さよならの朝に約束の花をかざろう 〜NTTジャパンラグビーリーグワン 2022-23 ディビジョン2 第9節 vs豊田自動織機シャトルズ愛知@パロマ瑞穂〜
NTTジャパンラグビーリーグワン 2022-23 ディビジョン2のリーグ戦も残り2試合。
前節でリーグ戦2位以上を決めている三重ホンダヒートは、今節は同じく前節で3位が確定した、豊田自動織機シャトルズ愛知とのビジターゲームに挑みます。
2015年度から運動公園全体の命名権(ネーミングライツ)を取得した、名古屋市に本社があるガス器具・給湯器メーカー「パロマ」の名を冠する名古屋市運動公園瑞穂ラグビー場・通称パロマ瑞穂ラグビー場はアクセスも良く(名古屋駅からも地下鉄で1本/20分・各最寄り駅(瑞穂運動場西・東・新瑞橋)から徒歩10分前後)、専用スタジアムらしいメイン・バックスタンド双方からの観やすさ。数年前にトイレも改修されて綺麗になりました✨。便座もあったかいんだから~🔥←
各地からの遠征民の皆さんにも、評判はいいですよね。
首都圏や関西・九州からの初めての遠征にはオススメかも知れません。ハードルはかなり低いです。
何を隠そう、ワイの初めてのラグビー観戦遠征もここでした(神戸から)。
コロナ禍前は声を出しての応援を行うチームがありましたが、チームとしては豊田自動織機ラグビー部が最初なんちゃうんかしら?って印象です。
初めて織機の試合を観たのがここ、(パロマ)瑞穂ラグビー場やったんですが(トップウェストAの2季目(04年度)。ホンダヒート(当時)戦とのダブルヘッダーついで←)、
「ゴー!ゴー!織機!」「いけいけ織機!」
と、恐らく社員さん達でしょうね。こういう形でコールするのは当時ラグビーでは珍しかったんです。ちょっとびっくりしました。
・・・言うてホンダも、既にこの頃「ヒートホンダ!」って言ってた様な←
後に、このコールの織機部分は織物を織る際に使う道具名・シャトルから転じてチーム名になったシャトルズに変わりますが、声出し応援本格復活の今節以降、また聞ける機会があるんでしょうね(今日早速ありました←)。
そんなトップリーグ/Honda HEAT時代にはしょっちゅう行ってたパロマ瑞穂ラグビー場ですが、リーグワンになってから三重ホンダヒートの試合が行われるのは今日が初めて。
前回対戦時(三重のホストゲーム時)のnote「Grizzly」でも触れましたが、昨季の愛知のホストゲーム開催時の運営がアレ、って印象があったんで、ディビジョンも1つ上がってどうなったか?比較してみようと言うてたので現地で色々見てみました。
突撃!隣のビジターゲーム←
まず昨季と比べても、SNSで数日前に各種告知をする様になりました。
リーグワン参入要件の1つにSNSの運用があったんですが、トップ/チャレンジリーグ時代、織機公式は稼働してるかどうか怪しいレベルでしたし。
先月、愛知はようやく広報専属のスタッフが加入した、ってニュースがリーグワン公式等でも出てましたし、トップリーグと違ってリーグワンで求められてる物にようやく気づいたのか、大人の事情で分かってても今まで出来なかっただけやったのか。
・・・多分前者かな←
鈴鹿での三重ホストゲーム開催時同様、今回も双方のチームのノンメンバーの選手がイベントに参加してるのはいいですね。
ワイの中の一大イベントは、スタジアム前に設けられた「シャトルズラグビーパーク」内の特設会場で行われた、愛知ー三重のタグラグビー対決でした。
長らくTwitterをやってますが、タグラグビーの実況ツイートやったん初めてですねきっと。
三重ホンダヒート 11-6 豊田自動織機シャトルズ愛知
思ってた以上に盛り上がってました。面白かったです。
愛知はサインプレー(?)もちゃんと考えて来てました。
順位決定戦(三重のホストゲーム)でも、イベントとして取り入れて欲しいですね。
参加された両チームとスタッフ、観戦してたファンと司会・レフリーの方もありがとうございました。
無料配布のクールライムを速攻でゲットし(美味しかったです)、
豊田自動織機の工場もある大府市の商工青年会議所の皆さんによる、大工作業体験や、
泥団子製作。
普段体験出来ない事を、非日常を味わえるラグビーの試合会場で行えるのは面白いですね。
昨季と比較してもイベントも積極的に行ってましたし、ほんまにアナウンスですよね。もっともっと積極的に行って欲しいです。ちなみに今日の観客動員数は1948人でした。
あと、三重のビジターゲーム名物・有料ファンクラブ会員限定ヒートくんスタンプビンゴはまたハズレた事だけをお伝えしときます←
パロマ瑞穂ラグビー場の周りは主に住宅で、新瑞橋駅周辺に行けば商業施設も多数あるんですが、ぽーんとラグビー場があるこの空間、ワイは好きですね。
近隣のマンションから試合を観てる人も居ますもんね。
試合は、前回対戦時に一時21点のリードを奪いながらも逆転負けを喫した愛知が、立ち上がりから積極的にアタック。
前半の途中までは競り合いましたが、地力の差もあり三重がリードを広げてHT。
後半最初に愛知がトライで追い縋りましたが、反撃を受けたのはここまで。
この後は三重のヒートタイムがパロマ瑞穂でも再び、でした。
三重ホンダヒート 50-22 豊田自動織機シャトルズ愛知
今日はワイの心の中の沢K敬Sはそんなに稼働せず、強いて言うなら、藤田きゅんがディフェンスでちょっとやらかして危なかった時に、「よしかずーぅ?」てマスク越しに叫んで、心のK介もちょっとざわついちゃった・周りの人にも笑われちゃった❤️。
ってくらいでした。よしかずドンマイ❤️←
あと、FT5分前くらいからお互いに何してんのかなー?そういうエンターテイメントかなー?
って感じでグダグダしてたくらいか(結構あるやんけ)←
どちらも試合の大勢には影響無かったですし、怖くも無かったし。
うんまぁ勝つよね、って感じで観てました。
POMを獲得したバンクス選手のランはエグいですね。ええの獲ったわ!獲得に関しては三重ホンダヒートと横浜キヤノンイーグルスの競争か、と最初に海外の報道で出た時はドキドキしてたのが懐かしいですほんま←
どうしよう、また個人スタッツのランキングで独走しちゃうね❤️。
愛知は前回の反省も踏まえて、工夫をして来てたのは観てても思いましたし、今日12番やったマタヴェシ選手のパフォーマンス然り、昨季のディビジョン3のトライ王でもある14番の齊藤選手のラン然り、ええもんもあったんですよね。
でも、例えば三重は誰かが抜けてもしっかりサポートランに来てる。
愛知は齊藤選手が抜けても誰も来てない。
こういう部分の差もあったかな、と。
あと、愛知は手数を重ねてトライに迫る(トライした時は三重のディフェンスの立ち位置のアレを突いて抜けて、がちょいちょいでしたが(三重は前回対戦時に続いて要反省案件←))のに対し、三重はボールタッチも最小限に一気にカウンターアタックでトライ。
愛知は消耗しちゃいますよね。実際、後半はバテバテでした。
スクラムも終始苦労してたし、ちょっともうどうしようも無かったんとちゃうんかな、って感想です。
豊田自動織機シャトルズ愛知はリーグワン発足時のディビジョンの振り分けで、トップチャレンジリーグで優勝したのに何で3部やねん、と息巻いてて(※事前に過去の戦績・実績では無く今後の在り方等の事業計画を遥かに重視する、と通達もあったし、外向け(ラグビーファン等)各所にもかなり報じられてたにもかかわらず、重視すべき「広報部門」をつい先日まで軽視してた時点で色々とアレなんですが)、昨季ディビジョン3を勝ち抜いて、様々な事情でディビジョン2に自動昇格を果たして、最終戦のスピーチでHCが
「我々が本来居るべき場所はディビジョン2なので」
とか言っちゃって←、いざ始まってみたら浦安と三重には圧倒され歯が立たず、日野にも追い詰められ、江東にも苦戦して、釜石・・・
はいいや←、「ご自慢」のラグビーで厳しい現実を突き付けられて、モチベーションも下がってるんかな、とも見て取れますよね。
あんまり他チームに辛辣な事も言いたくは無いんですが、「リーグワン」と言うリーグを1番理解出来て無い組織なんやろな、って参加当初から思いましたし(ここら辺はチーム関係者や数少ない愛知ファンの言動を見てても)、ラグビー「だけ」やってたらいいんじゃ無いんですよね。もう。トップリーグじゃ無いんですよ。最初の方でも書きましたが。
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪からそう言うて1年で愛知に移籍して来た子、今日も試合中いらん事しよったん、おっちゃんちゃーんと見てるんやで?(ニッコリ)
お客さんも集めなアカンし、このラグビーチームで何が出来るのか。君たちは何のために居るのか。
前回のnoteで書いた話の逆ですよね。
ラグビーだけやりたーい!
客とか知らーん!
って思うなら、トップウェストリーグでやったらいいんですよ。
あそこはそういうリーグですから。基本。
トップウェストでも、その部分に前向きに取り組んでるチームは居ますけどね。
先日、三重が豊田自動織機逢妻グラウンドで愛知と練習試合をした時に、どちらも2本目メインのメンバー構成やったんですが、ボールボーイや得点係は主に愛知の1本目の選手が担当してはって。
スコア間違えてたんですよ。
ファイナルスコアは 三重 40-14 愛知 やったんですが、途中三重が4点足りなくて、最後も2点足りて無くて 38-14 で終わってたんですよ。スコアボード。
何でなのか。
得点係が試合を観てないんですよね。要するに。チームメイトが試合してるのに。
「(ラグビー)チームの状態を知りたければ、(その時の)メンバー外の選手を見ろ」
ってのはよう言うたもんやな、ってつくづく思いますよ。
そういう所に出ますし、思ってる以上に見られてるんですよ怖いわねふふふ(逆もまた然り、と自戒の意も込めて)←
愛知の救いは、途中レポートしたイベント等を頑張り出してる所です。広報もようやく。
他チームと比べても1年半は遅れてますが、来季以降もしっかりその部分も取り組んで欲しいですね。
イベントやってた皆さんは、ほんま熱心で盛り上げようとしてましたし。
三重のレプリカジャージ着て参加したワイにも優しく接して下さっただけに。
たまには対戦相手の事にも触れないとね❤️
つか、もうちょっと優しく触れなさいよ今日の藤田きゅんのタックルでは無い優しい抱え込みくらいに(こらっ!)←
愛知の話はこれくらいにしといて(noteで愛知の事何やかんやこういう形で書いてるの、ワイが世界初の可能性)←、今回も三重はBP付きで勝利。
首位・浦安D-Rocksとの勝ち点差を開幕戦で付けられた4のまま、リーグ最終戦・直接対決・新潟決戦に持ち込みました。
何回も言ってますが、三重が逆転でリーグ戦1位になるには9点差を付けての勝利が最低条件です(開幕戦、8点差で負けたので)。
このディビジョン2頂上決戦第2ラウンドを観ずにリーグワンを・ラグビーを語るなかれ(大袈裟)。
次戦観戦記「天と地と」をお楽しみにー!
ラグビーそっちのけで新潟グルメレポートになったらごめんなさい❤️
もうリーグワンもラグビーも語りませんその時は←
つづく❤️
※リーグ最終戦は、新潟県ラグビーフットボール協会さんが張り切って情報を出してます。ご一読下さい↓
↓三重ホンダヒート側のビジターゲーム情報はこちらから。
※3/20 追記
今季のnoteで順位決定戦のホストゲーム開催権のお話を書いてましたが、今季はリーグ戦の順位によるアドバンテージが無いのかも知れませんね↓
今季の三重ホンダヒートの公式戦の観戦記をまとめてます↓
昨シーズンの分はこちら↓
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