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【ダウン症】歩き始めたら子の世界が溢れ出た 2024.7.2

りーちゃんは、もうすぐ3歳5ヶ月になります。
3歳になるころから歩きはじめ、少しずつ歩く距離を伸ばし、まだ歩いて散歩にいくほどではありませんが、狭い範囲ではトコトコと歩いて過ごせるようになりました。

歩き始めたら、やりたいことを主張しはじめて驚かされました。

1 手洗い、うがい

洗面台まで歩いていって、洗面台の前にある台に立ち、ハンドソープをプッシュして手を洗い、蛇口を捻って水を出そうとします。そして、置いてある姉弟のコップを使ってうがいをしようとします。

2 トイレにいく

トイレのドアを開けて、便器によじ登ろうとします。

3 歯ブラシを戻しにいき、うがいをする

リビングで横にならせて親が歯磨きをします。終わったら親から歯ブラシを奪い取って、トコトコと洗面台まで歩いていき、歯ブラシを洗面台に置き、コップでうがいをしようとします。

4 食器を台所に持っていく

食事を食べ終わって空になった食器を見せると、それを奪いとって台所の方に持っていこうとします。台所には入ってほしくないので、台所の手前で受け取ろうとするも、自分で流しの中に食器を置きたいと断固拒否、しっかりと流しに置いて(投げ入れて)きます。


これらのことは、全く教えていません(手洗いは連れて行ってしてた)。

真似が得意なことは知っていたけど、突然やりはじめたので本当に驚きました。教えてないけど、普段から見ていて「やりたい、やりたい」と思っていたんでしょうね。歩く力がついたら、その思いが溢れ出たようです。

りーちゃんの場合は、知性も身体の発達も健常児より遅れていますが、身体の発達のほうがより遅い感じがします。なので、身体の発達が進んだときには溜まっていた知識がドバっと表に出てきた、という感じなのかなと思います。

上の姉、兄を育てていたときにはない驚きでした。
上の子たちは、ちょっとずつスムーズに出来ないことが出来るようになっている感じで、振り返るとものすごく成長しているけれど、日々の成長には気づきにくいように思います。

違いはあれど、どの子も成長しています。

きっと、子どもたちには、やりたいけどまだ表に出せてないことがいっぱいあるんだと思います。この子たちの中にどんな世界が広がっているのか、その世界を少しずつ見られるようになるのが楽しみです。変化を見逃さないように、どの子ともしっかり向き合いたいです。

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