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結婚する人、しない人

 こんにちは。今回ははじめにお店の紹介から。

ファリネリアハレ
JR恵比寿駅から徒歩3分。レストランは住宅街の2階にあり、インターホンで到着をお知らせして入れてもらいました。内装がシノワズリ風? とっても凝っていて素敵。
 こちらではランチを頂きました。婚活を頑張った自分へのご褒美だったので、お高めの1.5万ほどのランチ。いちばんびっくりしたのが盛り付けです。お皿がシックなおかげか、添えられた植物の色合いが映えていて芸術的。おそらく季節によって添えられる植物は違うのでしょう。私が行ったのは12月上旬だったのですが、デザートのお皿に紅葉が散らされていて、秋の名残を感じました。
 お料理は繊細で美味しく、さらにお料理に合うお酒まで選んでくれます。最高。

 このレストランに一緒に行ってくださったのは既婚者のお姉様なのですが、そこで結婚生活についていろいろ情報をいただき、とても有意義な時間でした。それは追々語るとして。今回は結婚する人、しない人ってどんな人なんだろう? と疑問を持ったので考察。

 いや、私は自分が幸福なら結婚なんかしてもしなくてもいいというスタンスなんですけどね。

 だって女性は手続きが面倒くさいし、男性は時代錯誤に近い社会的責任を背負わされるし、お互いに良いことないじゃないですか。なのに結婚してないと結婚してないで、なにかしら問題があるんじゃない? とか言われる。恋愛だってそう。
 こういうのは嗜好の問題です。恋だの愛だのが好きじゃない人もいる。一人で生きて満足な人もいる。きっと問題があるのはそういう見方ができない人々のほうで、彼らたちこそ多様な人がいるということを理解する努力をした方が良いと思いますけどね。うーん、こんなこと言うと意地が悪いかもしれないけどまあいいや。

 そういうわけで、いま幸せだし別に結婚したくないよ、もしくは結婚してて幸せだよって人はここで読むのをやめていただいて結構です。
 今回の記事はデータを示しつつも、私の周りの数少ないサンプルに基づいた、とてつもなく主観に近い内容です。彼氏とか夫とかができた途端上から目線でものを言うような女性が私はいちばん嫌いなので、なるべくフラットに書いているつもりですが、どうですかね。
 例によってエビデンスはないし、私は婚活のアドバイザーでもコンサルタントでもない! ここは私の考えをまとめるだけのnoteです。

 まず、結婚と意思の振り分けから。
① 結婚したくてする人
② 結婚したくなかったけどした人
③ 結婚したいがしてない人
④ 結婚したくなくてしない人

 おそらく②の人はあんまりいないんじゃないかなあ。お見合い結婚でしょうがなく結婚した方がいるかもしれないけれど、結婚したいと思える人がいないと結婚しない、というのは、昨今の男女の生涯未婚率が顕著に示している。
 50歳時の未婚割合は1990年頃から大幅な増加傾向を辿り、厚生省のデータでは2020年の時点で、男性26.7%、女性17.5%です。意外と女性の方が結婚・再婚しやすいのですね。

 ①と④の人は結婚したくてしている、もしくは結婚したくなくてしていない方々なので特に問題ないでしょう。
 今回の焦点は③結婚したいがしてない人です。

 未婚者3,322人に訊いた内閣府の2015年のデータですが、結婚していない理由として最も多いのは、男女ともに適当な相手にめぐり合わないから(51.2%)です。
 そして、いつかは結婚するつもりだと答えたのは男性85.7%、女性89.3%です。つまり今の未婚者たちは結婚するつもりはあるけれど、適当な相手がいないから結婚していないという現状です。

 では、適当な相手とはどうやって出逢うのか? めぐり合わないというからには、今は恋人がいないか、もしくは恋人がいたとしても結婚相手には考えていないのでしょう。どこかに運命を感じて結婚したくなるような、適当な相手がきっといるはず?

そもそも、適当な相手とはいったい誰?

 ここで必要になるのが条件だと思うんです。
 先日一緒にランチに行ったお姉様は、その条件がとても明確でわかりやすかった。彼女の結婚相手の条件は、お金を持ってて浮気しない人です。そして、彼女の結婚相手は実際にそういう人。
 そういう明確かつ少ない条件を持っている人は、結構スムーズに結婚していく印象。譲れない条件だけ満たしていればオッケーで、容姿だの年齢だの女性経験だの、選り好みをあまりしない。そういう間口の広い人はとても強い。譲れない条件を足せば足すほど結婚は難しくなっていくのは、『普通のダンナがなぜ見つからない?』に書かれています。

 私はといえば、条件設定をしたものの結局は一緒にいて面白い人を夫に選んでいるので、あまり参考にならないかも。振り返ってみれば、子どもが欲しい! と言いつつも自分よりだいぶ年上の夫を選んだことから、子ども<自分の人生だったんだなあと思います。
 でも結局、自分の心に従うことが幸福に繋がるんじゃないかしら。なにごとも最後に決めるのは自分の心だから。子どもがいたっていなくたって、幸せな人生には変わりない。

 ともあれ、明確な条件設定こそ結婚への近道です。適当な相手を決めないと、その方に好かれる自分の振る舞いも決まらないし、話す内容も決まらないし、どこで出逢うかも決まらない。
 まずは自分がどういう未来を送りたいのか、そのためにどういう人と一緒にいたらいいのかを深く考えることが重要なのでしょう。そういう未来にいて欲しい人が、きっと適当な相手だから。

2023/03/06

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