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初体験!種イモ堀り~くき漬けプロジェクト~#1

こんにちは!きほくラボの豊川です。

本日は【くき漬けプロジェクト】の進捗をお知らせします。

「くき漬けプロジェクトって何?」と思われた方はこちらのショート動画をどうぞ↓↓↓

1.体験したい

きほくラボは「まずは、くき漬けづくりの年間サイクルを体験したい」ということで、NPO法人ふるさと企画舎さんのヤツガシラの種イモ堀りに参加させていただきました。

■くき漬けとは
サトイモ科のヤツガシラの茎の部分を、塩と赤ジソと梅酢で漬けたお漬物。
くき漬けは、夏場のこの地域(紀北町・尾鷲市)でしか食べられない郷土食。「夏になると食べたくなる!」というファンがたくさんいます。

刻んだくき漬けと生節がご飯に合う!

2.来季にむけて

くき漬けはこんなサイクルで生産されています。

種イモ堀りは、今季のくき漬けづくりの最後の作業であり、来季のための大切な準備でもあります。

ヤツガシラの畑

当日は、朝8時半に便ノ山(びんのやま)にあるNPO法人ふるさと企画舎さんのくき漬け加工所に集合。

種イモ堀りにはふるさと企画舎さんの他に、CSR活動として地元企業の海洋ゴム(株)の従業員さんとご家族、三重県職員さん、きほくラボが参加。

みんなでヤツガシラの種イモが埋まっている畑に向かいました。

3.大人のこぶしぐらいのを探そう!

種イモ堀りの陣頭指揮をとるのは、NPO法人ふるさと企画舎の理事長であり、くき漬け生産チームメンバーの田上至さん。

当日は、便ノ山地区に伝わる民話「種まき権兵衛」の権兵衛さんの恰好で登場してくれました。

めっちゃ似合ってます!

4.掘り起こし~選別まで

まず、畑に入ってヤツガシラの茎・葉が生えている辺りをスコップを使って掘り起こします。この作業は少し力仕事なので男性が担当してくれました。

掘り起こされたところを探って、種イモを見つけます。

これが種イモ!

土を掘っているとミミズが出てきたり、てんとう虫がいたり。

かわいい^^

見つけた種イモは、土をはらい茎や根をちぎって、ある程度きれいな状態にします。

大(大人のこぶしサイズ)・中(たまごサイズ)・小と選別してします。

「大と中は種イモとして利用し、小さいのは食べる用にしましょう」との指示がありました。

みんなで掘って掘って、掘りまくり!

良いサイズの種イモはバケツに入れて、食べる用は別の場所に積み上げました。

お芋の山!

5.作業のあとのお楽しみ

約2時間の作業を終えて、くき漬け加工所に帰ります。

「掘ったぞ!」という達成感と心地よい疲れ

畑仕事のあと、お昼も近づいてちょっとお腹が減ってきたな~というところに、うれしいサプライズ!

掘った小イモを蒸かしてくれてありました!

ヤツガシラはサトイモよりも粘り気がすくなく、ほくほくとした蒸しあがり。

生姜醤油やお塩を少しつけたりして、美味しくいただきました。

初めての「種イモ堀り」は、里山エリアののどかさを味わいながら、久しぶりに土いじりができて、楽しい体験となりました。

参加させていただき、ありがとうございました。

***

自分たちが掘り起こした種イモを使って、来年のくき漬けづくりが始まります。

良いくき漬けが出来るように、掘った種イモから良い茎が伸びてくれますように。

夏には、茎はこの高さまで育つそうです。

次は2~3月の畑の土づくりや種イモ植えも体験させてもらえたらいいなと思っています。

ふるさと企画舎さん、田上さん、今後とも宜しくお願いします!

★ふるさと企画舎さんのくき漬けについてはこちらをどうぞ↓

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