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五黄と蚊と2022年と

皆さんこんにちは。気学Style 西島です。

最近はオミクロン株などという種類も出てきてコロナに関してはまた少し風向きが変わってきた感がございますね。

しかし、久しぶりにコロナの新株の名前を聞きましたが、ギリシャ文字も15番目となりますともう逆にピンときません。
今回はむしろ、
「どこか画期的なシステムを開発したIT系企業の株式のことかしら?」
と思ったほどです。

オミクロン株の出現で新たな局面を迎えそうなコロナ情勢。
2022年は五黄土星が中央にいる年ですので五黄土星が何かと話題になることが多いと思いますが、これまで述べてきたように疫病も五黄土星です。
まだしばらくは「コロナ」「コロナ」と言いながら過ごす日は続きそうですね。

新しいオミクロン株に関しては確かに懸念ではございますが、ともあれ現行のコロナはやや下火加減です。
そうしたタイミングにまたこ・こ・か・らイベントを開催できる運びになりましたことは本当にありがたく思います。

もうイベントまで後10日ほどとなりましたが、当日は皆様是非遊びに来てくださいませ。

沼たる五黄土星

来年は五黄土星というお話ですが、今回はその五黄土星に因んだお話をしてみたいと思います。

これまでのコラムでも書いて参りましたように、五黄土星は清濁併せ飲む「沼」のようなもののです。
ゆえに、五黄土星のもとには様々なものが集まってきます。

五黄土星の元に集まってくるものは様々ですが、清濁併せ飲むという以上、厄介ごとがやってくる場合もあるのが五黄土星です。
人間であれば一癖ある人物などもそれに当たります。

五黄土星の方が近くにいらしたらぜひその交流関係に注目していただければと思いますが、実に多様な交流関係になっているのではないでしょうか。

人間のことはさておきまして、五黄土星のもとには様々な問題…特に腐って対応に悩むようなもの…がやってくることもございます。

ですが、それを受け入れてゆける五黄土星。
そうした問題を対処してゆくのはとても得意です。
ですから、五黄土星の星を持っている形は意外とクレーム処理などは上手であると言えるでしょう。
また、ゴミの処分に関連する仕事は五黄土星にとってある意味天職ともいえます。

かように、五黄土星とは他の人が触りたがらないような問題をきれいに対処できる能力がある、かなりの実力者でもあるのです。

蚊という生物

話は変わりますが、そしてなおかつシーズン違いな話題で恐縮ですが、最近この「蚊」という生物のことで一つ個人的に知ったことがございました。

なお、この「蚊」という生物、気学的には五黄土星のものとしてみてゆくことが多いかと思います。

一般的に蚊と言いますと、人の血を吸ったり、伝染病を広げたりなどする側面もあり、「人間に害をなす毒虫・害虫」としての側面がございます。

ゆえに、この蚊というものは五黄土星のものになるのだなぁ
…と思っていたのですが、実はよくよく考えるとこの「蚊」とは結構しっかりと五黄土星的な動物なのだと気づきました。

毒虫としての成虫・蚊

五黄土星は毒・病気・腐敗、ひいては五黄殺という凶方位を担当いたします。

上でも述べましたので簡単な記載に留めますが、人間にとって毒となる存在の成虫、「蚊」はまさに五黄土星の毒・病気 etc の側面を体現した存在かと思います。

ゴミ掃除のボウフラ

上のように毒虫として忌み嫌われる五黄土星を体現した成虫サイドがある一方で、蚊の幼虫であるボウフラは全く別の側面を体現しているように思えます。

こちらが最近私の知ったことなのですが、みなさんはボウフラが水中で何を食べているかご存知でしょうか。

ボウフラは水中の微生物や生物の死骸、排泄物など、いわゆるデトリタスを食べて成長します。

デトリタス (Detritus) とは、生物遺体や生物由来の物質の破片や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする微細な有機物粒子のことであり、通常はその表面や内部に繁殖した微生物群集を伴う。

ウィキペディア

「デトリタス」など小難しい言葉を並べましたが
要は、ボウフラは水中のゴミを食べて生きているということです。

淀んだ水中でデトリタスを食べてゆくというボウフラの行為は、水を綺麗にする行為でもあります。

つまり、ボウフラは水中で誰も触れたがらないような問題を綺麗に対処するという、また別の五黄土星的側面を持っているというわけです。

ボウフラがわくと蚊が大量発生いたしますがそれゆえに、
あるいは見た目の不快さゆえに、
ボウフラも嫌われがちな存在ではございますが、
自然環境にとっては「水中のゴミ処理班」として役立つ存在になっているのですね。

このようにみて参りますと、
もし蚊が血を吸うだけで伝染病の媒介者にならないようであるならば、
水を綺麗にしてくれているボウフラのことも考えて少量ぐらいの血は蚊に差し上げても良いようにも思えてしまいます。

いずれにせよ、こうしてみて参りますと、蚊という昆虫は成虫・幼虫それぞれが

・死/病
・廃棄物処理

という、生まれてから死ぬまでずっと形を変えつつ五黄土星的な動きをしていることがわかります。
全くもって蚊とは五黄土星的な動物なのだと面白く感じますね。

2022年・五黄中宮の意味

他の星もそうですが、五黄土星とは個性的な側面を多く持つ星です。
そんな五黄土星が中宮にくる2022年。

この年は先のコラムで書きましたように原点回帰の意味合いもあるでしょう。

そしてまた、五黄土星が中央にくるということは

「死・病」…即ち人として避けがたい厄介な問題が世界の中心にあって取り沙汰されるということにもなってくるでしょう。

そしてまた、そういった「できれば触れたくないような問題」を対処する必要があるということにもなってくるでしょう。

また、このnote最初のコラムでも書きましたが、五黄土星とは命を問う星です。
ゆえに上記のプロセスの中で、私たちは「生きるとは何か」をつくづく考えさせられるような一年になってゆくでしょう。

白熱から、より深きへ

2021年、六白金星の年。
六白金星は「白熱」というテーマを持った星でした。

「白熱」、つまり命を燃やし熱く生きるということです。

その後に続く、2022年。
「命を問う」五黄土星の年。

この年は「熱さ」だけの、一筋縄では問題が解決しない一年になることが予感されます。

熱さはもちろんのこと、そこに「生きるとは」「命とは」「生とは・死とは」という深い洞察・覚悟を加えて私たちは2022年を歩んでゆくことになりそうです。
(ゆえに、来年はコロナ問題も諸手を挙げて安心できるようになったとはまだならないでしょう。)

なかなかに難しいテーマではございますが、
すぐに答えは出ずとも、おりに触れてそれを考え、少しでも何か行動に移してみるということはとても大事です。


…と、まぁこうしたお話をしておりまして、年初のうちはまだ「頑張ろう!」とも想うものですが、夏を過ぎる頃にはなんとなくそうした初心を忘れがちになってしまうものです。

ですがご安心ください。
2022年はちょうどその夏場に良い先生がそれを思い出させてくれそうです。

来年の夏は無闇に先生を叩かないようにしないとですね。


次回の投稿は12月9日です。

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