見出し画像

【ポケカ】さようなら、ウルトラネクロズマ 愛を込めて【しまめぐりウルネク】

ドーモ、皆さん お久しぶりです

仕事やら何やらプライベートでドタバタしてたら,SMbのスタン落ちの話が出てきちゃって,一年間のあまりの短さにびっくりしちゃいます。


さて、今回は2020/11/7(土)に三原市にありますゲームアーク三原店で開催されたシティリーグの備忘録となります。

普段ならこういった記事は公開しないようにしているのですが、前述のとおり、SMbが残り2月程でスタン落ちしてしまうということもあり、ポケカをはじめてから2年以上,馴染み深かったウルトラネクロズマへのお別れの意味をこめて書いていこうと思います。

1.使用デッキ

画像1

【デッキコード】xxx8Ga-q6zzAC-cJ8cYc

使用したのは『しまめぐりウルネク』です。

このデッキの特徴としては

❶ビーストリングやビーストブリンガーのウルトラビースト専用グッズを使用した破壊力
❷しまめぐりのあかしを活用することによるサイドレースの優位性
❸超ミュウミュウのような多彩なフィニッシュプラン

の3つが挙げられます。


2.デッキの選択理由

CL横浜以降の環境はまさにカオスといったところで、teir2以下の勢力図を正確に捉えることは殆ど不可能でした。

その一方で、teir1は確固として揺るがず、どのプレイヤーも、三大勢力である『ムゲンダイナ』『小ズガドーン』『三神ザシアン』だけは意識して臨んでいたのだと思います。

また、広島には、CL横浜で素晴らしい成績を残したセキタンザン使いがおり、セキタンザンを使いこなすノウハウが身近にあるため、ピカゼクやクワガノンVなど雷デッキは少数派となるのでは?と予想しました。


以上の予想から、

・ムゲンダイナ
・小ズガドーン
・三神ザシアン
・セキタンザン

の4テーマのデッキを仮想敵とし、これらに不利を取らないようにするため、❶VMAXをワンパンできる爆発力、❷三神や非エクを相手にしてもサイドレースが苦しくない の2点をデッキを選択する上での重要項目としました。


こういった経緯で選んだのが今回の『しまめぐりウルネク』です。
ちなみに次点ではズガドーンアーゴヨンでした。


3.ピックアップカード

ウルネクというテーマ自体は非常に長い歴史を持つもので,本デッキも,汎用グッズやエネルギー枚数など,これまでの有志の研究を下敷きにしたものになっております。

ですので,本項では本デッキで特筆すべきカードを数種類のみピックアップさせていただければと思います。

①ミュウミュウ・アーゴヨンGX・コバルオンGX

画像3

画像4

画像5

ビーストリングの爆発力による中盤の破壊力は凄まじかったものの,フィニッシュに課題があり,勝ちきれないことがあったウルネクにフィニッシュパターンの多様性をもたらすために採用しました。

サイドが残り2・3枚になった状況で,ミュウミュウを経由しためつぼうのひかりGXやベノムシュートによるベンチ狙撃,てつのおきてGXで準備期間を確保してからの大火力など,状況に応じた締め方を選択できます。

②オドリドリGX

画像6

カラマネロがベンチを埋めてしまう関係から,デデンネ・クロバットやワタシラガを多用しづらく,縦引きが弱い課題を解消するために採用しました。

サイドを1枚しかとられないアタッカーで攻め立てるコンセプトにもベストマッチです。

③トレーニングコート

画像7

このカードの役割は「基本鋼エネルギーの回収」と「ゲーム後半の手貼り権の確保」です。

一般的なウルネクと比べて,1~2体多くウルネクを起動させる必要があること。
また,中盤にビーストリング⇒フォトンゲイザーの流れでエネルギーのほとんどをトラッシュに送り,山札や手札からエネルギーがなくなってしまうため,ゲーム後半の手貼り権がもったいない状況を改善したいといったニーズを解消するために1枚の採用です。

とはいえ,ふつうのつりざおも採用しているため,2枚は過剰でした。


4.当日の対戦記録

最終成績:2-3(29位/55人中)

マッチアップ
・6-3 ○ チルタリス
・6-4 ○ 超MM
・3-6 × 小ズガ
・4-6 × 三神ザシアン
・4-6 × 三神ザシアン

一回戦 vsチルタリス 先攻(ジャンケン勝ち)

画像8

画像9

スタートポケモン
・自分:ギラティナ
・相手:ファイアローV ※ベンチにチルット


非常に有利なマッチアップ

初手にポケモンに繋がるグッズがなく,場合によっては溶接工+手貼りでギラティナが倒され,種切れで負けてしまう可能性がある状況。
引いたカードがメタモン◇であったため,九死に一生を得る。

相手はファストフライトなどで準備を図るものの,いかんせん苦しい立ち上がりのようで,溶接工によるアタッカー育成も進まず,2手ほど余裕をもってこちらの盤面が完成しました。

ファイアローV⇒バイウールーV⇒チルタリス⇒バイウールーVの順でサイドを取っていき,そのまま勝利!

ただ,最後の締めのタイミングで,バイウールの技を「相手のサイド枚数」依存だと勘違いしてしまい,ミュウミュウで攻撃してしまったため,危うくリベンジバーストの270ダメージで逆襲されてしまうところでした。猛省


二回戦 vsクワガノン入り超MM? 先攻(ジャンケン負け)

画像10

画像11

スタートポケモン
・自分:マーイーカ
・相手:ウルネク


不利マッチ
最も精神力を削られた相手でした。

相手の手札引き直し時に,ユニットエネルギー雷超鋼と超エネルギーが見えたので,クワガノンが入った超ミュウミュウだと予想。
ホラーハウスGX⇒パラライズボルトの地獄絵図が想像され,頭を抱える。

前のマーイーカは生き残れないと思ったので,グッズロックを警戒しマーイーカとカラマネロをサーチ。
案の定,ホラーハウスGXからのポルターガイストでマーイーカがきぜつしてしまうが,慌てずギラティナを盾にしながらカラマネロの準備を進める。

こちらのウルネクを見た相手がアタッカーをゲンミミからオロヨノにスイッチし,ハンド干渉しつつの猛攻。状況は依然として不利。
手札に抱えていたマリィとメイをいっぺんに引っこ抜かれたときは,さすがに泣き出しそうでしたw

しまめぐりのあかしを絡めつつ丁寧にゲームを進めていき,サイド3-2の状況。
ミュウミュウでトラッシュにあるコバルオンGXのてつのおきてGXをコールして1ターン稼ぎ,翌ターンにデデンネGXで山札を全て引いて,ポケモンいれかえ⇒サイコリチャージ⇒ボスの指令でゲンミミを引きずり出してフォトンゲイザー340ダメージで勝利!

間違いなく今日のベストバウトでした。


三回戦 vs小ズガ 後攻(ジャンケン負け)

画像12

画像13

スタートポケモン
・自分:コバルオンGX
・相手:小ズガ


ついに来ましたteir1
イメージどおりに戦えば大丈夫なはず!!


ところが、先程の対戦の興奮が尾を引いてるのか、序盤からミスを重ねてしまいます。


相手は1ターン目から炎エネルギーをコストに怒涛の勢いでデッキを回しており、流行りのFTBよりの小ズガではなく、エネルギー回収が入った従来のタイプだと想定。


ひとまず盤面の準備を図ろうと画策するも、マーイーカを1体並べることしかできず・・・

いきなりサイド2枚を許してしまうと追いつかない可能性があるので、コバルオンにしまめぐりを貼っててつのおきてGXで時間を稼ぎます。

そのまま2体目のマーイーカやギラティナなどを並べることができたので、コバルオンを盾に盤面完成を優先します。


今思えば,これがゲーム展開を決定づけたミスだったように思います。

返しの相手のターン

相手は冷静にズガドーンにビーストブリンガーを貼り、炎エネルギー1枚でサイド2枚の獲得に成功。
そのままゲーム展開を完全に掌握され、相手のウッウを止めきれず、最後はズガドーンGXのバーストGXで綺麗にゲームセット

素直に完敗でした


4回戦 vs三神ザシアン 先攻(ジャンケン勝ち)

画像14

画像15

スタートポケモン
・自分:メタモン◇
・相手:ザシアンV


いよいよ後がなくなってきた第4戦
相手は散々練習してきた三神ザシアンです、これは負けられない


序盤の立ち上がりは上々
相手はどういう狙いか、オルタージェネシスを使わないプランを選択したようで、ザシアンやフーパでの波状攻撃で果敢に攻め立てます。

ゲームは進んでいき、サイド4-2でこちらのターン
相手はフーパを前に,満載のベンチに臨戦態勢のザシアンが1体、残りはまだ動き出せない様子。

一方,僕には,超エネが3枚付いたしまめぐりウルネク,ミュウミュウ,カラマネロが2体。ベンチに余裕があり,しかも手札にはボスを抱えた状況。
まさしくここが関ケ原。残り時間はわずかですが,冷静で的確な判断が求められます。

ミュウミュウにサイコリチャージで超エネを2枚,鋼エネを手貼り。ボスでザシアンVを呼び出し,しまめぐりウルネクで撃破!
これで相手はスクラッパーとザシアンを起動するグッズを多数引いてこなければいけないはず!!!


結果として,勝利したのは相手の方でした。
見事に博士の研究で要求札を全て引き込まれ、裸になったウルネクが一刀両断!!

より要求値を上げるためにミュウミュウで倒すべきだったのでしょう。
盤面を正確に記憶できていないのですが,あれからもずっと後悔が頭の中をぐるぐると回っています。
もっと冷静にウルネク以外のプランを模索するべきでした。最も悔しい敗北です。


5回戦 vs三神ザシアン 先攻(ジャンケン勝ち)

※カード画像は省略

スタートポケモン
・自分:マーイーカ
・相手:三神


ここまでの戦績で決勝トーナメントは絶望的な状況
せめて目標の勝ち越しだけは達成したい!と臨んだ最終戦でした


お互いに苦しい立ち上がりの中,マリィが飛び交います。
相手もしっかりオルタージェネシスを撃ってきますが,準備期間をしっかりもらえたので,練習どおりに、返しのターンでビーストブリンガーを付けたウルネクで三神を撃破,サイド4枚を強奪!

相手は1ターン目に無理やり動き出すためにボスの指令を3枚トラッシュしていたのもあり、追い風気味に感じました。


しかし、こちらもサイド落ちの状況が宜しくなく,次のアタッカーが立てられず,残りサイドは2-3の状況で僕のターン。

手札にはグレートキャッチャー,まだ山にはボスが2枚あります。
前のターンに山札を見たときにアタッカーは残っていなかったのを確認していました。
グレートキャッチャーでベンチのデデンネを呼び出して,ギラティナのシャドーインパクトを放ちます。返しにギラティナはブレイブキャリバーできぜつ!いよいよ最終局面を迎えました。

トップドローは・・・ミステリートレジャー!まだわからない!!

そのままオドリドリGXをサーチしてきて,たむけのまいにて3枚引きます。ここにボスがあればデデンネを倒して勝てる!!


引いたのは,ポケモンいれかえ,ポケモンいれかえ,しまめぐりのあかし

・・・ダメでした 


こうして僕のシティリーグは終わり

改めてみると,デッキ自体は間違いなく強かったものの,プレイヤーの実力が低すぎて勝負所でミスが目立ちます。
悔しいけど,これが僕の現在地点です。もっと強くなってまたここに来たい。強く思いました。


5.没デッキ集(オマケ)

ここまでお読みいただき,ありがとうございました。
最後になりますが,ここまでお読みいただいたお礼として,本番デッキに至るまでに没になったデッキをオマケとして置いておきます。

もしかして,ここに眠るアイデアたちが,いつか貴方の閃きの一助になれば幸いです。

①ギラマネロヌケニンデッキ

画像2

VMAXみたいな大型ポケモンや高耐久な相手にはヌケニンで,それ以外はギラティナで複数回攻撃することで突破を目指すデッキ。

没デッキのなかでは一番可能性を感じたものの,ベンチワークの難易度が凄まじく,僕では使いこなせないと判断し没デッキとなりました。


②超バレット

画像18

超ミュウミュウのしなやかさとウルトラビーストの圧倒的暴力の両立をコンセプトに構築を進めたのがこちらです。

やはりというか、安定感に欠けてしまっているため不採用となりました。

しまめぐりウルネクを握った今ならもっと強くできるんじゃないかと思ったりもしてます。


③しまめぐりウルネク(プロト)

画像19

GXによるアグロ構築という特性を活かすため、GXが倒された場合に好きなカード2枚サーチできるペルシアンGXを採用し、途切れない波状攻撃を目指したのがこちらのプロトタイプです。

やはり確定サーチは破格に強く、ひとつのアーキタイプとしての可能性を感じつつも、煮詰める時間が足らず泣く泣く御蔵入りに、、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?