できることはすぐ始めます。それが私の仕事のやり方。再投稿キャンペーン②

この記事が書かれたのは
2020年8月です。
読んだらわかりますが、赤ちゃん絵本専門店での
選書について書いてますね。

この記事のあと、福地伸夫さんの
『こちょこちょ』を50冊くらい売りました。
反響多くて。笑。
なんとそしてこの記事で激推ししている
同じく福地伸夫さんの『ぱかぱか』や田島征三さんの『こやぎがめえめえ』は今は出版社に注文できない絵本なんですよ。どこかの本屋の棚にまだそっと残ってたら迷わず買ってくださいね。

さて、今日この記事を再掲したのは
私の仕事に対するスタンスがわかる過去記事だからです。

今うちの会社では
神奈川県伊勢原市で赤ちゃん絵本専門店
「あかちゃんえほんや」を営業しています。
こちらは2023年9月にオープンしました。

数々のメディアに取り上げていただき
業界誌の『新文化』さんでも記事になったのには驚きました。

私は講演業を始めて10年目の年に自身の事業を法人化しました。
そして絵本の販売も始めました。
「売る」痛み知らずして絵本を語ることはできないと感じたからです。
「絵本紹介」は買い物すればできます。図書館で借りればタダでもできます。
ですが、売るための仕入れとなれば、そうはいきません。うちの会社の主軸はあくまで講演業ですが、その中で話すことに責任を持つためにも「売る」しんどさは身をもって知るのがいいと考えました。

お商売するためには、独自性は必要。
社会に必要とされているが、これまでには無かったものを手がけたい。
その第一弾は「はたけのほんや」でした。
こちらは2020年4月にオープンしてます。
こちらも珍しい業態のためメディアにはかなり多く取り上げてもらいました。
時事通信さんの動画貼っておきます。

だから
赤ちゃん絵本専門店は、うちの会社としては
2つめの絵本屋となります。

「赤ちゃん絵本だけ」に特化すればアプローチできる層があるのはわかっていました。
ですから、できるだけ早く形にしたかったのです。なのですぐ自宅の棚で「赤ちゃん絵本専門店」をはじめました。2020年7月です。この時点で500アイテムくらい品揃えしたので、自宅の一角といっても赤ちゃん絵本なら大型店舗より品揃えが多いです。
屋号は今と違って「きいろいおうちほんや」で、ロゴマークもちょっと違いますね。

私が赤ちゃん絵本専門店をオープンしたのは
2023年と思われてますが、実は2020年には
ちいさく始めていたのです。
(メディアの話題にならなかっただけ)

何がいいたいかと言うと
私はできることはすぐ始めます。
それが私の仕事のやり方です。
正解かどうかは知りません。
私のやり方です。

自宅の棚で始めてみて、そのお商売がどれだけ必要とされるか?どんな人が買ってくれるのか?
を検証できたので、赤ちゃん絵本専門店「あかちゃんえほんや」を2023年にオープンするときにこだわるポイントが定まりました。

品揃えはこだわるが、立地はこだわらない。
「専門店」には、人通りも、来店しやすさもあまり関係ない。来てくれる人は来てくれる、という至極シンプルな事実が検証済みだったからです。
(無論これは、「書店がメイン事業」の場合に当てはまりません。)

私には仕事への誇りはありますが見栄はありません。
だから、品揃えやお客さんに提供できるサービスにはこだわりますが、会社の身の丈に合ってない物件で無理のある商売をしたりはしません。

やりたいことがあるのに
結局何もできないまま何年も経ってしまっている人の何か糸口になればと思っての
再投稿キャンペーン②でした。

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