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渡仏してすぐに起きた事件

事件と呼ぶほどでもないんですけど、

フランスに滞在しているとよくあるトラブルの1つ、

Chronoposte , La poste

いわゆる郵便屋さん。

日本を発つ前に、2箱、郵便局でフランスへの荷物を発送したんです。

2箱で2万円くらいだったと思います。

私の家族は、みんな海外への郵便や送金が全くできない人たちだから、

全て自分で準備。

そうして、フランスに到着して2、3週間くらい経った頃

まず、1つの荷物が届きました。

でも、何で1つ?

普通、同時に2つ届くでしょ?

と思いますが、そこがフランス。

届いた荷物の後、

もう1つの荷物の不在票が入っていたんです。

っていうか、ずっと家にいたけど、ピンポーンって鳴らなかったよね?

どうやら、配達の人が面倒だから、そのまま不在票入れて帰ったんじゃない?

と、ホストファミリーが言ってました。

そんなことある?

と思いつつ、気をとりなおして、近所の郵便局へ。

郵便局で、不在届を差し出してみると、

すでにここにはない。と言うのです。

じゃあどこに?

と聞き返すと、ここに電話して聞いてみて。

と、紙を渡されました。

帰宅して、すぐに電話してみると、

電話した先にも荷物がない。と。

色々あたってもらったが、ないの一点張り。

荷物が行方不明。

通常日本でなら、受け取りが1週間とかできない場合、

送り主に返送されるはず。

ということは、もしかして、空港?

焦って地図で空港を調べると、その近くに郵便局がありました。

一か八か突撃してみることに。

授業を休んでまでいく価値はあるのか?荷物があるとも限らないし…

そう思いましたが、次の日の朝早く空港まで電車を乗り継ぎ行ってみました。

電車は1時間もかからないくらいだったはず。うる覚えですが。

そして、駅から離れた空港まで徒歩で30分弱くらい。

見つけた郵便局に入って事情を説明すると、

担当の人が探し出してきて、

「これですか?」

って言うんです。

すぐにそれだってわかりましたよ、クロネコが段ボールに描かれてたんで。笑

送り主にもちゃんと私の名前が。

どうしてここにあるのか、詳しく聞いてみると、

どうやら送り先の住所が違ったらしく、

宛先不明で、次の日、日本に戻されるところだったらしいんです。汗

はぁ?

ですよね〜!

そもそも、ホストファミリー宅住所が、間違って私に伝えられてたらしいです。

その住所教えてくれたのは、語学学校の事務担当者。

もう、ありえないですよ。笑

住所間違ってるのに、じゃあ、なんで1つは届いたんだ?

って話ですけど。。

本当不思議でしゃーないです。笑

それで、荷物を間一髪で引き取った私ですが、

その荷物を持って30分弱の道を戻り、電車へ。

日本なら、電車でそんな大きな段ボール抱えて乗るなんて

恥ずかしくてできない私でしたが、

その時の私に、ミジンもそんな気持ちはありませんでした。

私のせいちゃうし!

って思ってるんで、当たり前でしょ!

って顔。笑

もちろん誰も不思議な顔で見る人もいないし、

むしろ、他にもそんな人たくさん電車の中にいる。

中には、持ってあげるよ。

と声をかけてくれる優しい人もいる。

なんとも、人騒がせな郵便事情。

誰が悪いってことよりも、

むしろ、私の対応凄いなぁ。。

って後々しみじみ思いました。

機転をきかせてなかったら、もそうだし、

というか、よく、その郵便局探せたなぁ…

ってことの方が自分でもビックリ。

すごく荷物を受け取りたい。

って気持ちが宇宙に届いたんだな。

と今になって思うのです。

これだけじゃ済まないのがフランスなんですけど…🇫🇷


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