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うちの不登校ボーイ ♯7 先生と面談するにあたって用意したアジェンダ

■【子供の名前】への対応について

1.【子供の名前】の状況
→毎朝、校門まで行っていますが、学校の中に足を踏み入れません。
→家に帰ってからは、ひらがなや算数の勉強。Scratchでプログラムをさわっています。
→夜は遅くても21時に寝て、朝は6時過ぎに起きています。
→心身ともに健康で元気です。

2.不登校について家庭のとらえ方
→家庭としては、無理やり行かせる必要はないと考えています。
→ただし、共働き家庭なので、緊急事態宣言が終了して、会社のテレワーク制度がなくなった途端に家庭での面倒は見られなくなります。
→また、適応指導教室に問い合わせたところ、「5~6年生からしか預かっていない」との返答でした。
※ハッキリしない返答だったため、役所に詳細を問い合わせる必要はあり。

→このまま小学校にも適応指導教室にも通えない場合は、片親が会社を辞めるか、フリースクールなど民間の会社にお願いすることになります。
→フリースクールの場合、安くても月額5万円、年間で60万円以上の出費となり、子供の将来のために貯金していた資金は、ここでかなり使うことになってしまいます。
→おもに経済的な理由で、できれば公立の小学校に通ってほしいと考えています。

3.本人に聞いた学校に行かない理由
→【先生の名前】先生が怖い。
→具体的に聞いたところ、「声がおおきい」「言葉がわるい」

声が大きい:大きな音に敏感で映画館も嫌がります。
言葉がわるい:「~しろ!」「~はダメだ!」と語尾がきついようです。

4.【先生の名前】先生が怖い、について家庭の見解
連絡帳を届けに行った際に【先生の名前】先生が児童を注意する言葉が聞こえましたが、だいぶ攻撃的に感じました。

例:先生の作業中に児童がしゃべっている状況。
「いましゃべる時間じゃないよ。じゃあ、~~さん、前にきてしゃべって。どうして前に出ないの? しゃべりたいんでしょ?」

→また、他の親御さんと、たまたまお話しする機会があり、以下の話がありました。

家庭A:おうちで「学校はどう?」と尋ねると「先生が怖い」と泣き出してしまった。
家庭B:無くし物をしても「先生に怒られるから」と親にも言い出せなかった。

→もちろん「叱る」は必要ですが、適度を通り越して恐怖になっているように思います。

5.家庭から【先生の名前】先生へのお願い
→叱る際は大きな音に恐怖を感じる子がいるので声量を調整してほしい。
→叱る際の攻撃性を抑えてほしい。

6.【子供の名前】の登校までのイメージ
→家庭では「【先生の名前】先生が歩み寄ってくれるから次はキミの番だよ」と伝えています。

以下の段階で進めていきたいと思います。
1がうまく行かなければ2に進む、という段階になっています。

1.学童に行く前にお時間をいただき、【息子の名前】とお話しする機会をいただきたいです。
 できれば「ごめんね」の、ひと言をいただけると安心できると思います。
 【息子の名前】の心の準備ができたら母親が授業に同行します。
2.いちばん後ろへ席替えをお願いしたいです。
3.クラス替えをお願いしたいです。
4.公的機関の紹介をお願いしたいです。
5.フリースクール、またはホームスクールを選択します。


■不登校児のいる家庭への【小学校の名前】の対応について

1.家庭での感じ方
→ある日、とつぜん子供が不登校になり、どうしていいかわからない状況で「できることがあったら言ってください」と言われて、「え? 助けてもらえないの?」と感じました。

→本日までアドバイスも助言もいただけていないため、家庭によっては無理やり子供を学校に登校させて、限界までダメージを蓄積させるケースがあるかもしれません。

→子供の状況を確認されない。学校側がどう考えて、どうしたいのかがまったく伝わってこないため、「出欠以上の興味はないのかな」と感じました。

→全体的に、コミュニケーション不足が保護者の不信感を助長しているように思えます。

2.【小学校の名前】へのお願い
→文科省の「不登校は問題行動ではない」発言を受けて、積極的な行動が取れなくなったのかもしれないと推測します。

→しかし、家庭よりは情報は持っているはずなので、不登校児童のいる家庭には、なるべく早い時点で「不登校は問題じゃないですよ」「焦らなくても大丈夫ですよ」の言葉だけでもかけてあげてほしいです。

→また、「学校ではこう考えている」「要望があればこういうこともできる」を提示してほしいです。

→学校と家庭のコミュニケーション障害については、手書きの連絡帳が最大の害悪のように思えますが、独自のシステム導入も困難と思うので、感想のみお伝えします。


2021/06/17 【わたしの名前】

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