パンチの効いたことを書くには？

「文章が上手になりたい。どうしたらいいですか？」
べつに　村上春樹氏みたいに　上手い文章でなくてもいいでしょ？
ブログやSNSの読者を2,3行で惹き付けて、最後まで読んでもらいたいんですよね。
たまに文章のことを質問されるので　私が気を付けてることを記しますね。

まず　話し言葉で書くことです。
普段　つかってる言葉で。方言もアリ！

文章を書いた後　必ず　音読（ブツブツ小声で）します。
リズムのいい文章って読みやすいんです。
ですます調でなく断定にしたり、韻を踏んだり。
熟語を平たいことばに替えたり、たとえば「貪欲」と書いたのを「欲深く」とするだけでも　リズム感がかわります。

もう一つ　文章の見た目
漢字が多いな　と思ったら「私」を「わたし」と平仮名にしたり、
漢字、平仮名、カタカナ、英語　を重ねてみる。たとえば
「楽しい素敵な時間を持ちましょう」
→　「たのしいステキな時間をGETしましょう」
雰囲気が　変わりますよね？
　使い過ぎると　軽くなっちゃいますけど。

次に　私の訓練の秘法を・・　コレ　おすすめです。

FBやインスタにコメントする際、
「すてき！」「楽しみにしてます」「ありがとうございます」
このような　安易なコメントを　封印しました。

でも　長いコメントは怠いから　
「アナタの温かさが伝わってきます」
「宇宙に飛び跳ねるぐらい楽しみです」
「その一言で今日も生きていけます、ありがとうございます」

パンチの効いたことを書くって　コピーライターじゃないんだから
キャッチコピーみたいなの思い付かないですよ
要は　印象付ければ　いいわけですよね

「ありがとう」のコメントなら　数分後　だれが書いてくれた覚えてないでしょ？
印象付けるには　もう一言付け加えないとね。

「ボキャブラリーが少ないんです」という方も多いんですけど、　
みんなボキャブラリーが少ないんじゃないんですよ
使わないから　どこの引き出しに入ってるか忘れてる
もしくは　引き出しの取手が錆び付いて出せないだけ。

ツイッターも　短文で印象付ける訓練になるけど
アナタが使っているSNSの中で　コメントが多いもので訓練した方が
レスポンスがあって、楽しめると思いますよぉ