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ゆとりさとり世代として僕なりに管理者に物申します#2「目標について(1/2)」

どうしてこう高すぎる売上目標を立てたがるんでしょうかね、トップは。

目標が低いと売上が上がらないと思うんでしょうか?
目標を達成したらやる気がなくなると思うんでしょうか?

今回は僕なりの考え方で「目標」についてまとめてみます。
ゆとりさとり世代の一意見として「ハイハイ」と軽くあしらっていただければ幸いです。(本当はこの想いが届いてほしい)


まず前提として、目標には色んな種類があります。基本的には目標って何をするにしても必要なことです。目標が曖昧だと、「渋谷駅集合で!」と言った時に、Aさんはハチ公前に行って、Bさんは交番前に行って、、みたいなことになっちゃいます。
自分のために自分で掲げる目標なども、計画的に物事を遂行するにあたって非常に大切なことです。

ここで僕が苦言を呈す「目標」は、上司あるいはもっと上の立場の人から部下や社員に課す目標のことです。もっとざっくりとストレートに言うと、他者に圧力で負荷を与える目標のことです。


企業にとって高すぎる売上目標は逆効果でしかありません。
「これはチャレンジ目標です。高すぎる目標なのは分かっているから、なるべく目標に近づけるy(ry..」なんてのはもっと逆効果です。
なぜかを以下に挙げます。

・達成できなくてもできても、その重荷と上からの重圧に毎日ストレスを抱える
・重荷を感じないような人なら、そもそも目標が意味をなしていない(最近こういう人多いですよ)
・来年度以降にまともな目標設定をしても、やる気が出にくい
・仮に達成できたとしても、来年度はさらに上がると考えると嬉しくない
(まだまだありますが書ききれません)

これらを避けるためにちょうどいい目標を定義する必要があるのかもしれませんが、それができればみんなやってますよね。
でも実はこれ、丁度いい目標を設定したところで起こりうるっていうのがジレンマなんですよね。他人に一方的に設定された目標ってなんだか他人事のように感じちゃいます。直属の上司ならまだしも、上司の上司が定めた目標ってもう全然興味が湧きません。


だから思うんです。
トップダウン的な目標って本当に必要でしょうか?

目標って要は、みんなの意識を合わせるための指標です。だから自分以外の人との意識が合えばそれでいいと思うんです。意識さえ合っていれば「渋谷駅集合で!」だけでも、ハチ公前に集合できると思うんです。

どうせ目標って流動的ですよね?見直しにかけるコスト、それをまた見つめ直すための意識調整はすごくめんどくさいです。
よく大企業で目標を決めるために資料を作って、上に通すために資料を作って、見直しのために資料を作って・・・
ってやっているところありますが、やめてほしいです。そして「目標を作ったからうんたらこーたら」なんて言われた日にはもう・・・。

(ちなみにゴールが目的でそこにたどり着くまでの通過点が目標だと思っていますが、ゴールを流動的に変えちゃダメなのは大賛成です。)


企業としてチームの意識を統一しなければならないので全体目標は必要ですが、それに従って目標を細分化させながら下に落とさせていくのはあまり良くないと思います。

みんなの意識を揃えるのであればもっと良い方法があると思います。後半では僕なりの解決方法を提案させてください。


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