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絶望となにか

私が見ている世界なんてほんのすこしなわけで。
やっぱりまだ誰かの1番にはなれないわけで。

頼れるものが多くなると、弱くなる自分がいてそんな自分を好きになる、愛せる強さがまだ無いのです。一般的な幸せを手に入れるチャンスが目の前にあるくせに、わたしが求めているのはこれではないと思い目を逸らしてしまうのです。
諦めが悪い女とはこのこと。

「守る」という言葉が苦手です。
過去付き合っていた恋人たちの口からこの言葉が出るたびに、モヤっとしておりました。少し冷めてもいました。元カレたちごめんよ。決して善意を踏みにじるつもりはないのです。
というのも、女性は守られた方が良い方向に人生が傾くということには納得ができます。いつの時代も鳥かごの中は安全ですからね。皮肉言いました。

なんにせよ、わたしがまだ未熟だからこの言葉の本質を分かっていないのかもしれません。それでもわたしは「支え合い」をしたいのです。1人でも立っていられる者同士が心を互いに寄り添わせ、歩み寄るという、その行為をしたいのです。それができる相手が生涯見つからないとなれば、それまでですね。

諦めの悪い女が諦めなければならない瞬間が来るのでしょう。


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