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愛が、わからない訳じゃないけれど。

幼少期、両親から愛されたとも、愛されなかったとも思わない。

母は露骨に愛情表現をするタイプの人ではなく(ただ、私が落ち込んでいる時は必ず気付き、美味しいご飯をつくってくれるような男らしさがあった)父は容姿の美しい人で、それ故なのかどこか心ここにあらず、自分の人生を生きていないような(他力で人生が回っていくような)感じを受けた。


生まれながらのスターというのがいる。
自分の気持ちに正直で、自分の欲しいものがいつもわかっていて、自分が愛されることを当然の事として認めている。
そこにいやらしさはまったく無くて、ただ、それを当然として生きている。


そして、そういう人は
もれなく人生が上手くまわっている。


この違いってなんだろう。
育ち方?育て方?生まれる順番?

そりゃ、わたしだって自分を大切に生きていたい。思うことを表現して、天真爛漫な魅力で人を惹きつけたい。

見返りを求めずに生きたい。

あの人に、〇〇をしてもらったから
そろそろ、お返ししよう。

あの人は私にいくら程度使ったろうから
そろそろ、食事を奢ろう

そうやって、なにを、いくらでと言うのを全て計算した上でそれに見合うものを、頃合いをみて返す。
それ以上のものは返さない。
律儀にもらった分だけしか返さない。


きっと、こんなのは愛と違う。


見返りを求めずいることが、よもや裏切られても、損をしてもいい、自分の好きな人が喜んでくれるならそれでいい。


そんなことを心から思える人は
きっと愛がなにか知ってるんだと思う。


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