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音楽が好きで良かった。

3月11日はやっぱり地震のこと、その後の過ごした日々のことを思い出しました。
当時は埼玉に住んでいて、都内のビルの高層階で働いていたので、円をかくように揺れたビル揺れ方やエレベーターが止まって初めて何十階も階段を降りたこと、コンビニはいろんな物が売り切れていて、電車が止まってしまったので会社で一夜を明かしたこと、その時ちょうど生理だったので心も不安だったこと、会社の椅子と椅子を繋げて寝たこと。
その後に何度も起きた余震や計画停電で電気を使えない時間があったことなど。
東北に住んでいたわけではないけれど、やっぱり心は不安定になりました。
たくさんの方が被害に遭った中で、こんなに苦しんでいる方がいる日々の中で笑ってもいいのかなって思ったりして。
そんな中で好きなアーティストの方が配信でライブをやっていたりして、それを見ると元気になったりして。
星野源くんのライブ配信も見たことを思い出しました。
配信中にも余震があってその時に「みんな(一緒に)揺れてるから大丈夫」って言った言葉に何故だかすごく安心した気がします。
当時のわたしは音楽が大好きでよくいろんなアーティストのライブに行っていました。
でも地震が起きてからはみんなそれどころではない空気で。
そんな日常が暫く続いて、3/24に吉祥寺のキチムで行われた原田郁子ちゃんのライブに行きました。
あの日のことはいつまでも忘れられなくて。
その日のライブに行った方に郁子ちゃんがメールを送ってくれました。

その内容がとても心に残っていて。

それを友達がかわいくして印刷してくれました。
今でもずっと取ってあります。
電気も消して、飲食もなく、いつもと違ったライブでした。

あの時みんなが感じたことが残っているメール。


「備えあれば憂なし」というから災害用品をきちんと用意していたら何も用意していないよりは心強いけれど、自分の好きなアーティストや周りの人達のこんな時だから何かしようという魂の叫びのようなものにいつも励まされているなと思っています。


この前の3/5に新宿で行われた「NO WAR0305」というウクライナ侵攻によって傷つき、危機的な状況に置かれている人たちへのサポートを呼びかけたイベントも配信を見ていて、とても力になりました。
何をしていいかわからない、自分にはできることがないけれど苦しい、どうしていいかわからない漠然とした不安に一歩前に出て進んでくれる人たちにいつも感謝したいです。

ささやかだけれど寄付をしてみようと思うことができました。

音楽が好きで良かったなあと思いました。

わたし、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんと青葉市子さんのユニットNUUAMMの曲がすごく好きなんです。

https://youtu.be/qrRTsX6Pwjo


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