すくっと伸びる蓮の花

蓮の花は、仏教やお寺のイメージがあるから、少しさみしく感じるけど、好きな花。

池の中に咲く蓮の花が見られるところを見つけて少し前に行ってきた。地域のご年配の方々がボランティアで育てているそうで、春には肥料をまいたり、きれいに見えるようあれこれ工夫されているそう。

蓮の花は、水辺に葉っぱと花が浮かんでいるものしか知らなくて、そのイメージ（モネの水蓮みたいな）で出かけたのだけど、池の水からすくっと上に伸びて見上げるような蓮だった。
だから、蓮の池と池の間に渡された橋の中にいると、背の高い蓮にすっぽり囲まれてしまう。

池いっぱいに背の高い蓮の花。白いのとピンクのがあった。

池と池の間には木の細い橋。蓮の葉と花に囲まれる。

大きな緑の葉っぱもきれい。

途中で雨が少し降って、葉っぱの上には小さな透明のガラスプレートみたいな水たまり。

モネのイメージの水面に咲く蓮も少しあった。

蓮の花が散った後の真ん中の茎？のようなものも好き。

父が70を超えても働かせてもらっていた仕事をやめて、家にいるようになった。その数年前に仕事を退職した母は、昼の間ゆっくりと1人時間を過ごしていたのだけど、２人で一緒に過ごすようになって、いろいろ思うところがあるようで、よく話を聞いている。

笑い飛ばしてしまえばいいのにー、さらりと言い返せばいいのに、どっちもどっちでは、と思うけど、深刻に思い悩んでいるようで、話を聞くことしか出来ないけど、気分が晴れた、と思ってもらえたようでよかった。

父も今までの仕事行ってたリズムが変わったり、体が思うように動かなかったり、疲れやすくなってしまったり、好きだったタバコをやめたストレスなんかもあるかもしれない。

近くでやりとりを聞いていると、やっぱりどっちもどっちかなぁと思うけど、それぞれが間違ってないと思っているようで、考えを曲げることがないので時々ぶつかって平行線のまま。