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心の裏腹にある母国の想い

海外拠点に生活を変えてから1年以上が経過して、今思うことといえば家族や友達のことだ。

日本ではコロナの第2波が訪れて、共存を選んだ日本は当たり前のように感染者数は増えていくし、自分の地元でパンデミックが起こったとなると不安は毎日脱ぎ払えない。

自分の安全が全てではないので、身内の心配も自分の心配くらい不安になる。


実際のところ、ニュージーランドでもまだ国内感染は広がっていないから自分の身は安全と思い込んでしまっている。事実、警戒レベルが1であることも、生活が日常と化してしまっている以上、コロナのニュースを見ないと忘れてしまうのではないかと思う。

それでも日本は自分の国が大変になっているからこそ、みんなの余裕がなくなり不安と不満が積み重なっていく一方だ。

それが悪いとは言わないけれど、その不安や不満は未来への投資にしかすぎなくて、”いつか”という結果だけを言い続けてその結果が訪れた時に持論を作り出す。

心のどこかでくだらないなと思いつつも、何もせずに他人事に思っている私も罪のある人のうちの1人何だろうなと思う。


全ての事柄を選んで、海外に居住権を取るんだと決めて数年。

いつかはそれが当たり前の時代が来るのだと思う。生まれた土地に縛られず、働くということが楽しいと心から思えるようなそんな生活を試みて。

もう少し母国をしっかり考えつつも、今は今の自分にできる最大のことをやっていこう。

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