コンサータに辿り着いて
私は3年前(2017年)の3月に、
当時お世話になっていた医師(大きい病院から出張で月2回の診察に来ていた、精神科の医師)から、
ADHD(ADD)の診断を頂きました。
がしかし、ADHD(ADD)の本格的な治療・診察・投薬は、
現在通っているクリニックにかかってからが、初めてです。
しかも、現クリニックも実は、無理にねじ込んで頂くような経緯で診ていただける様になった次第です。
診ていただける医療機関を探していた頃は、正攻法(電話で予約する形)では初診の予約電話を、何度かけても繋がらず、全く初診予約が取れないという状態でした。
それもそのはず先ず、私が住んでいる県内は専門的に大人の発達障害を診ていただける機関や病院が多くはありませんでした。
そんな事情もあってか3年位前の当時、自分で調べた限りはADHD(大人の発達障害)の治療や診察を受けられる、専門に診ていただける所は、どこも予約が年単位待ちや、初診は受け付けていない…という様な具合ばかりでした。
そんな途方にくれる医療ジプシー状況が変わったのは、福祉関係の方との繋がりがあってこそ、でした。
どうにかこうにか、福祉関係の方が関わって下さり、地元に一件だけある精神科のクリニックで診ていただける事になりました。
福祉の方には大変感謝しております🙏🌟
そして去年の7月(2019年7月)、
やっっっとの事で某クリニックさんでの、
ADHDを主軸とした精神科受診・通院を始めることが出来るようになりました。
そして、インチュニブというお薬から試し初め、ストラテラ、最後にコンサータに辿り着きました。
私の感想としてはですが、
インチュニブはやや記憶が薄いのですが、所謂相性が善くなかったのか?改善が実感できなかったりで、止めました。
ストラテラは、効き始めの強い頭痛と独特の吐き気?のようなものはありましたが、頭もハッキリとなったり朝も起きられるようになったので、自分には善かったような気がします。
(起床に関しては、24時間効いていたからかな?と振り返ります。)
しかしストラテラ服用時に安定剤を同時服用した折りに、難が現れてしまいました。
これが切っ掛けとなり、最後の望みとも言えるコンサータへと薬が変わりました。
それにしてもコンサータなどは、薬価が中々高いのですね💦
自立支援医療のお世話にはなっておりますが、収入が僅かな私には正直金銭的な負担が重くのし掛かっております。
コンサータを飲み始めた頃も、効き始め辺りの強い頭痛に悩みました。が!
1番驚いたのは、あれだけ猛烈に強かった『とんでもない眠気』が殆んど起こらなくなった事です。
あれだけしんどくツラかった眠気が、単調作業やパソコン仕事中にも、身体の不調でもない限り起こらなくなりました。
目から鱗、とはこの事でしょうか。
『これなら仕事も職種の選択肢が拡がるかも…』
そんなことさえ考えられるようになりました。
と同時に
「定型発達の人(発達障害のADHDが無い人)は、こんなに快適に仕事に取り組んでいるの⁉️」と思ってしまいました。
この眠気が起こらなくなったのは、
かなり衝撃的でした。
それこそ、発達障害の明確な自覚が無かった学生の頃からあった、授業中の抗いがたい眠気(と言うか居眠りしてました💦先生には申し訳無かったです。)、社会人になってからの事務や単調な仕事中の、カフェインもほぼ太刀打ち出来なかった、あのどうしようもない気を失うレベルの
あの!!
モーレツな眠気が!!
殆んど全く起きなくなったのです…
これは私にはショッキングかつ、とても大きな歓びと希望を与えてくれました。
続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?