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【トビタテ留学JAPAN】応募書類(留学計画書)を親はどうサポート? 高1の子供と挑戦した後の反省と提案

割引あり

トビタテ!留学JAPANは、文部科学省と独立行政法人日本学生支援機構が主催する、日本の高校生・大学生を対象とした海外留学支援制度です。2014年にスタートし、世界で活躍できるグローバルな人材の育成を目標としています。

この応募には、個人でなく学校経由であることや、膨大な応募書類の問いの1つひとつにも、応募すること自体が価値ある体験になるように設計されていると感じ、子供も応募書類を出し切れた満足感でいっぱいです。

出願から提出まで子供に伴走しながら見えたトビタテ留学JAPANについて紹介し、親が子供をどうサポートできたのかについて反省と考えたことを書いていきます。

学校にお願いすることからどきどきしてできない! というタイプの子供なので、最初の一歩について子供がどう先生とコミュニケーションをとったのかも入れました。

気が引けてしまうけれど、まずは応募してみよう! と思っていただける方が少しでも増えたらうれしいです

日本一応募しやすい給付型高校生向け留学奨学金

トビタテ!留学JAPANは、その募集人数の多さ、貸与ではなく給付であるため返済の必要がないことなどから注目の留学奨学金

子供が応募した2024年の高校生向けの支援予定人数は合計600人!

  • マイ探求コース360人

  • 社会探求コース200人

  • スポーツ・芸術探究コース140人、合計600人

倍率はおよそ2.5倍~4倍。応募の学年や応募部門によって差があります。

募集人数の多さや、2.5倍という倍率からも日本一合格可能性が高い奨学金の1つです

最初の関門は、学校に出願を伝え先生に協力してもらうというもの。トビタテ!留学JAPANの出願は個人ではできずに所属する学校から行うためです。


【第1の関門】「学校への相談」から経験値爆上げの要素に

子供も「『出願どうしよう』って友達や後輩に相談されたら、迷わずすすめたい」と言っていて、出願する前に学校の先生に自分で相談するという最初の関門を1人で突破したことから自信になったと言っています。


子供が先生へ相談する経緯

まずは学校の先生に相談に行った過程について子供から聞いた内容を紹介!

トビタテ!留学JAPANの先生向けの応募要項をプリントアウトして、学校に持って行ったよ。学校に行く電車の中からいつ担任の先生に相談しようか、何て言おうかシミュレーションしていた」(高1)

「朝礼のときに言おうと思ったけれど言えなくて、お昼休みのお弁当の時間に友達に『ちょっと職員室に行ってくる』と言って、職員室に行って担任の先生に『トビタテ!留学JAPANに応募したいんです。学校からしか応募ができないのでお願いできませんか?』って言った」(高1)

「担任の先生は驚いたみたいだったけれど、『わかった。先生も相談してくるから教室に戻って』って言ってくれた」(高1)

「午後の授業の間の休みのときに『放課後に筆記用具を持って教頭先生のところに行ってください』って言われた」(高1)

「教頭先生と話したことがなかったから緊張したけれど放課後に先生のところに行くと『応募しましょう』『ただ、とても厳しい応募です。先輩たちも苦戦しながら挑戦されてました。家計基準外(家計基準外の応募の枠は小さいため先ほどの2.5倍~4倍の枠が25倍~40倍に)になるので応募しても落ちてしまう可能性が大きいけれど大丈夫?』『大丈夫だったら挑戦することにはとても意味があるから応援するよ、落ちてしまっても今回頑張って挑戦すれば、来年はゼロからの挑戦じゃなくて今年悩んだり考えたりしたところからの応募になるからどんどん次へつながるよね』って言ってもらった」(高1)

学校って応援してくれるところなんだって思った。頑張って応募書類書くぞ! という気持ちになった」(高1)

「留学計画書は14枚もあって大変だったけれど、教頭先生と明後日までに留学計画書を埋めてもっていくスケジュールを決めたからなんとかうめた」(高1)

【親のサポートとして悩んだところ】子供だけに学校に相談に行かせてよかったのか?

たしかにこの日帰宅したときは、やるぞという気持ちがフツフツと湧いているように見えました。親以外の人に応援してもらう経験は子供にとってとても大切なことなんだなと思いました。

親のほうでも、これは親から学校へ電話をしたり相談したりする内容なんだろうか? と、トビタテ!留学JAPANの募集要項を持っていつもより早く家を出る子供を送り出しながら迷いました。

ただ、以下の本を読んでも、これは子供が自分で行くことなんだろうなと判断して、子供だけが学校とやりとりをするのに任せました。このあたりは家庭の判断がわかれるところだろうと思います。


【第2の関門】「留学計画書が進まない」「私なんてたいしたことない」と悩むときには、トビタテの人目線になってみる!

やる気に満ちていてもいざ応募書類の留学計画書を前にすると手が止まってしまうことがよくありました。


子供が「ここが埋まらない」と持ってきた書類を一緒に見ながらふと、「トビタテ留学JAPANってわたし優秀だから行かせてください! 留学計画書で言ってほしいって思ってないかもしれないって募集要項のYoutube見ていておもったんだよね」といいました。

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