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宗教との付き合い方~お家の宗教について

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は宗教についてです、と言うか、初めは「お寺との付き合い方」というタイトルを考えていたのです。
でも、いくら日本が仏教国であっても、あなたが仏教徒とは限りませんので、このような広目のタイトルにしてみました。

あなたを支えてくれる存在としての「宗教」


私の基本姿勢は、<頭に王冠、心に宝石箱を>でも書いておりますように、「心の中に、気位を持つことで、自分で自分の人生をコントロールして生きて行く」というものです。この「気位」は、誰にも侵されることのない、あなただけの、揺るぎない人生の羅針盤となるものです。


ただ、その他にも、様々な人生の分岐点で、あなたを支えてくれる存在があります。
それは、家族であったり、親しい友人であったり、恩師であったり、人それぞれですが、宗教の存在も、そのうちの一つなのです。

あなたの宗派


ここで、質問ですが、あなたはご自分のお家の宗派が何か、知っていますか?

仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教がいわゆる世界の四大宗教ですが、それぞれ、同じ宗教の中でも、宗派によって違いがあります。

仏教一つ取っても、日本史で習ったように、最澄の天台宗、空海の真言宗、法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、日蓮の日蓮宗、道元の曹洞宗、栄西の臨済宗など、様々な宗派があります。
「家の宗派は○○です」と即答できる方は良いのですが、もしあやふやな場合は、ご両親に確かめておきましょう。

あなたの宗派を知っておかねばならない理由①


なぜ知っておかねばならないか、と言うと、ひとつはあなたにとって、一番親しみやすい宗教の存在が、お家の宗派だからです。
あなたが生まれた時から、否応なしに、あなたはご実家の宗派の一員です。
仏教なら、ご実家は檀家として、近所にあるお寺の信徒の中に組み込まれています。

法事の時には、そのお寺のご住職がお経をあげに、ご実家にいらっしゃるでしょう。
お寺の戒壇巡りに行ったことのある方もいらっしゃるのではないですか?
お盆もお墓参りも、仏教の行事の一つです。

つまり、身近な所にある物なのに、案外意識していないのが、あなたにとっての仏教(宗教)の存在なのです。


そして、意識していないのはもったいない、あなたが何か人生に悩むことがあった時、あなたを支えてくれるものとして、大いに仏教(または、あなたの帰依ないしは所属している宗教、宗派)を活用しようではありませんか、というのが、今回の私の意見です。

今さらお寺の会合などに出席するのは気が進まない、と言う方は、開祖の思想を説いた書物を読んでみるのがお薦めです。
別の宗派の思想なども、同時に学んでみるのもいいですね。
悩みの解決に繋がるだけでなく、あなたの思想、教養を広め、人間性を深めるメリットがあります。

また、宗教を意識するのは、ご先祖様の存在を意識することにも繋がります。
ご先祖様は、あなたの幸せを心から応援してくださる応援団です。
ご自宅に仏壇がある方は、一日一度、その前で、手を合わせてみましょう

一般的には、あなたのご実家の宗派は、あなたのお父様の宗派です。
お母様にも、結婚前のお宗派のことを聞いてみましょう。
お父様と違う場合は、二つのお宗派が、あなたにとって身近なものになります。
これらはあなたにとって、貴重な財産になるのです。

あなたの宗派を知っておかねばならない理由②


もう一つの理由は、未婚の方に限りますが、結婚を考えた時に、お互いの育ってきた家の宗教を知っておくのは、必須事項だからです。
お互いのご両親も、子どもの結婚相手の宗教は気になりますし、付き合い方にも影響してきます。

彼から直接、「君の家の宗教は何?」と、訊かれることはないかもしれませんが、彼のご両親から、さりげなく切り出された時に備えて、「○○宗です」と答えられるようにしておきましょう。

まとめます。


今の日本では、宗教を気にする人は、そんなにいないかもしれません。
それでも、生まれてから、この世を去るまで、切っても切れないのが、お寺を代表とする宗教の存在です。
普段は意識していないからこそ、たまにはじっくり考えてみませんか?
必ず新しい発見があるはずです。
また、あなたがこの世にいるのは、ご先祖様の存在があったからこそです。
ご先祖様のことも、たまには考えてみましょう。
彼らは、どんな時でも、決してあなたを裏切らない、心優しく頼もしい、あなたの応援団です

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