イタリアの旅の記録 3

マルペンサ空港からミラノを経由し、フィレンツェに入る。

この日の夜はスペアーズ横尾さんから教えてもらった
Trattoria Armando(トラットリア・アルマンド)へ。ここは事前に予約をしていました。
イタリア語全然できない上にヨーロッパは全く旅慣れてないし、加えて子連れ2家族での来店。
良いお店ほど、ふらりと入れる可能性はゼロに近いなと思っていて、
友人家族が事前予約してくれました!(感謝)

ちなみに後日書くローマ編でも絶対に行きたいお店があったので、そちらも予約しておきました。
ネットで予約できて、スムーズに完了できたので、行きたい店が決まっているなら予約はベターのように思います。

なおフィレンツェでもう一軒、行きたいお店があって、予約なしで行こうと思ったら、当日も翌日も満席、、、
計画性、大切ですね。。

アルマンド、入口でテンションが上がる。めちゃくちゃ素敵。ちょっと調べたらすぐに出てきますが、とても歴史がある。なんでも1957年の創業だそう。ちなみに、みやけうどんが1954年なので、まあ、それくらいの老舗。

名物だという「Spaghetti alla carrettiera(スパゲッティ アッラ カッレッティエラ)」。ニンニク、唐辛子を効かせたトマトソースのパスタ。これが格別のおいしさ。
塩気、油っ気じゃなく、素材がダイレクトに訴えてくるパスタ。だから記憶にも食材の印象が濃い。
トマトソースに太陽の近さを感じたし、ニンニクの風味から大地の力強さが伝わってきたし、唐辛子の辛さは風のような軽やかさがあって、このパスタに逢えてよかった。希望の匂いがする。食欲が、生きる力が湧いてくる。

麺の茹で加減もよかったなあ。麺は2ミリくらいのやや細め、アルデンテが感じられ、つるっとしなやか。すごいシンプルな構成なはずなのに、とても深みがある。

あと、お通し的に出てきたこのパッパ・アル・ポモドーロがたまんなかったんだよなあ。トスカーナの伝統料理で、簡単にいうとパンをトマトで煮込んだおかゆのこと。
これでワインをクイっと。最高だった。。

続く。

#ヤマダのイタリア麺紀行

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