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意味のない数字の羅列を一瞬で覚える方法=インフォグラフィック勉強法の一種

【意味のない数字の羅列を一瞬で覚える方法】

医師国家試験では、血液検査所見を覚えなくちゃいけないんですが、病棟で数値とにらめっこしているわけではない学生にとって、数値を覚えるのはかなり面倒ですし、おぼえてもすぐに忘れてしまう。

そういうわけで、「トランプ記憶世界Champion法」で覚えましょう。

受験にももちろん、応用が効く方法です。

代表的な数字の記憶法としては、「1192年、いいくに作ろう鎌倉幕府法」ともいうべき語呂合わせによる記憶法です。

みなさんも、小学校のときにお世話になっているはず。

この方法のとっても悪いところは、数字が2桁だと語呂合わせがつくりにくく、イメージが湧きにくいところにある。

そういうわけで、2桁の暗記を強いられる医師国家試験には使えません。残念。

そこで途上するのが「トランプ記憶世界Champion法」

トランプを適当にならべて、その順番を記憶する世界チャンピオンはトランプ一枚一枚に対して、明確なイメージを持っている。

たとえば、ハートのエースなら「前田敦子」とか。

ハートの2番なら「大島優子」とか。

スペードのキングは「山ちゃん、山里亮太」とか。

この3枚の並び方を覚えるには、「前田敦子が大島優子と抱き合って、お互いをたたえ合うところをじっとみる山里」

この「映像を想像する」だけで覚えられる。

では、血液所見におけるNaの正常値をこの方法で覚えてみましょう。

1.上記の方法を応用し、「2桁の数字にすべて、一定のイメージをつける」

これが仕込みの段階。

00から99まで最初に思いつく強力なイメージを決めてください。

たとえば、01なら、ソフトバンクのお父さん犬、わんこ

03なら、さんま

09なら、野球

11なら、サッカー

・・

・・・

思いつくままに、めもりましょう。メモったら、それを壁に貼りましょう。

2.あとは想像するだけ。

血液所見におけるNaの正常値は136から145です。

01、36、ナトリウム、01、45

常識的に考えて、100代で下限と上限があるということから二個目の01は無視できます。

01=わんこ

36=北島三郎

45=四国

ナトリウム=名取裕子

もう、覚えられたも同然です。

簡単にストーリーにできますね。

「名取裕子とお父さん犬と北島三郎が仲良く、四国を旅している。お遍路さんである。」イメージ。

Na        01   36    45

3.最後の仕上げ、ICレコーダーに吹き込む。

そして、聞く。3倍速で。

5回、聞いて、想像しただけで、もう覚えています。

なかなか忘れません。準備は面倒ですが、

ほぼ一瞬で記憶できました。

あんなに覚えられず苦労していたのに、ここまであっさりと覚えられてしまうと感動しますね。

【要約】

医師国家試験では、血液検査の結果を覚えなくちゃいけないのですが、数字を覚えるのは面倒です。そこで、「トランプ記憶世界Champion法」を使って、数字を覚えましょう。トランプのカードの順番を世界チャンピオンが覚えているように、数字にイメージを持って覚えます。たとえば、血液所見のNaの正常値は、ナトリウムやわんこ、北島三郎などのイメージを持って覚えます。最後にICレコーダーに録音して聞くと、簡単に覚えられるという方法です。

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