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あなたの職場は「精神と時の部屋」になってませんか?

こんにちは。木戸(https://twitter.com/hello_kidotti)と申します。
みなさんは「精神と時の部屋」と知っていますか?

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漫画「ドラゴンボール」に登場する特殊な部屋で、この部屋の中では現実世界の1日で1年分の時が流れるようです。
さらに、空気は4分の1の薄さで、気温は50度から-40度まで変化し、重力はなんと地球の10倍。つまり、短期間で過酷なトレーニングができるため、悟空をはじめ数々の戦士たちが修行に用いています。

以上、簡単な「精神と時の部屋」の説明でした。
(以下、括弧内でドラゴンボール用語の説明をしていきますね。)

ここでタイトルに戻ると、
あなたの職場は「精神と時の部屋」になっていませんか?
と尋ねてみたいと思います。

1.職場における「精神と時の部屋」ってどんな状態?

ここで職場での「精神と時の部屋」な状態を少し考えてみましょう。

僕は、『短い時間でとにかく成果を求める状態』だと思っています。

作中では、セルゲームまであと10日と迫ってきている中、ピッコロ→ベジータ→トランクスと順番に精神と時の部屋へ入って修行をしています。
(セルは、めちゃんこ強い怪物です。主人公たちもかなり強いのですが、それでも倒せない強さで、10日後に全人類とセルでの戦いをしようと提案してきました。その大会がセルゲームです。)

あと10日までで、セル以上の強さが必要という短い納期で最大限のクオリティーを求められる、むちゃぶりなお仕事と考えられるのではないでしょうか。

まとめると、以下のような状況が当てはまるのではないかと勝手に定義してみました。

『その環境に長時間居続けること自体が健康を害する(気がする)』

実際の「精神と時の部屋」の説明でもあるように、空気の薄さや重力、気温もとても健康に暮らしていける状態ではないですよね。

実際に主人公である悟空もこう言ってます。
「あそこの中は、そうとうカラダにきつい。なにもしてなくてもだ。じゅうぶんにやすめてやったほうがいい。」

ベジータやピッコロたちは感覚が麻痺しているのかもしれませんが、精神と時の部屋に居続けることは、カラダに良くないようです。よくよく考えればあたりまえですね…。

2.「3日休んで3日特訓、そして3日休む」働き方

そしてドラゴンボールの物語では、セルゲームまでの10日間の時間の使い方が主人公とベジータたち(仲間でありライバル的な存在)では、全くことなります。

まずは、ベジータ。
・10日間ずっと修行
・途中で、精神と時の部屋に入る(一人の人生で3日までしか入れない)

次は、悟空と悟飯。
・3日休んで3日特訓、そして3日休む
・休んでいるときも超サイヤ人でいる(戦闘中の興奮状態を抑えるため)
・約束していた釣りに親子で行く
・母親の提案で、息子の誕生日会を開く

ほかにも、地球の人間を助けるための行動をいくつかとっています。
・ナメック星という遠い星へ避難させる
・新しい神様を連れてきて、もし死んでしまっても生き返らせれるように準備する

『とにかく強さ(成果)を追い求めるベジータ』

『地球と家族と自分のカラダのことを考える悟空』


どこか対象的な二人ですが、これは今の生き方にも通ずるところが多いのではないかと思わせてくれますね。

3.あなたの生き方は、ベジータか?それとも悟空化か?

僕の場合は、20代はベジータ的な生き方をしていたように思います。

職場から徒歩5分圏内で一人暮らしをし、
時間を気にせず働き、
仕事ではスピード(速さ)とクオリティー(質)を追い求め、
そして成長してきました。

そして今、30代では悟空的ライフへとシフトしようと思っているのかもしれません。

自分のカラダの健康を大事にし、(長く健康で生きるために)
家族との時間を大切にし、(結婚とか、家族とか)
そして世界や地球全体のために働き生きる。


これは決して、ベジータ的ライフを否定するもではありません。
僕も20代の人生があったからこそ、今があるのだと思っています。

それに悟空も、悟飯(息子)がセル(敵)より強いということに気づいていたからこそできたのだと思います。
もし、誰もセルに勝てない状況であれば、一時的に無理をしてでも修行していた可能性もありますもんね。


終盤はタイトルから少し反れていきましたが、改めて最後の問いかけを。

あなたの職場は、「精神と時の部屋」ではありませんか?

そして、あなたはベジータ的ライフを生きますか?

それとも、悟空的ライフを生きますか?



noteを書いた人:木戸(きどっち)
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