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同級生の中村君と田中君(仮名)が行っていたMY探求について

三年 長尾陸
三年 高垣宗大

福山市立福山中学校3年の長尾と高垣です。僕たちは同級生の中村君と田中君(仮名)が行っていたMY探求について紹介します。
  
・MY探求とは
まずMY探求について説明しようと思います。MY探求は去年から総合の時間で僕たちがしている授業の事です。この授業では、自分たちのやりたいことを企画、行動、発表の三つに分けて行います。企画では自分やりたいことの企画書を書き、行動では企画書に沿って活動します、発表はMy探求の終わりにある「共有会」で自分のMy探求の成果を伝え合います。

・どんなMY探求?
彼らのMY探求のプロジェクト名は「野球部を作る」です。このプロジェクトの最終目標は大会にでることです。彼らはこのプロジェクトを去年から行い続けていました。まず僕たちの学校には野球部がありませんでした、しかし小学校から野球やソフトをやっていた人や野球が好きな人はたくさんいます。彼らもその一人でした。そして去年始まったMY探求の活動、彼らは野球部を作るために活動を初めました。

・MY探求の良い所 その1
「自分で考え自由に行動する」
MY探求は普段の授業と違い、誰かが決めたことではなく自分の決めたことを自由にすすめることができます。しかし自由だからこそ自分でしっかり考えて行動することが大切だと思います。

・MY探求でどんなことをした?
彼らが野球部を作るためにに必要だったことは次の2つです。
1 部員を集める
2 学校に申請する

1 部員を集める
新しい部活を作るためには最低5人の部員が必要です、それに加え彼らの最終目標である大会にでるためには9人以上部員が必要でした。そこで、他学年の「野球部をつくる」を目標として動いている人と協力し、部員を9人集めました。

2 学校に申請する
部員が集まったので次に彼らがしたことは学校への申請です。中村君と田中君(仮名)へのインタビューで彼らは「部活の活動場所を決めることが大変だった」と語っていました。
 
・MY探求のいいところ その2
「人とのつながりができる」
彼らが部員を集めた時のように普段関わることのない人でも同じ目標に向けて行動していたり、自分との共通点を見つけることによってつながりをもつことができます。

・MY探求の成果
彼らは「野球部を作る」このMY探求を1年半かけて達成しました。しかし、彼らはもう3年生で最後の大会は終わってしまいました。このことについて中村君は「後輩に残す」とカッコよく語っていました。また、彼らがこれから使うグラウンドは使われていなかったので荒れています。彼らにはグラウンドの整備など解決しないといけない課題があります。この課題をいち早く解決し、野球を楽しんでほしいです。

・MY探求のいいところ その3
「未来に自分たちの成果を残し、人の役にたてる」
彼らのMY探求を例に挙げると、彼らが卒業しても野球部は残ります。そして、来年からの入学生は野球部に入部することができます。このように自分にだけではなく人の役にも立つことができます。

・MY探求のまとめ
紹介したMY探求の良い所をまとめると
1「自分で考え自由に行動する」
2「人とのつながりができる」
3「未来に自分たちの成果を残し、人の役にたてる」
となります。

これ以外にも、同じ目標の人と協力してMY探求を進めることによって「コミュニケーション能力」がついたり、MY探求の終わりにある「共有会」で自分のしたことを他の人に分かりやすくどう伝えるか考えることによって「プレゼンテーション能力」がつきます。

・最後に
MY探求は家でもできます。学校の授業の一環としてやっていると思うと難しそうに感じますが、僕は去年やってみて自由研究のようだと感じました。
友達を誘って一緒にやってみたり、発表会をしてどっちの方がおもしろかったか比べてみたり、色々な楽しみ方があると思います。夏休みなどの長い休みの時にチャレンジしてやってみてはどうでしょうか。

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