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2024年7月7日 都知事になるのは? 気学と易の世界から見た都知事選予想

みなさんこんにちは。
気学Style 西島です。

今回、ずいぶん長いお休みをいただきましたが、このおやすみを破るきっかけとなったのがこの都知事選です。

今回の都知事選は本当に熱く、面白いですね。
自分も東京に住んでいたらリアルタイムでこの祭りに参加できたのにと思うと、東京都民の方が本当に羨ましい!

とはいえ、これまで東京に勤務していた頃に自分が住んでいた土地といえば神奈川に埼玉なので、もし仮に今東京勤をしていても、都知事選の参加権はなかったかもしれないのではありますが。

さて、気学StyleのNote再開後初の投稿はこの都知事選をじっくり見てゆきましょう。
正直、長文になる予感いっぱいですが、全部フリー公開ということで綴ってゆきます。
以下、どうぞよろしくお付き合いくださいませ!

都知事選主要メンバーの星

まず都知事選主要メンバーと思われる候補者の星を確認しておきましょう。
一通り各候補者の星を書きますが、色々星がわからなくとも、とりあえず本命星がメインであるというあたりおさえてもらえれば大丈夫かと。

小池百合子:1952年7月15日生まれ
・本命:三碧木星
・月命:九紫火星
・同会:六白金星
・傾斜:八白土星
・最大吉方:四緑木星

蓮舫(斎藤蓮舫): 1967年11月28日生まれ
・本命:六白金星
・月命:五黄土星
・同会:七赤金星
・傾斜:六白金星
・最大吉方:二黒土星・八白土星・七赤金星

石丸伸二:1982年8月12日生まれ
・本命:九紫火星
・月命:八白土星
・同会:一白水星
・傾斜:六白金星
・最大吉方:二黒土星

田母神俊雄:1948年7月22日生まれ
・本命:七赤金星
・月命:三碧木星
・同会:二黒土星
・傾斜:九紫火星
・最大吉方:一白水星

4名の主要候補を見てゆくとこのような感じになります。
興味深いのは田母神氏を除く3名の星でしょうか。

本命の星を見ると、小池:三碧木星、蓮舫:六白金星、石丸:九紫火星となっています。

三碧木星は雷、六白金星は天、九紫火星は太陽をコンセプトにもつ星ですが、
これらは六白金星を筆頭に「天」に属する星。
属性「天」の三人に対して、田母神氏の七赤金星は「人(天地人のうちの人)」に属する星ですから、この並びを見た時点で印象的な部分で田母神氏が少し力足らず的な感を受けてしまいます。

とはいえ選挙はその時の勢いもあります。
次に2024年および選挙戦も闌の6月の運気を各候補者見てゆきましょう。

2024年、候補者4名の運気概論

では、2024年の各候補者の星の場所と、その運気を見てゆきましょう。


基本的に運気とは、その星のいる場所の影響を見て考えます。
星の配置の基本形は上の図、左側の後天定位です。これと2024年の年盤(右)を見比べてください。
数字は各星を表しますが、例えばこの2つの盤面を見比べた場合

2024年、二黒土星(2)は、後天定位で見るところの四緑木星(四)の場所にいる

ことがわかります。

すなわち、これは2024年において二黒土星は
・四緑木星という星の持つ意味合いなどを強く受けて動く
・四緑木星に支えられている
…などということになります。

その上で候補者4名の運気を概観してみましょう。

① 小池百合子

小池百合子の本命は三碧木星、2024年は盤面の中心にいます。
盤面の中央はもともと五黄土星の本拠地で、非常に力の強いところにいる格好にはなります。
しかしながらこの場所はその力をあちこちで振る舞うような場所ではありません。
五黄土星はそもそも「王」的な要素を含む星です。
王は王城の中にあって、家臣に指示を下して国を治める存在です。

ゆえに、この場所にいる三碧木星は周囲の人に上手にお願いしてことを進めることが求められます。
すなわち、王たるものの振る舞いを学ぶ一年なのですが、一方で自分があちこちに出張ってことを為そうとすると話がややこしくなり、問題が多発する一年でもあります。

強い運気を持ちますが、その発揮の仕方に工夫がいるというわけです。
実際のところ、選挙演説など含めあまり動きがないようにみられますが果たしてこの動きは是か非か、いかがなところでしょうか。

② 蓮舫

蓮舫氏の本命は六白金星。2024年は八白土星の本拠地にいます。

八白土星は変化・改革を担当する星ですので、東京都知事選を経て東京に変化をもたらすような雰囲気もなんとなく感じさせます。

しかしながら、変化とは、必ず一旦停止からはじまるものです。
朝服を着替える際に、走りながら着替えられないように、変化の最初は必ず「停止」から始まります。

1年のスパンで考えると、停止の期間は前半半分、約6ヶ月です。気学において1年は2月から始まると考えますと、この選挙戦の最中において蓮舫氏の運気はまだ停滞の中にあると考えることもできるでしょう。

実際問題、この形の選挙運動に関して様々な問題がささやかれています。
都知事選に動き出すのは少し無理筋だったのではとも思えます。

今年の六白金星の流れと、蓮舫氏のストーリーを重ねて考えるならば、
離党して都知事選にでたものの、当選ならず、また離党してしまって戻る政党もなく結果コメンテーターやタレントなど別の道に転換する…あたりが落とし所なのではないかとイメージしてしまいますね。

③ 石丸伸二

石丸伸二氏の本命は九紫火星。今年は二黒土星の上にいます。

二黒土星は母なる大地、見渡す限りの可能性の地平です。
ここに自分の星がやってくると、細々とした用事が特に多くかなり忙しくなってくる傾向が強くなります。

広島から上京してきてバックにつく政党も支援者もなく、石丸氏自信、特に最初のうちは本当にいろんなことを自分の手で行わねばならなかったのではないでしょうか。

加えて興味深いのは、二黒土星は「大衆」というコンセプトも持ち合わせています。
つまり2024年、石丸伸二氏は大衆に支えられる一年でもあるということです。
都知事選に出る人間が大衆に支えられているという状況、これは何かを感じずにはいられません。

④ 田母神俊雄

田母神氏の本命は七赤金星。2024年は九紫火星の本拠地にいます。

九紫火星は太陽の星でもありますから、ここにきた星はその勢いを受けてエネルギーは結構強くなってきます。
そういう意味では今年、特に前半においては田母神氏のテンションも高いでしょう。
太陽という強烈なスポットライトを受けて、いろんな人の注目も集めそうです。

ですが、注目を集めるということにおいては良いも悪いもあることに注意です。
素晴らしい発言も、不用意な発言も、全て等しく衆目を集めます。
エネルギーは強いところにはいるのですが、選挙では特に、「人からどうみられるか」も大事ですから、この選挙戦において氏がそのあたりどのように動くのかは当落、あるいは得票数を左右する大きなポイントになってくるでしょう。

まずは4候補者の2024年のベースを見てみました。
次に2024年6月における運気を見てみましょう

2024年6月、候補者4名の運気概論

気学、あるいは東洋系の鑑定ものにおいて、月というものは旧暦の暦で考えます。
そうしますと6月は、7月6日までが6月扱いとなるのですが、
興味深いことに選挙運動期間はギリギリいっぱいまで6月中に行われることになり、
その後7月7日に月が改まることになります。

これをなんとなくイメージして6月の運気を見てゆきましょう。


さて6月の盤面を見るとまた面白いことになっています。ついでに7月の盤面も添えてみてみて、また順番に運気と寸評をしてゆきましょう。

① 小池百合子

小池氏の三碧木星は七赤金星の上にやってきています。
喜び事などが多い七赤金星の上ですが、自分の星が七赤金星(もしくは六白金星)の上にやってくるタイミングは、同時に引退の気運も高まってきます。

そして7月の盤面に目をやると、小池氏の三碧木星は八白土星の本拠地にやってきてはかいがついている格好。
先の述べた通り変化を示す八白土星は前半に大きな停滞を伴います。
その停滞に破壊殺、すなわち「思ってたのと違う!」という状況がついてきますので、変化に入る最初は不本意感を強く感じる時期でもあります。

引退の機運が強まり、
それを受けてやってくる変化の最初は思っていたものと違うものだった…

という、この流れを考えると、都知事選この人受かるのかな?
と思えてしまいます。

② 蓮舫

蓮舫氏の六白金星は盤面の下。一白水星の本拠地にいます。
しかも破壊殺と暗剣殺がついています。

そもそも一白水星の本拠地は「冬の時期」とも言われるほど様々な物事において苦労をする時期です。
もちろんこの苦労にもしっかりとした意味がありますが、
しかし今回、「選挙戦」という物のみを考える場合においては好ましいものではないでしょう。

しかも、
破壊殺=「思っていたのと違う」
暗剣殺=「思いがけない(稽古として多いのは「悪い」)ことがある」
というものが一緒にくっついています。

選挙運動開始前からの違反疑惑など、良かれと思ってやったことが思いがけず成果につながらなかったり、問題が出たりしているあたり、
「だよなぁ」
と感じます。

③ 石丸伸二

そこへもってきて石丸氏の場所の強さです。
石丸氏の本命九紫火星は四緑木星の上にやってきます。

四緑木星の上は五黄土星の上と並んでこの盤面上で同率一位としてみなされるほどにパワーの強いところです。

しかも四緑木星のコンセプトは風。
風評が風に乗って広がるが如く、遠くも近くも情報が広がってゆくようなこともある場所ですが、特に注目したいのが、この「風」は今の時代においてはインターネットなどのネットワークをも包含します。

石丸氏の評判は主にネットを起点にして大きく広がっていることを考えますと、石丸氏の動きは非常にタイミングに即した流れに乗っているもののように感じます。

また、余談ではありますが、2024年の年盤と月盤を重ねてみてみてください。
(上にあげた図を再録します)



6月、九紫火星のいる場所に、年盤では二黒土星がいることがみて取れます。
前章において、
「今年石丸氏は大衆に支えられる一年である」
と述べましたが、
6月においても九紫火星はその下に二黒土星が控えているわけですから、
「6月においても石丸氏は大衆に支えられている」
状況があり、この6月はその支えられている感じがダブルになっているのがわかります。

非常に興味深いですね。

④ 田母神俊雄

田母神氏の本命七赤金星ですが、二黒土星の上にやってきます。
選挙をする人にとっては嬉しい、大衆に支えられる場所ですね。
一方で特に細々とした仕事に忙殺される時期でもあります。

まめに働き、人に支持されということで、これまでの都知事選と比べればまだ人がついたところはあるかもしれません。

ただ、今回の選挙戦においては石丸氏が結構良すぎる感じですのでちょっと残念ですね。

2024年と6月における候補者の場所を易で見てみよう

さて、ここまで気学の話。
ここからは候補者のいる場所において、候補者がどういった形の流れにいるか易をもとに簡単に解説してゆきます。
大まかなイメージだけ掴んでいただければ結構です。

① 小池百合子

・2024年全般:雷地予・雷山小過(今回は主に雷山小過がメイン)
・6月:雷沢帰妹

2024年を通しての易の形、雷山小過は、「落とし所を見て動くこと・上を見るのではなく下を見ること」
そして
6月の易の形、雷沢帰妹は、物事の通りが逆になっている暗示及び、ある種落とし前をつける必要があることを示唆しています。

この二つの易の形をみて都知事選を振り返りますと、「大丈夫かな?」
の思いがよぎります。

②蓮舫

・2024年全般:天山遁
・6月:天水訟

2024年を通しての易の形、天山遁は、簡単に行ってしまうと、撤退勧告です。
本来あるべき場所に戻りましょうという卦ですので、都知事選はいかがなものでしょうかという感じです。
6月の天水訟は喧々諤々の大議論であったり、その文字の通りに訴訟などの暗示もありますので、いずれにしても揉めそうです。
この状況で都知事になれたらすごいことです。

③石丸伸二

・2024年全般:火地晋
・6月:火風鼎

すごいものだと思いますが、2024年の易の形、火地晋は草原に放たれた火が一気に燃え広がるように、物事が大いに進む状況を示しています。
そして6月の易の形、火風鼎ですが、みんなの協力もあいまって、素晴らしい御馳走が用意され、その成果を大いに味わうという卦です。

選挙戦に際してこの卦を見ると、素直に「良いなぁ」と思える卦ですね。

④田母神俊雄

・2024年全般:沢火革
・6月:沢地萃

易の形から2024年をみると、田母神氏にとって2024年は選挙の年でもあるかもしれませんが自分を含め大きな改革の年でもあります。
「これまでのやり方が通用しないので変えてゆくべし」という示唆がありますが、その流れに乗れましたでしょうか。
6月の易の形はいろんなものが集まってくれるというものですから、先の6月の話ではないですが、意外と支持者は増えている可能性が高いでしょう。

アンチ小池としての役割を担っていた蓮舫氏がこけて、結果その分の票が回ってくるなどもあり得ますね。

まとめと予想

そういうわけで、少し足早な感もございますがまとめと予想をしてゆきます。
あと、細かくは見ませんが名前に関することも考慮します。

① 小池百合子

2024年の運気としては悪くありませんが、6月から秋口にかけてこの方は一年の中で一つ大きな転機を迎えてゆきます。
また、易の形からしても大きなことを進めるような感じの流れにはいないように見えます。都知事を3期目も行うというよりも手仕舞いからその先を考えるような流れの中で選挙を迎えますので、順当にゆけば「健闘しつつも落選」というところではないかと。
あと、正直なところ名前も厳しいお名前なので、都政などというところには身を置いていただきたくない感もございます。

② 蓮舫

蓮舫氏は正直なんで都知事選に出てこようと思ったのか不思議です。
転機の一年ではありますので、都知事選が「転機」を迎えさせるための舞台装置として作用したのかしらというところでしょうか。

2024年、そして6月の運気の巡りおよび易の形、そしてお名前、
その全てが都知事選において当選する向きにはなっていないと思います。
逆に、先にも書きましたが、今年大きな転機を迎えるということでは政界を退くまであり得ますので、都知事選のその後にある意味注目してみたいところです。

③ 石丸伸二

今回あげた4名において、全ての内容を比較する限り石丸氏がだいぶリードしているように見えてしまいます。
今年の運気、6月の強さ、もっている易の形それぞれがそれぞれなりに好調さや勢いの強さを示しています。
惜しむらくはお名前を少しなんとかしたいところですが、しかしながら他の候補者の名前と比べると遥かにマシなレベルではあります。

正直私もこの方のファンではありますが、
それを度外視しても、気学・易的にはこの人が一番、今の勢い的に当選に近い人だと思います。

④ 田母神俊二

2024年の運気、6月の運気としてみた場合、この方も必ずしも悪くありません。
冒頭で述べたように、この人の持つ七赤金星は「天地人」の属性のうち、「人」ですから売り出し方としては「人の良さ」などを売りにすべきですし、実際そのようにトークされているようです。
ただ、トータルで見た勢いにおいては石丸氏と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまうのが正直なところ。
お名前に関しても正直、都政のトップを張るにはやめて欲しいほどきつい名前なので、その辺り含めて当選は難しいかと思います。
「前回よりも得票数は増えましたね」
というあたりが落とし所でしょうか。

そういうわけで

気学Styleとしては石丸伸二氏が次の都知事と予想してみます。

皆さんはいかがお考えになりますでしょうか。

傾斜や最大吉方など、他の要素も加えてみることでよりきめ細かい予想もできるかもしれません。
その辺りはまた機会があるようならぜひみてみたいと思います。

ですがあと3日後に迫った選挙にそなえ、まずは予想ということで一席綴らせていただきました。

予想が当たっていると嬉しいですね。

それではまた次回の記事にてお会いいたしましょう。

最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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