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全てを停止し、立ち止まって、振り返って

ロックダウンが始まり、ホスピタリティーの仕事をしていた私としては半無期限のロングホリデーだ。

響きはよさそうに聞こえる。

実際のところ、NZでは本当にいい響きだと思う。リモートで仕事ができるわけでもないので、ただ自分の時間ができた状態で、今までの80%の給料が出るのだから。

その時間を使って今はリモートワークをしているけれど、メリットでしかない。
ただ、その一方でリモートでしっかりと働いていてくれている人がいること、危険だとわかりながらも働いている人がいること、国民の食料のために摘んで運んでくれている人、そしてアーダーン首相など、感謝すべきところはきりがないほどにあるのだ。



今の毎日のルーティーンとしては、朝は自分で淹れたコーヒーとともにクリアな脳で考え事をする。内容は何だっていい、ただ頭に最初に浮かんだことを考える。

そして書き出して、振り返る。

今までは頭の中で実行し、そのまま終わらせていたけれど、やはりこのnoteと同じく忘備録として残すことは、感情の振り返りとして大事なのだと思う。


特に今までは朝早くから働いて、夕方に帰ってご飯を食べては明日の早朝に向けて早くに寝る。それに至っては、日本と変わらない感じはするけれど、しっかりとワークアウトや趣味をする時間はそれなりにある。

だから不自由はないし、むしろ少し満足している自分もいた。

幸せの形は人それぞれであるけれど、少なくとも現状の私はそれで幸せだった。


本当にそうなのだろうか。

と考えてみたけれど、現状は今のままで十分だった。

ただ、時間ができたからこそここに記録したり在宅ワークに切り替えて入るけれど、やっぱり人が好きな分、仕事が恋しいと思う自分がいる。

それほどに今が楽しいということだ。


確かに前のトレッキングホリデーの時も働いている時が楽しいとは思いつつも、山も捨てれなくてそこまで思わなかったけど、今回に至っては働くことが嫌ではないのだということがわかる。


実質働かなくてもお金は入るけれど、それでも働きたいというのは自分の店にも今の働き方にも満足しているからだろう。

もし、日本で働いていたら。。。
もし、バリスタを諦めて妥協で働いていたら。。。

きっと自分の中で満足はいかず、もしかしたら帰国を決めていた可能性もある。


だからこそ今ある環境を大事にして、楽しい方へ突っ走るしかない。

毎日のように、
「今日も幸せそうだね〜。」
「私が幸せなら、みんなにも幸せを分け与えてあげられるから」

なんていう日常がきっとすぐに帰ってくると信じて。


隔離5日目。

ご支援いただいた分は海外移住への未来の投資とコーヒーの技術向上に使わせていただきます。