愛が、わからない訳じゃないけれど。
幼少期、両親から愛されたとも、愛されなかったとも思わない。
母は露骨に愛情表現をするタイプの人ではなく(ただ、私が落ち込んでいる時は必ず気付き、美味しいご飯をつくってくれるような男らしさがあった)父は容姿の美しい人で、それ故なのかどこか心ここにあらず、自分の人生を生きていないような(他力で人生が回っていくような)感じを受けた。
生まれながらのスターというのがいる。
自分の気持ちに正直で、自分の欲しいものがいつもわかっていて、自分が愛されることを当然の事として認めている。