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Before/Afterを考えると文章は書きやすくなる【ライター中村洋太さんの教え】

去年の12月からライター中村洋太さんのコンサル生として、ライティングについてや、ライターとしてのマインドを学ばせていただいています。

同じコンサル生の池田あゆ里さんが、中村洋太さんから学んだことをまとめていらして。それをわたしは、舐めまわすように見ているのです。

わたしも毎回、「な~る~ほ~ど~」なアドバイスをいただきます。

そこで、過去のわたしだったら舐めまわして見たいであろう「コンサルで学んだこと」「なるほどと思ったこと」を記事にアウトプットしていこうと思います。

わたしと同じようにライティングを学んでいる方とシェアできるとうれしいです。(中村さんには了解を得ております。ふふ。)

記事が書けないときはBefore/Afterを考える

「このネタで大丈夫かな」と迷ったとき。

以前の自分はこう思っていた(Before)けど、○○を経験したことによってこう感じた、または変わった(After)が書けるかどうか…。

わたしは、少し前noteを習慣にしようと毎日更新を試みたのですが、書きたいことはたくさんあるのにどうやって記事にしようか悩みすぎて、更新が止まりました。

そこでアドバイスをいただいたのが、Before/Afterを考えること。

記事を書く基準は、経験によって学びや発見があったとき。

「なるほど」でした。

Before/Afterを考えて、文章を作る

分かりやすいように例文を作ってみたいと思います。

「赤ずきんちゃんを読んで」という記事を書きたいとして、

今日、「赤ずきんちゃん」を読んだ。
「赤ずきんちゃん」は、おばあさんのお見舞いに行った赤ずきんちゃんが、オオカミに食べられてしまう物語。おばあさんも食べられ、かわいそうすぎて、心が張り裂けそう…。でも、猟師のおじさんが助けてくれたからよかった。無事オオカミも退治して、めでたしめでたし。

「はい。そうですか、知ってます」ですね。これだとただの感想日記です。誰でも書ける。

これを赤ずきんちゃんを読んで自分の気持ちがどう変わったか、Before/Afterを考えて書いてみます。

「赤ずきんちゃん」を大人になって読み返してみた。
子どもの頃は、おばあさんに化けたオオカミが赤ずきんちゃんを食べ、猟師のおじさんに助けてもらい、オオカミをやっつける爽快感のある物語だと思っていた。
大人になったわたしは、寝ているオオカミのお腹を切って石をつめる行為に、なぜオオカミは寝たままでいられたのだろうか、普通は痛くて飛び上がるだろうに、とファンタジーの世界に生きることができなくなったと気づいた。

例文が謎で申し訳ないのですが、こんな感じ。

自分が赤ずきんちゃんを読んで、どう感じたかを書きました。

これは自分が思ったことなので、自分にしか書けない内容です。

Before/Afterを意識するとオンリーワン記事ができる

「Before/After」を考えるだけで、オンリーワン記事って思ったより簡単にできると感じました。

そこから「経験」を通して、何がどのように変わったのかを考えて書くようにしています。

その基準で考えると、ネタ出しも楽になりました。

「自分の心が動いていない経験を書いても、人の心は動かせない」

我が名言みたいに書きましたが、中村洋太さんの名言です。

経験から学んだこと・発見したことを、等身大の感情や感覚・情景描写で表現していく。

人の心を動かす文章を目指して。

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