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【温泉記】秘湯蛇の湯 2020.11.29


東京都唯一の秘湯があると聞いて、行ってきた。
その名も蛇の湯(じゃのゆ)。

横浜付近から高速で2時間足らず。
多摩方面へ向かって山道をくねくねと走り抜けて、ちょうどお昼頃の到着だったのでまずは腹ごしらえから。

何を食べようか相談した結果、川魚が食べたい!ということで決まった行き先は、かんづくり荘という民宿。


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風情ある佇まいに、何故かこけし。
こけしについてはホームページにもメニューにも触れられてないので謎である…。

川魚ということで、自分は鮎の塩焼きをいただいた。


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肉厚で柔らかくて美味しかった…!

連れは山女の塩焼き。一口もらったが、こちらも肉が詰まってて非常に美味だった。
ニジマスやイワナの塩焼きもあってどれを食べようか迷ったけど、結局どれも美味しいんだろうな。


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メインはざるそば。香りが良くてこれもまた美味しい。

蕎麦も良かったけど、写真左奥にある大根、こんにゃく、じゃがいもの煮物が地味に好きだった。もっと食べたかったなぁ。絶品。




さてお腹も満たされたところで、秘湯の方へ向かうとしますか。

かんづくり荘からは車でわずか2分。めちゃ近かった。


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分かりやすい看板。

日曜の昼で混んでるのを覚悟したけど、自分たちが着いた時には他のお客さんはおらず貸切状態に。そのうち1人、2人入ってきたので、コンスタントにお客さんは来る模様。

温泉としては広くはなく、内風呂が1つで窓から山の景色と渓流を見下ろすことができた。
お湯の温度は40~41℃くらい…?最初熱いと思ったけど、入ってると慣れてきて全然長く入っていられるくらいの温度。

泉質は「アルカリ性単純硫黄冷鉱泉」だそうだ。正直温泉分析書を見てもpH10ってことしか理解出来なかったけど。
でもpH10の割にはそんなにヌメヌメしてるわけでもなく、硫黄という割には硫黄臭くもなかった。匂いを嗅いだら温泉って感じはするんだけど、どういう基準で名前がつけられるんだろう。

ボディーソープ、シャンプー、リンスが揃っていて、ドライヤーもティッシュも完備されているのでアメニティは個人的には完璧だった。


お風呂上がりにはコーヒー牛乳がお決まりだが残念ながら売っていなかった。その代わり冷蔵されていた瓶のサイダーが目に入る。


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瓶の炭酸って惹かれるよねー。

というわけで、まったりとした休日を送ることができました。


お土産にこんにゃく芋が売っていたから、かんづくり荘での煮物といいこの辺はこんにゃくが有名なのかしら。



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