生命保険の豆知識

生命保険は、イギリスの村で生まれました。お金がない人同士が万が一のことがあった際の備えとして少額のお金を少しずつ出し合い、何かあったら、その人にみんなで出し合ったお金をあげるのです。しかし、そこで1番面倒になるのは、人数が多ければ多いほど集金と分配、またお金を扱う信頼性が大切になります。そこで生まれたのが生命保険会社なのです。よって、生命保険はお金がない人ほど加入すべきもので、お金がある人は加入する必要ありません。(資産運用の商品は別ですが)

しかし、一般的にお金がある人というのは、ほんの一握りです。日本社会の約9割の世帯は加入すべきでしょう。よく生命保険がいらないと言う人がいますが、それはあくまで一時しのぎができそうかという判断だけで、実際に大病した際に加入しておらず大丈夫だったという人はいません。そういう人は病気になると、今と同じ物事の物差しで物を考えてはいけないことを知らないのです。病気をして今と同じように動ける保障はありません。よく考えた方がいいです。(そういう人は目の前の固定費削減だけを考えています)

では、どのようにして保険を選べばいいのか。それは、正直人によりますし、一概にどうとは言えないのが現実です。しかし、固定費削減の観点は、この日本社会でとても重要なので、知っておいた方がよいです。生命保険は実際人生で2番目に大きい買い物と言われます。よって、短期的(例えば毎月の支払い)に物事を考えるのではなく、長期的(20年とか)に考えるべきなのです。

そういった観点では、生命保険に入る際間違いなく、更新型でなく終身型をおすすめします。生命保険は入った年齢が若ければ若いほど保険料が安くなるので、若いうちに保険料は固定すべきです。加えて、終身型に加入した場合必ず払込期間を設定しますが、払えるのであれば早く払込が終わるように設定してください。(例えば60歳払込完了とか)これだけで、トータルの支払保険料は200万くらい安くなります。こういう簡単なことだけでも頭に入れておいてください。また、死亡保険は定期タイプではなく、流行りの収入保障タイプがよいです。保険料の削減ができます。

すごく簡単なことばかりなのですが、一般の方でしたら、ちんぷんかんぷんかもしれません。これらを豆知識として、覚えといてもらえると少しでも保険料削減につながると思います。

保険料削減は大事なことですが覚えといて欲しいのは、生命保険がいらないということではなくて、必要なものに必要なだけ入るということを意識して欲しいです。

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