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”新人、苦戦している若手向け” 成果につながる行動の習慣化と自立支援「Daily 1on1面談」

 前職の人材会社時代。新卒もしくは中途で入社してしばらく経っても、なかなか成果をだせず苦しんでいるメンバーに対して、行動の習慣化と自立を目的に、2か月限定の1on1面談を実施していた。

 まず、今後本気で成長したいかどうかの意思を本人に確認、したいということであれば毎日朝と夕方に30分程度、1on1面談を実施するというもの。前向きな人間が集う会社だったので、基本的に誰もがやりたいと言う。
 
 実施するということになれば、2か月後のありたい姿、目指す状態(目標)とゴール設定、互いの覚悟醸成のために、3時間程、導入ミーティングを実施。互いに毎日1時間投資を行うわけだから、ただやるだけになっては意味がなく、明確な成果につなげたい。そこで、実施内容は日々確認しながら一緒に決めるものの『原則拒否権なし』、『行動したけど成果が出なかった、はOKだが、行動せずして成果が出なかったは認めない』という話をし、お互いに合意の上で、覚悟をもって実施。

 毎朝30分、2か月後の目標、ゴールをふまえた毎日のミッションや行動目標を設定、夕方に30分結果も含めて振り返りを実施。

 数年にわたり、5,6名に対して実施し、結果としては、全員が自立して求められる成果を出せるように。その中でも中途入社の若手1名は、未達成続きだったのが、その後12カ月連続達成を実現。もう1名も、成果を出し続け、全国の拠点から、この業界にこの人あり、と言われるまでに成長。

 この経験で、「パフォーマンスやモチベーションが低いメンバーも、正しい行動を知らない、継続できてない、PDCAがまわせていないだけ」という思いと「育成に必殺技や難しいことは必要ない。シンプルにやるべきことをやって、振り返り、次に生かすサイクルを継続する環境を提供するだけ」ということを実感。もちろん、それだけの時間を投資に使える風土や環境あってのことではあるが。

 具体的な実施方法を、動画にまとめてみたので、参考になれば幸いです。


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