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あなたに似合うカクテルは?~飲むお酒の選び方

今日は、お酒について、中でも、皆様若い女性によく似合うカクテルについてのお話しです。
ご家族やお友達と、お食事に行ったり、バーに行ったりする時、皆様は、その日飲むお酒を、どんな風に決めていますか?

実は、カクテルの選び方には、二種類の方法があります。
①その日、着ている服の色に合わせて選ぶ。
②ベースになるお酒で選ぶ。

あなたにすでにお気に入りのカクテルが何種類かある場合は、①の方法で選ぶといいでしょう。
その日に着ている服の色と、同じ色のカクテルを注文すればいいのです。
この方法は、逆のやり方も使えて便利です。つまり、あらかじめ飲みたいカクテルと同じ色の洋服を選んで着ていくのです。
今日は、ミモザを飲みたいな、と思っていたら、黄色の服、スプモーニだったら赤、ピニャ・コラーダだったら白の服を着ていく、という具合です。
レストランで、食前酒からデザートの前まで、ずっとシャンパンで通したいわ、という日なら、シャンパン・ゴールドのドレスなんて、素敵ですね。

お酒にはあまり慣れてなくて、いつも選ぶのに困ってしまう、という方なら、ご自分の好みを知るために、カクテルのベースとなるお酒を知っておくと便利です。
例えば、ワインやシャンパンは、それだけでも単体で飲めるお酒ですが、白ワインにクレームドカシスを混ぜると、キールというカクテルになるように、カクテルのベースにもなるお酒です。

先ほど出てきたミモザは、シャンパンにオレンジジュースを混ぜたものです。
木苺のリキュール、クレームドフランボワーズをシャンパンに混ぜると、シャンパン・フランボワーズ、別名キール・インペリアルです。
ちなみに、キールの白ワインをシャンパンに替えると、キール・ロワイヤルとなります。

ワインやシャンパン以外で、カクテルのベースになるお酒ですと、ラムやテキーラ、ウオッカなどがあります。
この中でも、お薦めはラム酒で、ラムベースには、女性が飲みやすいカクテルがたくさんあります。
例えば、ピニャ・コラーダは、ホワイトラムに、パイナップルジュースとココナッツミルクを混ぜたものですし、モヒートは、ラムに、ライムジュースとミント、炭酸水で作られています。

フローズンにしたダイキリは、果物を入れて、それぞれ、苺なら、ストロベリーダイキリ、バナナなら、フローズンバナナダイキリになりますが、いずれもベースはホワイトラムで、そこに、ホワイトキュラソー、レモンジュースを加えて作ります。
トロピカル・カクテルの代表格である、マイタイやブルーハワイも、ベースはホワイトラムで、マイタイはホワイトキュラソー、ブルーハワイはブルーキュラソーを合わせます。

他には、テキーラベースですと、テキーラに、ホワイトキュラソー、レモンジュースを合わせた、マルガリータが有名で、テキーラに、オレンジジュースとグレナデンシロップを合わせると、テキーラ・サンライズになります。

ウオッカベースには、私が大好きなチチがあります。
ハワイアンカクテルの中でも一番好きなのですが、内容を調べてみると、これも大好きなピニャ・コラーダの、ホワイトラムをウオッカに替えた物だと言うことがわかり、道理でどちらも好きなはずだ、と納得した次第です。
他にウオッカベースでは、モスコーミュールスクリュードライバーがあります。

これら以外ですと、ジンをベースにして、グレナデンシロップと卵白をシェイクした、ピンクレディー、リキュールのカンパリをベースに、グレープフルーツジュースとトニックウオーターを合わせたスプモーニ などがあります。

食前酒は、洋食なら、シャンパンかスパークリングワイン、または、そのレストランお薦めのワイン、和食なら、梅酒などが、お若い女性には合うと思います。

まとめます。
レストランやバーでお酒を飲む際には、次の二点に注意しましょう。
①その日着ている服の色と同じ色のカクテルを頼むこと。
②普段から、自分の好きなベースのお酒を覚えておいて(例えば、ラム)、そのお酒で作ったカクテルを頼むこと。

①については、服だけではなく、指環やネックレスの宝石の色と合わせるのもお薦めです。
グラスを持った時に、煌めきが二倍になります。

*白い服に合うのは・・・ピニャ・コラーダ、チチ、ダイキリ、マルガリータ
*赤い服に合うのは・・・ストロベリーダイキリ、スプモーニ
*黄色の服に合うのは・・・フローズンバナナダイキリ、マイタイ、ミモザ
*緑色の服に合うのは・・・モヒート
*青い服に合うのは・・・ブルーハワイ
*オレンジ色の服に合うのは・・・テキーラ・サンライズ、スクリュードライバー
*ピンク色の服に合うのは・・・ピンクレディー

・本記事中の、カクテルのレシピ、解説等については、「カクテル・ハンドブック」花崎一夫監修(永岡書店)を参考にしました。

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