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超建設的 "セルフィッシュ" になる。

いま読んでいるセルフィッシュという本の一節に、「大目にみるvs折り合いをつける」のニュアンスの違いが書かれていた。

何かを「大目に見ている」時は、その対象は本来解決可能なものだが、今だけ仕方なく耐えている、と行った状態である。
何かに「折り合いをつけている」ときは、その問題がこのままずっと残ってしまうのはやむなしと基本的には諦めていることになる。

この章のタイトルは「いっさい大目にみない」である。つまり筆者の言いたいこととしては、本来解決可能なものは、ぜったいに放置してはならないということなのだろう。

そこでふと浮かんだのが当社の創業者だ。私は5年前に現職 FREEPLUS に入社し、5年間、創業者と一緒に仕事をしてきた。いまでこそ、彼の創業者の狂信的なまでの結果や細部へのこだわりには理解があるのものの、転職したばかりの時には、「なぜこの人はいつも怒り狂っているのだろう?」と思っていた。

それは、あらゆることを大目にみず、必ず解決に動くからだ。会話の中に、何か少しでも違和感を感じると問いただす。そしてすぐに解決に動く。なぜそんなにすぐに行動するのですか?と聞いてみたこともあった。すると、本人は "質問の意図がまったくわからない" とでもいうように「なぜ、みんなは放置するんですか?」と逆に質問されたほどだ。同様に折り合いをつけるなんてもってのほか。その問題が残ってしまうのはやむなし、なんて彼の中にはなかった。*実際に「問題を放置するのが耐えられない」ということも言っていた。

一方で、自分自身やあなたの周りの人はどうだろうか?折り合いをつけていることがあったり、そんな人が多くないだろうか?その理由は、自分でも気づかないうちにそんなにこだわる必要がないと思っている、達成したいと思っていない, 基準値が高くない、そんなに結果を求めたら周りの人に嫌われるのでは?アイツは狂ってると言われるのが嫌だなど、様々あるかもしれない。(そうして私もその気持ちはわからなくもないと思ってしまう凡人である)

でもこのセルフィッシュという本を読み、創業者のことを思い浮かべるほどに、人生を楽しみ、得たい成果を出しているほどに、みな "建設的" セルフィッシュ=自己中 なのである。人生のコントロールレバーを握るのは、私。それを知ってしまったからには、私の行動が未来を変えるのだ。


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