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「成長」という言葉の曖昧さ

※思いついた事をつらつら書いていくので、日記調に書きつつ
 最近気になっている成長という点について私見を述べていきたいです。

お疲れ様です。この垢ではTABIPPO関連の人が殆どなのでその方達向けに書いています。昨年の活動の振り返りは後でやるとして(多分やんない)
6月に至るまでどんな事をしていたのか、軽く書いていきます~

備忘録

3月

 学生支部が終わり、腑に落ちないまま終わってしまった反面、3年目やるか否か沢山の人に相談しました。何人かに人にはかなりの長文を送ってしまい、申し訳ない。

特に意味は無いのですが、見返しという意味で貼っておきます。
振り返り用、まとめ - Google ドキュメント

ブロックとしての合宿が終わった後、あまり関わる事無く月日が流れていきました。その中で取り敢えず運動をする・日記をつける・毎日Newspicks見る習慣を付けようと奮起してました。幸い、今でも続いています。運動は個サルだったりキックボクシングを新たに始めたりして、ストレス発散になるからオススメ。スノボも何回かちょこちょこ。楽しい。

4月

汐音がインドネシアに就職するという事で、何人か素材を集め送り出し動画編集してる最中、体調が悪くなり、コロナ感染。

かなり重症で4月前半は外に出れず、復学して直ぐだというのに授業に出る事も叶わず、何も出来ませんでした。ですがその期間中で残りの大学生活どうしていこうだったり、今いるインターン先は本当に将来やりたい事に繋がっているのか考え自分を見つめ直していました。

結果、2年目のTABIPPO活動中大きな阻害となったインターン先を辞める決断をして、より実践的な環境且つ憧れの先輩が入社しているという観点で長期インターンをまた新たに探し始めました。

5月

GW明けから少しずつ、就活を意識するようになります。昨年の就活でかなり後悔をしたので二度と同じ失敗に陥りたくないという想いで夏のインターンシップ選考出したり、企業研究を進めたりしてました。昨年は実績として一度も選考型のインターンシップに夏参加する事が叶いませんでしたが少しずつ今は成果が出てきて嬉しいです。より気を引き締めて頑張らないといけないとも思っています。

学業や卒論、バイト、就活に掛ける時間の反面、TABIPPOやっていて良かったと感じるのは誘ったら趣味に付き合ってくれるし、誘われたら旅行に行くし、とにかく休学明けで周りにあまり友人がいないという中で唯一の救いというか、精神安定になるという事です。いつも有難う。

そして、長期インターン先を一新し
今後社会に出る上で
・個人作業にならずチームとして成果を出す風土があるか否か
・裁量権を後に持ち、提携はあるが外部委託はあまりないといった
 経験が出来るか否か(自社で完結)
・企業が参入する業界・領域両面の成長幅と市場価値があるか否か

といった観点で株式会社Branding Engineerをインターン先に選びました。

3年目はもう、いいかなと思っている所が現時点での心境です。しかし何らかの形でこれからも学生支部に貢献していければ良いなと思っています。

本題

先程までBPFを終えて、軽くどんな事をしていたか振り返りましたが
最近就活をしていて良く耳にする「成長」という言葉に疑念を感じました。

それまでも過去の私の経験上、TABIPPO学生支部一つをとってもそうですが、漠然とした成長を求めて入りましただとか、成長の具体性は個人個人によって解釈が違い、それ故安易に成長を相手に口走って良いものか、認識の齟齬が発生しないのか思ったりしていました。

便利な言葉だとは思うのでついつい使いたくなりますが以下、自分なりに定義してみたので興味があれば最後まで読んで下さい。(笑)

辞書的な意味

まず、成長は一般的にどのような事を指すのか。

【成長】育って大きくなる。育って成熟する。
      (生物や物事が発達し大きくなる)

という意味を指します。生物に限った話で言うと対象が動物なら成長、植物なら生長と言うように生活史においてもっともよく発達した形へとその姿を変える間の変化といった文章で定義されています。しかしこの言葉だけでは人間にとっての成長と何かかけ離れている気がしてなりません。

私はこの言葉を聞いて
「少年が〇年で××cm身長が伸びた」
「ピアノ初心者が、〇年後にコンクールで優勝した」
「分からない問題が学習によって解けるようになった」
というぱっと見分かり易い身体的な成長と、成果を出した事への成長といった外面的な成長をイメージしていて、内面的な成長という所は中々具体としてイメージ出来ませんでした。

以下主に心理的な成長というか、内面の成長において大切な事は幾つか段階があると思うので、文章を羅列していきます。

幼少期から小学生まで

私達は生まれた瞬間から、現在に至るまで何らかの形で毎日変化していきます。小学生まではまだ思春期を迎えず、スポンジのように与えられた経験全てを成長に変えてくイメージが強いです。

言語の習得や二足歩行の習得、自転車を両輪補助無しで乗れるようになるといった事は親による教育が大きく、また初めて学校という教育機関で学習を教わる事で集団を経験し、人との遊びや喧嘩等で自我を学んでいくといった
段階にあると思っています。

以上の経験で習得した事を振り返ってみると、私自身が最終的に楽しみながら行動に移し「できる事」を増やしていたなという印象です。

つまり、成長の第一歩として楽しさが要素に入ると思われます。

中学生から高校生まで

思春期を迎え、義務教育が終わる中学辺りを過ぎてからの成長を考えてみると内面的な成長には「苦しみ・痛み」といったものが伴うイメージが強いです。受験という要素が分かり易いかもしれませんが落ちたという結果により私達は挫折を経験し、克服する為に乗り越えていくのです。

つまり、成長の第二歩として痛みを伴い克服するといった要素が入ると思われます。

しかしながら、努力がある一定程度の成果を出す事が出来るといった成功体験が分かり易く出るのもこの段階かなと思っていて、仮に受験に合格したとなった時、やってきた事は無駄じゃなかったんだなと成長を感じます。

「やれば出来るじゃん」と素直に教師から・指導者からと周りの人から言われた事をやり、成果に繋げるのです(勿論、言われた通りを自分の中で解釈しタイムマネジメントや勉強方法で工夫を凝らす人もいますが基本的には少数派だなと思っています)

つまり、言われた通り努力し続ければ報われ、成長に繋がるのだと錯覚してしまう場合が多く散見されるのです。

大学生

大学という教育機関に入り高校までの教育機関とのギャップを感じます。

・レポートで文章を書かせる
・ゼミで教師相手にプレゼンテーションを行う
・グループワークを多く取り入れる

具体的に大学は上記の部分で異なると思っていて
正解が無く、個人の力で努力して成果を勝ち取るといった機会があまり無い印象を受けます。私は経済学部に所属していて、授業によっては、主に数学的知識が求められる場合において一定解を導き出さなければいけないグラフの読み取りや公式といった類を暗記すれば取れる楽単もありますが

正解のない問いに向かって工夫しながら自分の考えを相手に伝えるといった思考力の強化が求められていると強く感じています。

つまり、成長の第三歩として工夫しながら思考力を深めていくといった要素があると思います。

社会人になったら…

最終学歴がどの段階になったとしても、
自立した生活を意識し始めればそれだけ周囲の事をより考えなければいけないと思います。特に家庭を築いたり、マイホームを建てたりと生活をするには仕事で価値を発揮しなければなりません。

教育機関から脱却し、自立をした際、生き抜いていくには周りや社会が求める期待値が生じ、その成果に応じて自己によって豊かな人生かどうかが決まっていくような気がしてなりません。成長は自分で完結するのではなく、相手や社会を理解するといった想像性が何よりも大事なのです。

以上の事を踏まえると、成長には第一~第三歩に自己以外の視点を持った想像力を働かせる事を付け足す事が完成体な気がします。

成長と目的。WHYはセットである

先程までは、成長の段階フェーズについて個人の見解を話しましたが今度は実感を持たせる為にどのような事をするかの話をします。

結論として
成長=目標では無く、成長の先に何を求めているか・今何を持ったら成長と言えるのだろうといった目的の根拠付けが無いと方向性を見失うという事を伝えたいです。

目標達成は勿論実感を沸かせる為には重要な要素ですが、それ以上に目標に向かう過程だったり、未来に求めるものをしっかりと頭の中でその都度目的を明確化する事が重要。

学生支部を例に出すと
クリエイティブ力を付けたいという目標を持って学生支部に入ったとします

しかし、多岐に渡る学生支部の活動の中で結局、クリエイティブ力を付けた後にどうなりたいのか。社会でどう生かしていきたいのか。
案件中で上手くいってない時どういった目的を持って案件に臨んでいるのか
考えて言語化出来た先に、成長している達成感を感じられるのです。

以上から、成長は目的から考える事で実感をより沸かせる事が言えるのでは無いでしょうか。

今、「就活生として」

タイ行きたすぎる…

最後に私の現状を振り返りつつ就活する上で成長をどう捉えるかといった事に関してお話出来ればと思います。

就活する上で
「成長出来る環境か否か」「事業成長が為されているか」「企業として成長出来るか」といった成長軸でついつい会社を見ていた背景があり、

勿論それは重要な事なのですが、なら成長ってどんな事を指すの?自己成長ってどうやったら出来るのと考え始め今回、文章化してみました。

(自己成長力を高める上で良い記事が載っていましたhttps://saponet.mynavi.jp/column/detail/20210420162500.html

リンク先の最後で述べられている「人は人で磨かれる」という文章に際して
は一番共感していて、周りの成功している就活生を見ても、早い段階から社会人の方と接する機会を沢山持っていたり、既にビジネスの場で活躍してお金を稼いでいたり、副業として成功している方が多いと感じます。

であるならば、成長するには競争を勝ち抜いた優秀な人に揉まれる組織に居続けるのが重要なのでは?と思ったり。勿論環境としては成長せざるを得ない状況なので大切ではありますが

それ以上に成長を実感する目的を明確化させる事だったり、何を持って成長は最大化されるのかといった段階を考える方が重要なのではと思うのです。

また、2年前。当時所属していた学生団体の代表とご飯に行った時
「自己成長を望んでいる限り、就活の軸って見つからんよ」
と言われました。その意味がやっと最近分かる様になってきて

彼は、発言を通して暗に
「内を見ている限り価値は見い出しにくい。リーダーは自己実現の手段としてやるものであって、あくまでさせて貰う認識でいた方が良い。そうする事で相手や社会視点に自然と目が向き、自然と就活だけでなく人生の軸が見えてくる」という事を伝えたかったのではと認識しています。

皆さんも成長を自分毎として捉える事で視野が狭まった経験は少なからずあるのではないでしょうか。

長々と話しましたが、成長を捉える際に
目的思考と脱自己視点という所を意識しつつこれからの人生に活かしていきたいと思いました。









   


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