や言葉遣い等に稚拙なところはあると思いますが、気軽に読んでいただけると幸いです。 更新ペースは気分次第でやっていこうと思います。 それではよろしくお願いします。

        武士の娘