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天国と地獄は続く2 なか卯


天国と地獄それは日々

深夜3時
なか卯
何をしてるんだろうと思いながら、注文した
サーモン丼とうどんを待っている。

この時間に食べるものはなぜ全て罪悪感を僕に与えてくる。日中生活する生物はこの時間に食べ物を食べないから、遺伝子レベルの罪悪感なのか、ただ不健康なことをしていると実感しているから感じる罪悪感なのか。

チェーン店のご飯は美味しい!と食べるものではないと思う。
どちらかと言えばガソリンを補給する車みたいな感じだ。
空になった胃に食べ物を詰め乾いた体に栄養を届ける。

ファストフードは全部そうだと思っていた。
だが不思議だ、今日食べたご飯はうまい。

応募していた仕事が採用になったからだろうか。

昼に書類を読み採用とわかった時
いろんな人に報告をした時
正直実感は湧かなかった
あー俺仕事するんだなくらいに思っていた。

ただ今、小うどんを三口で食べた時実感した。
俺は仕事をするんだと。
誰のためじゃない俺がしたいと思う仕事が始まるんだと

労働は人よっては地獄だし
人によっては天国だ

おれはどう感じるだろう

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