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うちの不登校ボーイ ♯4 目指す場所

「不登校のゴールはどこだろう?」と自問する。

学校に通うこと?
ボクはイジメにあうことがわかっているのに学校に通い続けた結果、立派に不幸になったので、それは違うと断言できる。

不登校は不幸じゃないが、無理な登校はチョー不幸だ。

息子はイジメられてはいないけど、なにかしら学校への不快感が強くて行けないのだから、根っこは同じ。

学校に通うことは通過点にはなってもゴールではない。
学校だけじゃハッピーにはなれない。

そうそう、それだ。

「ハッピーな人生をおくる」

人生の終盤になって「ああ、楽しい人生だったな」と、縁側で茶をしばきつつ、夕焼け空でも見ながら呟いていただけたのなら、親としては大変満足いくことでしょう。

しかし、そのころにはボクはあの世を謳歌するので忙しいだろうし、さすがにそこまで面倒みきれない。

ちょっと手前に焦点をあわせて、20歳ぐらいに、それなりに人生をやっていけそうな青年に仕上がっていること、を目指しましょうか。

あとは好きにやっておくれ。
とーちゃんとママは、ふたりでピクミンでもやりながら楽しい老後を迎えるから。

いや、その頃はまだ50代半ばか。
早く引退しとうござる(*´-`)

それはそうと、「それなりに人生をやっていけそう」な条件ってなんだろう?

学力?
社交性?

どちらもボクには持ち合わせがないな(・∀・)

いろいろな要素はあるだろうけど「自分で感じて行動できること」かな。
楽しそう、面白そう、やってみたいを感じたら、ちゃんと自分自身を引っ張っていける能力。

あとは「自分で調べられること」
博識であるより、的確にググれる方が人生においては役に立つ。
これはボクの実体験。

そうなるためには、息子の少年時代はどうあるべきだろうか。

それをいま、模索しているところ。

小学校に行って身につくのであれば、目下の目標は「登校」となるのだけど、あまり個が優先されない組織なのはわかっている。

より面白い進路はないかな、と思いながら、いろいろと調べているところだ。
もっとも、お金持ちではないので範囲は絞られるし、そうこうしているうちに登校するようになるかもしれないけれど。

制限はあってもタブーはない。

なるべく愉快な人生にしようぜ、息子よ。

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