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努力と無縁だった学生時代

こんにちは。
娘の中間テストの結果が出たのですが、あまりの成績の良さに夫婦でどっちに似たのか不思議に思う木賀ちお🐧です。

しかもお互い自分じゃないと思っています。

娘には宿題をやったかどうかぐらいは確認しますが、それ以外は特に勉強しろと言ったこともないのに、わりと毎日自主的にちょこちょこ勉強しているので偉いものだなと思います。

母である私は、中学生の時テスト勉強というものがこの世にあることを知らずに生きていました。

大変素直な性格だったため、テスト前になると、友達が
「どうしよう全然勉強してない!」
というのをずっと真に受けていたのですが、ガチで勉強していなかったのは私ぐらいで、仲の良い友達はみんなしっかりと家で勉強していました。それを知ったのは中3。

受験を控え、成績上位グループの友達が1日に何時間勉強しているか話しているのを横で聞いて、心底驚きました。

それでも真面目に授業を聞いていたおかげで、授業中の記憶だけで中学のテストはなんとか乗り切っていたのですが、成績は特別に良いわけではなく普通でした。

テスト前に勉強すると、すごく簡単に問題が解けるというのを初めて知ったのは高校に入ってからのことです。

勉強するようになったきっかけは、担任がものすごく怖い英語教師だったから。
毎朝行われる英単語のテストでは、満点以外は許されなかったため、常に出る単を持ち歩いて勉強しているうちに、いつの間にか英語が得意教科になっていました。

暗記をするとテストが解けるという仕組みに初めて気がついた私は、漢文、古典、世界史も攻略しました。現国はもともと得意だったので特に勉強はしませんでした。

高校受験の段階で、行きたい大学の学部学科まで決まっていたため、志望校にいかに楽をして入学するかだけを考えて過ごした高校時代。

高校はギリギリ受かるところを無理して受験するのではなく、確実にトップクラスになれるところの方が良いという担任のすすめもあり、中堅の学校を選びました。

高2からは私立文系に特化した科目を選び、数学は完全に捨て、推薦しか狙いませんでした。

英国社だけ勉強すれば良いのですが、他の授業もサボらず出席し、ほどほどの成績はキープするようにしていました。

また、部活は中学時代のソフトボール部でこりごりだったので、写真部という名の帰宅部に入り、内申点を稼ぐ目的で部長になりました。全員が幽霊部員なので、部活動としての写真は一度しか撮らず、コンテスト的なものに一度だけ出品したような気がします。

順調に学校推薦を勝ち取り、入試前説明会のために志望校へ出向くと、そこで分厚い過去問を渡されました。
せっかくもらったので、入試前に全て解ける状態にしてから受験したところ、過去問と一言一句違わぬ入試問題だったので、本気で驚きました。

満点しか取れないほどマジで同じ問題だったのです。過去問じゃなくて解答集だったのかと思いました。
これ全員受かるんじゃないか?と疑問を持っていたら、同じ高校から受験した中で合格したのは私だけだったので、腐っても写真部の部長をやっていた成果かもしれません。

早めに大学が決まったおかげで、大学入学までの間、暇な時間に親の会社の仕事を手伝ってお小遣いを稼ぎ、ライブに行ったり、同じように推薦組の友達と遊んだりして気楽に過ごすことが出来ました。

今と昔では受験の有り様も変わっているかもしれませんが、勉強が好きで得意な人はガンガンやればいいと思うし、あんまりハードな勉強が得意でない人は、私のように抜け道というか楽なルートを探すというのも手かなと思います。

自分があまり苦にならずにやれることを、一生懸命やるぐらいなら、たいていの人はなんとかなる気がします。

というわけで、今日はこの辺で。
また明日。








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