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ぼーっとしているお子さんの姿を許せますか?

「ぼーっとしているお子さんの姿を許せますか?」

「無駄」を省くと「チャンス」も失ってしまいます。
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一見無駄に感じられるような事が、後々「すばらしい成果」に、そして無駄と思われる時間で手にした「引き出し」や「チャンス」は多ければ多いほどプラスになります!

こんなことを以前お話ししたことがあります。
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学校に塾に習い事……。子供達は、大人に負けないくらい忙しい日々を送っていると思いませんか?
家でゆっくりと過ごす時間が限られていると思いませんか?

だからヘトヘトになった心と体を休める為には、家が彼らにとって安心してくつろげる場所でなければなりませんね。

でも家でくつろげない子供達が増えているこの現実、大人の考えをリセットして欲しいと思ってしまいます。
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家でぼーっとする時間を持つことが子供達の成長に欠かせない理由は、

①「暇だな〜」
「何して遊ぼうかな〜」
と彼らは初めて自発性を発揮するからです。
そして、
「じゃ、本を読もう〜」
「積み木をしよう〜」
などと考えますね。
何をしたら自分の気持ちが満たされるかを知るタイミングになるのです。そしてそれが「人生の羅針盤」になるのです。
その羅針盤を持たないまま成長すると、色々な場面で進むべき方向を自分で決められない人間になってしまいます。たとえ優れた能力があったとしても、その能力を使うこともできないまま消化不良をおこします。
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②脳は体重の2%ほどの大きさですが、体が消費する全エネルギーの20%を使うそうですよ。この脳の消費エネルギーの60~80%が、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路に使われています。「感情」や「運動」「記憶」などをつないで束ねる役割を果たしているそうです。

今までに蓄積した知識を前頭葉にたぐりよせる訓練になり、このDMNによって情報が整理されることで、新しい発想が生まれやすくなるそうです。子どもの発想力を伸ばすた為にも、ぼーっとする時間は重要、これがもう一つの理由です。
そう、「記憶の断片」をつなぎ合わせ、「ひらめき」を生み出しているわけです。
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とにかくぼーっとする時間を「待つこと」こそが大人の役目!
子供達の成長には時間がかかります、今の状態を許したら、ずっとそのままになるかも〜なんて心配する必要はなく、彼らのやる気の芽が出る時を待ちながら、ありのままの現状を受け入れてあげて欲しいです。
……とは言っても、待つことのシンドさはよくわかりますが!笑
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多忙感を感じる子供達、習い事や塾、学童保育のスケジュールをお子さんと話し合いながら見直してみましょう。
せめて休日には目一杯ぼーっとする時間が持てるように!

家でくつろぐことは、たくましく生き抜いていくための決断力や自立性にも影響することを忘れずに!
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さて、もうすぐ夏休み、今から計画を立てているお母さん方へ一言!
お腹いっぱいになると○○を食べたい〜という気持ちがなくなります。これと同じ、スケジュールを入れ過ぎることで自発的欲求を抱く余裕がなくなります。「○○をやりたい〜」とか「○○に行きたい〜」とか、自らの発信ができることはとても大切です。母が頑張り過ぎて、そんな気持ちを奪わないようにね。
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子供達がボーッとしている姿を見ると、なんとなく何かさせなくちゃ〜、何処かに行かなくちゃ〜などと焦ってしまいます!でもこの時間は想像力を発揮し、自分の遊びを生み出す時間なんです。大人が余暇時間を有意義にする必要はないですよ。
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子供がぼーっとぼんやりしている時間を許せないのは駄目!そう思います。
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とくに長いお休みの時は余計に感じてしまうかもしれませんが気を付けてみて下さいね!
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