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プペルと鬼滅、その共通点から

みなさんこんにちは。気学Style 西島です。

いよいよ1月も終盤です。
今年は立春が1日早い段取りになっておりますので、新年まであと1週間足らずというところでしょうか。

私事で恐縮ではございますが今月・今年の一白水星は九紫火星の上にやって参ります。目立ったり様々な傾向がある反面、九紫火星は情熱の星でもあり感情の星でもございますせいか、やはりイラっとすると常にない感情の反応を感じます。

冷静な自分がこうした自分を眺めている部分もございますが、感情のコントロールが普段と違う感じを覚えます。
こうした状況にあってそれでも日々を共に歩んでくれる家族には常日頃以上に感謝の気持ちが湧いて参ります。

本当にありがたいことです。

さて、コロナの状況ではございますが、忙しい日々の気分転換にと「えんとつ町のプペル」を見て参りました。

*注 今回はまた気学的な考察回です

えんとつ町のプペル

「えんとつ町のプペル」映画ですが、
昨年末クリスマスの頃に公開されて現段階で観客動員数100万人、興行収入は14億円を超えると言いますからかなり良い成績なのだと思います。

実際に内容もかなり丁寧に作り込まれており、見応えも十分な作品でした。
物語も面白かったのですが、何よりも映画の中に原作者である西野亮廣氏の魂の叫びが込められているように感じられ、いろいろと感じさせられる作品でした。
上映劇場もまだ増えていっている感じですし、かなり良いところまでゆく作品になるのではないでしょうか。

こうした作品を見るにつけ、気学的な感じで考察してしまう自分がどこかにおります。
今回はその考察からより面白そうな考察が導き出せそうでしたのでコラムにまとめてみることにいたしました。

ハロウィン・プペル

物語を見ていると、登場する人(もしくはキャラクター)の星はなんだろうなどと考えることがよくあります。
例えば、今回の映画で言いますとキーマンは「ごみにんげん」ことハロウィン・プペルです。
ごみの集まってできたこのキャラクターですが、気学的にはやはり五黄土星になるかしらと考えて参ります。

ですが、作中でこのプペルが纏う衣装は継ぎ接ぎのマントであったり、あるいは彼自身が破れた作業服に継を当ててまた使えるようにするなどといった動きもございますが、こうした動きはとても八白土星的な動きです。

ということは、

プペルは五黄土星と八白土星が何かしら絡んだところで生まれたキャラクターなのだろう

というふうに考えられます。

そうしたわけでこのような場合は往々にして、

プペルが登場人物として創造されたタイミングは、五黄土星が八白土星の上にいた時期ではないか

などなど推理してみるわけです。

果たしてこの推理をもとに、そもそもの原作絵本が制作され世に出たタイミング見てみますとこれが2016年10月21日。

2016年は二黒土星が中宮の年です。
この時、下の図を見ますと五黄土星(5)は北東(向かって左下)にやってきておりますが、北東はまさに八白土星の本拠地です。
プペルのキャラクターはやはりそういうタイミングでできたということだと納得ですね。

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こうした推測がはまると気持ちの良いものですが、今回はここであることに気づきます。

別の機会に西野亮廣氏の星を調べたことがあったのですが、そういえば

西野亮廣氏は二黒土星ではなかったか?

と、ふと思いました。

実際に西野氏は二黒土星なのですが、そこから考えてみますと西野亮廣氏原作である「えんとつ町のプペル」の絵本は氏の星が中宮にいるタイミングで世に出たということになります。

この図式、そういえば見覚えがございます。

そう。過去に書きました「鬼滅と気学」の記事において少し似たようお話をいたしました。

鬼滅の刃、作者の吾峠 呼世晴さんは確かそういえば二黒土星で、
そして、「鬼滅の刃」の連載が始まったのも二黒土星の年でした。

ここで、昨年公開され好成績をあげているこの2つの映画に面白い共通点が見られることに気づきます。

鬼滅とプペル

簡単にまとめてみましょう。

・「鬼滅の刃」作者である吾峠呼世晴氏の星(本命星)は二黒土星です。
・「えんとつ町のプペル」作者である西野亮廣氏の星も二黒土星です。

そして、

鬼滅の刃・えんとつ町のプペル共に、その二黒土星が盤面の中央にくる年に連載開始、もしくは原作絵本の初版が発行されております。

つまり、

これら作品がはじめて世に出たのが
二黒土星の年=自分の星が盤面の中央にいる年

ということになります。
この共通点を持つ作品が2020年にブレイクしております。

同じ二黒土星という星を持つ二人が似たような動きをしているということですので、2020年においての二黒土星の場所がやはり気になります。

盤面を見てみます。

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2020年の盤面において、二黒土星は南(画面向かって上)にやってきています。その南は九紫火星の本拠地です。

2020年においては破壊殺こそついておりますものの、そもそも九紫火星は南の太陽の星です。
この場所に自分の星がやってきた時は、まさに南の太陽の光を浴びて輝き、人目を引くという流れになってまいります。

つまり、この二黒土星のお二方は2020年にあたってそういう衆目を集めやすい流れにいたわけです。
ただ、今回は面白いことにこのお二方の作品も二黒土星の年に世に出ております。

そうしたことから今回は、
ただその本人のみならず作品も主人の星のタイミングで世に出たというところに一層興味を感じます。

二黒土星の人間によって二黒土星の年(=自分の本命の星の年)に世に出された作品が、二黒土星(=自分の本命の星)が南に回座する(衆目を集める)タイミングでブレイクした

という、自分の本命の星があちこちに絡むという状況がこの2作品には共通しています。

ということは

その人の本命の年に作品を世に出すと、その作品はその人の本命の星が南に来るタイミングでブレイクするのではないか

という法則が成立するのではないかということも想像できます。

もしこれがある程度の確度を持っているとしましたら、これはとても興味深いお話になるかと思います。

これから何か出版物などを世に出そうと考えられている方は、自分の本命星の年がその出版時期として狙えるということになり、その後、自分の星が南に来るタイミングで大きな波が来るかもしれないということになるわけです。

これはぜひ色々と調べてみたいところです。

サンプル検証

これまで社会的ヒットと言われるクラスになった作品はたくさんございます。試しに幾つかの作品で同じ現象が起きているかどうかをみてみることにしました。
まずは下の表をご覧ください。

チェックするポイントは

1)その人の本命の年に該当作品が世に出ている
2)その人の本命が南に来た時にヒットしている

の2点です。

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*この表においては、

・連載開始=世に出たタイミング
・映像公開開始(アニメ化)=ヒットした(ヒットし始めた)タイミング

として暫定的にみております。
各作品ごとにどうなっているか見て参りましょう。

・鬼滅の刃・プペル
この2つは当然ではございますがその条件を満たしております。
ただ、条件的に全て当てはまるのもこの2作品だけです。

・ルパン三世
本命の星は違いますが、作品が世に出た時の星が6すなわち六白金星です。そして、この六白金星が南に来る年にアニメ化されます。
アニメ化されてからの流れはご存知の通りです。

・ドラゴンボール
世界的ヒットにもなりましたドラゴンボールですが、これは今回の条件には当てはまりません。
強いて言えば、「同会」という「ご縁を広げる星」が中央に来る年にアニメ化されております。

・鉄腕アトム
こちらについても法則的には該当しません。

・ドラえもん
原作はご存知藤子不二雄氏ですがこれは二人の人物によるユニットとなっております。
中でもドラえもんはどちらかというと藤本弘氏がメインであったかのようなお話も聞きますが、今のところ私的には定かではございません。
お二方それぞれの星がヒットに向けて何らかの形で絡んできているようにも思えます。

ですが一方でこのアニメ化については表・備考に「第1期」とございますように、現在まで続いているテレビシリーズの前に他局でアニメ化された、短命に終わってしまったシリーズの開始時期でもあります。
どこからブレイクしたのか、誰をメインで見るべきなのかなど不確定要素が多い作品です。

・進撃の巨人
現在はNHKなどでアニメシーズンが続いており、USJにもアトラクションができるなどの人気作品です。
作者ご本人の星は五黄土星ですが、連載開始は九紫火星の年。アニメ化されたのも九紫火星が南に来る年でした。

興味深いことに、「アニメ化された九紫火星が南に来る年」は五黄土星(=作者の本命星)が中心の年でもあります。
少し今回のケースと似ています。

・セーラームーン
こちらも一大センセーションを巻き起こした作品でしょう。
調べてみますとこの作品は漫画連載開始と、アニメの放送開始がほぼ同時期、つまり同年だったそうです。

連載開始と共にアニメもブレイクというのは少し異色です。

データ的には、今回の法則には従いませんが、作者の武内直子氏のご縁を広げる「同会」の星が中心にきている年に連載開始・アニメ開始となっております。

ドラゴンボールもそうでしたが、同会の星が真ん中にくる年も大事そうに感じますね。

・新世紀エヴァンゲリオン
今年ようやく新版の最終章映画が公開される予定のエヴァンゲリオンです。
こちらもアニメにおいて一つの歴史を作り上げたかと思います。

こちらはそもそもアニメが主体の作品ですので、映像公開された=初めて世に出たタイミングです。
そしてそのタイミングは原作の庵野秀明氏の星が中央に来る年です。

・涼宮ハルヒの憂鬱
いわゆるライトノベルからアニメ化される…というルートを作った作品として有名とのことです。
全盛期であろう頃にはネットでとりあえずその名前はよく見かけた記憶があります。

こちらは原作の小説があり、そこに描かれていた挿絵がいわゆるアニメの絵柄のベースになっているようです。
星の関係を見てみますと、今回の法則には当てはまりませんがアニメ化されてブレイクしたタイミングは原作者(谷川 流氏)の星が中央に来る年です。

挿絵の方(いとうのいぢ氏)の星はアニメ化〜ヒットの節目に今回の視点では絡んできません。
やはりヒットに関してはメインは原作者で見ていくということなのでしょう。

*まとめ

歴代のヒット作を見てゆきましたが、今回考察した法則に綺麗に当てはまるものは現段階の調査では少ないことがわかりました。

しかしながら

・いわゆる長寿ヒット作品については、どのタイミングでブレイクしたのか(例えばルパン三世のブレイクはアニメ化の時ではなく「カリオストロの城」公開時なのか?など)が今の寡聞な状況では判断がつかないこと

・作者が複数いる場合の考え方

・古い作品については当時の状況(ブレイクしたポイント)がわからない

など、情報的に不安定な部分があることも事実です。

その一方で今回のデータからおぼろげに

1)作品が世に出た年とその作品がヒットする年には関連がありそうだ
(ルパン三世・進撃の巨人 から)
2)作者の本命星が中心にくる年も何かありそうだ
(エヴァンゲリオン・ハルヒ・進撃の巨人 から)
3)同会の星が中央にくる年も大事そうだ
(ドラゴンボール・セーラームーン から)
4)特に「1」「2」が重なると効果も大きいかもしれない
(鬼滅・プペル から)

というものも見えてきたような、そんな気もいたします。
分析対象のケースが増えてくるにつれてまた気づきも増えてくるかもしれませんし、そういう意味では楽しみでもございます。

今回の件についてはデータの考え方、およびケースなどを精査して折々情報を増やしてゆきたいと思います。

また、とはいえ上にあげたタイミングには何かしら効果はあるように思えますので、これから何か世に出そうかとされる方は意識して狙ってみてもいいかもしれません。

私も引き続き調査をしてみると共に、これからは少し意識して盤面上で自分の星の関わるタイミングを狙ってみようと思います。


次回の投稿は2月3日です。


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