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さくら咲く。この道、この場所で

桜の咲く時期になると
地元のさくら通りの桜を観たくなる。
今日は週間予報を覆す晴天
地元へ足を運んだ。

ノスタルジー


さくら通りは3kmの桜並木
生まれ育った場所でもある。
実家から徒歩30秒でこの桜通りへ出れて、
小さいころ親と手をつないで
よくこの桜通りを歩いていた。

通った幼稚園も桜通りのすぐ横。
友達の家や駅に向かうのも
この道この場所で桜とともに育った。
思い出深い場所。

私の中で一番綺麗な桜


日本全国桜の名所があり、
人それぞれ
一番綺麗な桜や思い出がある。

このさくら通りも毎年桜が綺麗だけど、
一番綺麗な桜を観たのは、
23年前大学の入学式の後
駅から家まで歩いた夜桜のさくら通り。

この時は、一番華やかに花をつける樹齢。
桜の青春だったのだろう。

そして満開。

風もなく穏やかで、
不思議と人も歩いていなく、
車のとおりもない。

新たな始まりと希望に胸を膨らませつつ、
道路を覆い尽くす桜のトンネルを、
1人で満喫した最高の夜だった。
今もよく思い出す。
後にも先にも、あれを越えるものは
ないだろう。

今を大切に

両親も私(子供)と過ごした思い出があり、
私自身も親になり、子供との思い出がある。

きっといつか写真を見返したとき、
幼い我が子と過ごした日々が
貴重であったか、思い出すのだろう。

あと何回、両親と春を過ごせる?
あと何回、子供たちと春を過ごせる?
一緒に桜を見られるのは何回だろうか?

いつか親は居なくなる。
子供達も手を離れる。

ここに来るたびに思う。
今を大切に





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