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子どもの集中力をたかめるポイント

勉強やスポーツではかなり必要となってくる集中力。遊びや自分の好きなことであれば周りが聞こえないくらい集中して取り組むのですが、勉強などに関しては集中力が続かないとお子様にお思いの親御さんは多いかと思います。
そこで今回は集中力を高めるポイントなどを少しご紹介させていただきます。

子ども集中力はどのくらい持つ?

まず、子どもの集中力がどの程度持つのかを理解しておかなければなりません。集中力は年齢によって異なり、未就学児であれば10分程度、小学校低学年であれば15分程度、中学生なら30分程度となっています。ただし、個人差も大きいため、同じ年齢の子供でも異なる集中力を持つこと考えた方が良いでしょう。
そもそも子どもの集中力というのははじめからそこまで長くないというのを大前提に考えなければなりません。その大前提を踏まえた上で、集中力が続かないと感じた場合はどのような対処法があるのでしょうか。

集中力の続かない要因と対策

①睡眠時間

まず集中力の続かない要因として考えられることは、睡眠不足です。
睡眠時間は集中力の持続や子どもの成長にとってとても重要なもの。適切な睡眠を取ることは、体と脳の健康に多くの利点をもたらします。十分な睡眠を取ることで、脳のパフォーマンスが向上します。
大人でも睡眠不足だと集中力が続かないと思います。
十分な睡眠を取ることは、体と脳の調和を保ち、集中力を向上させるための基本です。睡眠不足にならないように生活リズムを整えてあげましょう。

②適切な食事

集中力を高めるために、食事は非常に重要です。正しい栄養を摂ることは、脳の機能、注意力、認知能力に大きな影響を与えるからです。集中力を要する活動を行う際には、脳への十分なエネルギー供給が必要で、食事を通じて適切なカロリーを摂ることで、脳に必要なエネルギーを供給し、集中力を高めることができます。

特に朝食は重要で、朝食を摂ることで朝からエネルギーを補充し、日中の集中力を保つことができます。近年朝食をとらない子どもが増えていますが、そのことも集中力の続かないことに影響を与えます。毎日3食バランスの良い食事をきちんととって栄養を摂取することが大切になります。

また、脱水も集中力を低下させることがあります。水分を適切に摂取し、脱水を防ぐことは大切です。

③インターネットやデジタルメディアの適正使用

次にスマホやテレビの見過ぎも集中力が続かないことに影響すると言われております。簡単に映像を見たりゲームができることで、ついついそちらに手を伸ばしてしまい勉強が手に付かないこともしばしばあるかと思います。きちんとお子様と使用時間などのルールを決めておくのが良いでしょう。

④空間づくり

そして集中力を高める効果的な方法としてリラックスできる空間を作ること。学習などを始める前はリラックスして、その後一気に集中するといった方法が効果的です。また部屋をキレイにしておくことやテレビをつけっぱなしにしない、騒音がないかなどを見直すことも集中力を高めることにつながります。

まとめ

子どもの集中力というのはその子の性格や外的環境、精神状態などによって様々です。そして集中力の持続時間も年齢別で違うといったことを踏まえて、メリハリのある生活習慣を心がけたり、リラックスできる空間や周りの環境を整えたりすることが必要になってきます。子供が自分のペースで成長し、集中力を向上させるのを助けることができる環境を提供することが大切です。
また「自分は集中力があるんだ」と思わせることもひとつの方法です。この子には集中力がないと諦めるのではなく、まずはそういったことを見直すことから始めましょう。


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