ブラジル人女性が行う美の努力とは?


こちらはかなり前の記事になりますが、前々回の『ブラジルでの「美女」とは?』という記事からの続きの内容になります。
今回は美意識の高いブラジル人女性たちが美しくなるために、どのような努力をしているのか、前回の記事と重複する部分がありますが、記していこうと思います。


1、ジムでの筋トレ


私の周りの女性たちのほとんどがジム通いをしていました。街には女性専門のジム、スポーツを真剣に打ち込みたい人向けのジム、リーズナブルで主に自主練をするだけのジムなど本当にたくさんの種類そして数のジムがありました。日本でのコンビニ並みにブラジルにはジムがある、と指摘している方がいましたが、本当にそうなのでは、と思います。
ジム通いという習慣を通してブラジル人女性たちは筋肉質で美しい体を手に入れているようでした。特に富裕層のブラジル人女性の運動量はおそらく一般的な日本人女性の運動量よりはるかに多い、という印象を受けています。

2、整形


こちらも日本と比べてブラジルではとてもカジュアルに行われているようです。
前の記事でも述べましたが、私の周りでも経験したという人が何人もいました。手術をする医師のレベルもピンキリだそうで、値段も腕やキャリアによりピンキリなのだそうです。また美容皮膚科もとても人気です。私のかかりつけの皮膚科医も普通の皮膚科医から美容皮膚科医に転向していました。

3、水を飲む


美肌で言いますと、多くのブラジル人は肌がとても艶やかで美しいです。特に私たちが住んでいた地域は乾燥したところだったので、アトピー持ちの私はなぜこんな皆こんなに艶やかなのか疑問でした。現地に長く住んでいる日本人によるとその鍵は水を飲む量だろう、とのことでした。実際まわりにも美容と健康のために1日に飲む水の量を決めてノルマのように飲んでいるブラジル人の友人がいました。


4、歯列矯正&ホワイトニング


ブラジルでは歯の美しさは本当に重要視されていると感じました。普段多くの人がサングラスをしていて口元に注目が行きがち、ということも関係しているのでしょうか。歯列矯正の費用は全て含めて15万円ほどです。日本と比べて格安ということもあり、私も滞在中矯正をしました。また歯が白いことも大事なことのようです。担当してもらった歯科医の話によると、日本人は醤油などを食べるからか総じて歯が茶色い人が多い、とのことでした。ブラジル人こそエスプレッソやマテ茶などを飲む機会が多いので、茶色くなってもおかしくないと思うのですが、それでも白い歯の人が多いのは、皆白い歯を目指して努力しているからだろうなと思いました。

5、栄養士に食事管理


こちらは一般的なのかはわかりませんが、友人が栄養士に相談しながら食事管理をしてダイエットをしていました。彼女が受けたアドバイスは、ブラジル人の大好きなパンや揚げものはダイエット中禁止、とのことでした。これは一般的なブラジル人にとってはかなり過酷なのではと思いました。またスイーツは原則禁止だが、糖分の少ない地元産のチョコレートやココナッツの実の乾燥したものをスナックがわりにするのはOKとのことでした。ブラジルならではの食品を用いた健康指導が興味深かったです。

6、マニュキュア&ペディキュア


ネイルをしている女性は日本人と比べて圧倒的に多いです。医療従事者や飲食関係者など仕事上できない方を除いて、おそらく日本人女性にとっての化粧と同じように、しているのが当たり前、くらいの感覚を持っているようでした。

7、美しい服装


ブラジル人女性は大抵ジムウェアか、ばっちり着飾るかどちらかの格好をしていて、カジュアルでラフな格好をしている人をあまり見かけません。私自身は体型が合わないこともあり、ブラジルではほとんど服を買ったことがないのですが、服の値段は日本より遥かに高く、またすぐに傷んでしまうのだそうです。そう感じるブラジル人女性は多いそうで、欧米などに旅行する際は服を大量に買う人も多いとのことです。ブラジルでお洒落な服を着て過ごす人は、服にかかるお金も相当なのではと思います。

8、インスタを始めとした、ネット上の美容の情報収集


ブラジルではインスタがものすごく流行っています。自分の憧れの人のインスタをチェックしたり、“Boa forma"というサイトなどの美容・健康情報をチェックしたりして常に美意識高く過ごしているそうです。

まとめ

徒然と書いてしまいましたが以上が私がみて感じた、ブラジル人女性の美しさのためにしている努力です。さまざまな分野で美の専門家がおり、多くの人が気軽にその専門家に頼りながら、相当なエネルギーを美のために費やしているようでした。生まれてこの方自分の見た目にさして頓着なくのほほんと過ごしてきた私には彼女たちの姿勢にはかなりの衝撃を受けました。

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