【読書感想文】吉祥寺の朝比奈くん
今日読み終えたのは、中田永一さんの『吉祥寺の朝比奈くん』。
あっと驚く展開が待ち受けている、短編小説です。
古本屋で、題名だけを見たら、きっと買わなかったと思います。
なんだか、単純で面白みがないなぁと感じてしまいました。
しかし、中田さんの『百瀬、こっち向いて。』は面白かったし、なんでも、大好きな乙一さんが、推薦しています!!!
ちなみに、短編集の最後のストーリーが、吉祥寺の朝比奈くんについて。
朝比奈くんが語り手のため、第三者から命名されたような、「吉祥寺の朝比奈くん」という題名はピンときません。
朝比奈くん→語り手
山田真野→カフェの店員。
朝比奈くん越しに語られる。
という構成のため、言うなら、「吉祥寺の山田さん」でしよって思ってしまいました。
なぜでしょうか。
しかし、すらすら読めたのは、一つ一つのどんでん返しが面白かったから。
推薦文を書いていた乙一さんは、この本を「嘘がテーマ」と言っていました。
「嘘がテーマのラブストーリー」という、ちょっと変わったストーリー、一風変わってハマりそうです。
あられ
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