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2023バヅクリ開発振り返り..

(※本記事は2024年始に公開予定でしたがバタついて今となってしまいました😓😭)

もう三が日も終わろうしていますが、振り返れてなかった2023を振り返ります。

年末年始は、怒涛のサーバ移行がありましたて..今の今までゆっくりできできてないというのが正直なところ。

しかも、今回は事業譲渡に伴い、AWSアカウント移管もあり、年末必達、かつ、ドメイン移管もあり、という、なかなか(心理的にも)ハードな対応があったため、今やっと一段落してるところです。

..というわけで、まだ、私も現場で開発もinfra対応も携わっている、バヅクリCTOでございます。
※怒涛の当社の2023の歩みは👇にて。



さて、話を戻しまして..
「CTO」として振り返ります。 


一言で言うなら、


少しだけ成長できたかな、

と思えた1年でした。

何故か?..

できたこと

当社の注力新規事業のエンゲージメントサーベイのプロダクト開発を計画的に進め、一定の品質のモノにまで誕生〜昇華できたこと。

主な要因としては、以下の2点が大きかったかなと。

  1. 採用の余裕もない中でしたが何よりもメンバーに恵まれたこと。

  2.  計画を立て見せつづけたこと。


メンバーと言っても、エンジニアは私入れても3名のみ。
扱っているサービスは、リポジトリ数で言えば5つ以上。
まぁ、余裕があるわけもなし😂

そんな中、元々、それまで業務委託だったエンジニアを社員として獲得できたこと。


彼の力なくして、ここまでのサーベイプロダクトにはできていなかったです。

スピードはもちろん、サーバサイドからクライアントサイドまでのスキル、知見。圧倒的な開発経験に基づいた安定感。
データ設計からUX設計まで、フルでカバーしてくれる彼。

コミュニケーションにおいても、5歩以上先まで先読みして会話してくれるので、スピードも速い。逆にこちらが迷惑かけてないか心配なくらい。

一方で、エンジニア特有のコミュ障的な面もなく、わからない人には、優しく指南もしてくれる、めずらしいタイプの彼。

唯一欠点あげるとしたら、料理が全くできないくらいw


彼の技術力に、救われたシーンは数しれないほどです。


一方で、


一昨年、joinしてくれた新米のエンジニア。
なんとキャリアチェンジしたばかりの新米フロントエンドエンジニアの彼女。


思い返せば一昨年の10月から構想が始まっていたエンゲージメントサーベイ。


その時からすでに彼女は、こちら予想を上回る技術力で、気づけば即戦力となっていました。


会社に入る前から自身で、かなり勉強していたのはもちろん、入社後も、先の彼や私のレビューで受けた点や疑問点などあれば、積極的に質問するスタンスもあり、彼女自身の力でものすごい勢いで成長している、非常に頼もしいフロントエンドエンジニアです。

一方で、

この二人と対峙する中で、気をつけていたのは、

何よりも成果にこだわること。

つまり、
サーベイプロダクトの完成〜市場投入〜PMFまで。


大前提「スピード」が要となります。
この点は、先に述べた通り、彼がとにかく牽引してくれました。
また、ここについてくる形で新米エンジニアの彼女にも、活躍してもらう環境を用意する必要がありました。この点は、彼女自身のキャッチアップする力と彼の絶大なるフォローもあり、チームとして、ワークできていたかなと思います。

「速く、いいモノを、市場に当てつづける」


これをするためのピースは、少ないながら、優秀なメンバーのおかげで揃いました。

ここで、改めて、定義すると成果を上げるためには、手段としてプロダクト開発の効率さを求めるだけでは足りないということ。


ここで必要なのが「的確さ」だと思います。

これが私が去年もっとも大事にしていた点です。


言い換えるなら、
「今どこに向かうべきか」
この照準とでも言えばいいでしょうか。

  • 会社目線

  • 事業目線

  • 顧客目線

  • 開発目線

これらの観点から、今、どこに注力すべきか。

限られたメンバーで、
「的確に」
開発をしていくこと。

この的確さを以て、本当の意味での
「最速」になるのかなと。

言葉にするのは簡単ですが、これがまた、難しいです。

  • 会社目線なら、MVVとの整合性≒プロダクトを通して解決したいこと

  • 事業目線なら、新規事業である以上まずは利益、実績..

  • 開発目線に立てば、工数やUI, UX、開発効率..

  • 顧客目線なら、そもそも目的は何なのか..


この目線(視座)の移動しつつ、
「今のベストは何なのか」という判断をし続けること。


わからないから、計画する。
汚くてもいいから、ロードマップを引く。
そうすると、あーでもないこーでもない、となんども修正することになります。

そうしてできた、計画をメンバーに、共有する。なぜそうしたのか?判断の背景も含め。
この点は、まだメンバーが少ないのもあり、やりやすかった点でも在りました。

リモートベースの働き方でも、出社する際は、こういったコミュニケーションを中心にし、お互いの意思疎通を図るといったことを気づけば意識してやっていました。

自ずと出社日は、事業判断の変更などの共有したり、設計や要件変更のための議論したりと、コミュニケーション量多くなっていました。


反面、リモワでは、コミュニケーション量は、必要最低限にし、互いに開発に集中する、ということが、いつの間にか開発プロセスとして根付いていました。

結果的に、わずか1年で、プロダクト自体は他社製品に劣らないところまで機能強化できたこと。さらに、実際、営業する中で、最初は見向きもされなかったものが、今では最終コンペに残るところまで昇華させられたのは、1つの成果かなと。

ただ、

強いてできなかった点を挙げれば、
超早期でのPMF。

PMFするにも1年かかるなど、..諸説ありますが、ここを半年、いや3ヶ月でできたら、もっと景色は違ったのかな、と思います。
もちろん、自部署だけの力では難しい面もありますが、だからこそ、組織としての選択と集中が鍵を握るのかなと。

そのための、基本方針、および、行動に移せる戦略。全てはこれに尽きるのかなと。
手探りな状況は続くものの、全く基本方針すら見えてないわけでもない現在。
だからこそ、開発スピードを落とさず、検証を重ねながら解像度を上げていくのが2024かと。

2024年はもっと解像度を上げて、寸分の狂いのない的確な計画に基づいて、プロダクト開発を通して、PMF達成および、プロダクトとしても1→10にまで成長させていきたいと思います。

そのためには、教育、開発体制など..week pointがないか、徹底した数値化で判断すること。あらゆる手段を講じて対応していきます。
プロダクト自体もまだまだ拡張したいことが山ほどあります。(ここで話すと書ききれないので割愛しますがw)


ただ、闇雲にやるでなく戦略ありきで、成果を検証しながら、2024は的確に≒最速で技術を、もって事業成長させていきたいと、思います。


※末筆にはなりますが、この2023振り返りで最も言いたかったのは、下記がすべてです。



2023年、本当にメンバーに支えられました。本来、私が支えるべきなのに、気づけば、尋常でないほど支えられてました。感謝しかありません。厳しいことばかり言うときも多いですがそれでも、答えてくれているメンバーには、心から感謝です。
2023ありがとうございました🙇


この恩は、事業の成功を以て、一刻も速く返して行きます。2024含め今後ともよろしくお願いします!!

2024、まだまだワクワクする開発が控えているので、ぜひともよろしくお願いしますっ😎🌛

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