見出し画像

No.14 Cha-Cha-Chaのベース発展編その2

前回の記事では、同じリズムフィギアを分割する形で音数を増やすアプローチしてきました。
今回はシンコペイトさせていくリズミカルなアプローチを紹介していきます。
これを分割したり、音を繋げたりで変化させていきます。

Cha-cha-cháのリズミカルな発展形実例

まず前回の基本パターン

Ex.1

画像2

これに変化を付けていきます。

Ex.2

画像3

Ex.1の3拍目と4拍目をシンコペーションさせます。

Ex.3

画像4

Ex.2の1拍目からの付点4分音符を分割しています。

Ex.4

画像5

Ex.3の1拍目を更に分割しています。

Ex.5

画像6

今度は音を繋げます。
Ex.4の1拍目の8分裏と2拍目の頭の8分頭を繋げました。

Ex.6

画像7

Ex.5の2拍目の裏からの4分音符を分割しました。

Ex.7

画像8

そしてEx.6の4拍目を繋げました。
結果的に8分音符でシンコペーションしていたものが、
4分音符のシンコペーションとなっています。


前回同様にバリエーションを作っていきました。
これらや前回のベースライン基礎編でのベースラインを1小節ずつ組み合わせた2小節パターンにして順列組み合わせ的な感じで色々入れ替えてベースラインのアプローチを考えてみましょう


という感じで、
「Cha-cha-chá(チャチャチャ)のベースの発展形その2」
ということで、ベースラインを紹介してきました。
この他にも色々なアプローチの仕方があると思いますので、
様々な音源などを聴いて参考にしていって下さい!




お気に召して頂けましたら投げ銭などはいかがでしょうか? ラテン研究及びスパイスカレーの研究の為に使わせていただきます。