テレビ電話婚活の注意点(暫定版)

前書き
・最近、コロナ問題のためオンライン婚活を行う男女や業者が増えています。その中でも特に問題が発生しやすい、お互いの顔を表示するテレビ電話婚活の注意点についてまとめました。

注意
・この内容をすべて守ったとしても万全とはいいがたく、トラブル発生時の責任は負いかねますので、あらかじめご了解ください。
・テレビ電話という言い方は古風ですが、誤解が無いように敢えてこの言葉を使わせていただきます。

目次
0. テレビ電話婚活は注目されているが情報漏洩が心配されている

1. 婚活業者への確認点
 1-1. 個人情報漏洩・ストーカーへの罰則の確認
 1-2. 本人確認、不倫、ヤリ逃げ、年収・経歴詐称対策

2. 自分自身の準備
 2-1. 窓の外,本棚,鏡,余分なモニターをカーテンで隠す
 2-2. 家の外の音にも注意・マイクと防音
 2-3. 照明・カメラ保持台(三脚)
 2-4. 練習・カンペの準備

3. テレビ電話中の注意点

4. テレビ電話婚活後の反省

本文
0. テレビ電話婚活は注目されているが情報漏洩が心配されている
・2020年5月時点の調査ですが、男女共にテレビ電話を使った婚活の関心は高く、男性で50%、女性で63%に達しています。

テレビ電話婚活経験・関心(男性)

・しかし、多くの婚活女性はテレビ電話婚活に情報漏洩の不安を感じています。この記事では、情報漏洩のリスクを少しでも抑える方法について説明します。

テレビ電話婚活の問題点(女性)

1. 婚活業者への確認点
・テレビ電話婚活参加者が他の参加者の個人情報や動画をバラまく事件が発生したという噂があります。動機や詳細は不明ですが、警戒は必要でしょう。

1-1. 個人情報漏洩・ストーカーへの罰則の確認
・従来の街コンや結婚相談所は、物理的に写真撮影を禁止することで個人情報の漏えいを防いでいましたが、テレビ電話婚活ではそれができません。参加者がその気になれば、スクリーンショットや録音などにより、容易にあなたの情報を記録できます。

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・テレビ電話婚活を主宰する業者に、事前に、参加者が他の参加者の個人情報をばらまいた場合や、ストーカー対策の考え方を確認しましょう。
・情報漏洩発生時は、犯人から罰金を取る。悪質な場合は犯人の個人情報を婚活業界と職場に公開する等。

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1-2. 本人確認、不倫、ヤリ逃げ、年収・経歴詐称対策
・従来の街コンや婚活パーティでも問題になっていますが、婚活イベントに既婚男性が紛れ込み、不倫やヤリ逃げをするリスクがあります。また、収入や学歴の詐称も少なくありません。
・これらの問題にしっかり対策を行っている業者であれば、高い料金を支払う価値があります。

①本人確認は絶対必要
・従来型の婚活パーティでも、ほぼすべての運営会社が免許証やパスポートなどを用いて本人確認を行っています。
・テレビ電話婚活も同様だと思います。本人確認を行わない業者は、情報漏洩やストーカー発生時に何もしないと言っているのと同じです。信用できないので避けるべきでしょう。

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②不倫対策の独身証明書
・独身証明書は独身であることを証明する書類です。ほとんどの結婚相談所では、入会時の提出が義務付けられています。
・従来型の婚活パーティでは提出不要としている運営会社が多かったですが、テレビ電話婚活ではトラブルが増えると予想されますので、独身証明書の提出を義務付けている業者を使うことを推奨します。

③確定申告、卒業証明書
・婚活では年収や学歴の詐称も少なくありません。これらのサギを回避するため、確定申告書や卒業証明書の提出を義務付けている会社を使うことを推奨します。

2. 自分自身の準備
2-1. 窓の外,本棚,鏡,余分なモニターをカーテンで隠す
窓の外の風景を見られると、ビルの形状などや天気、積雪量などを元に住所を特定される恐れがあります。
本棚も個人情報の宝庫です。卒業アルバムや住所録があれば母校が一発で特定されますし、本の種類から職業を推定される恐れもあります。
なども、これらの本棚や窓の外の風景を反射して映し出す恐れがありますので、隠しましょう。
・多くのyoutuberが行っているように、カメラで映る範囲はすべてカーテンなどで覆うのが良いでしょう。

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モニター・ディスプレイも要注意です。作業効率改善のため2個モニターを持っている方も多いと思いますが、あなたの目にモニターの画面が反射し、相手に見られてしまう恐れもあります。テレビ電話婚活で使うモニター以外は隠し、写し続けるモニターも表示する情報は最小限にしましょう。

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2-2.  家の外の音にも注意・マイクと防音
・家の外の音から住所を特定される恐れもあります。「市役所からのお知らせです」「選挙に立候補したxxxです!」という音声が流れたら一発で地域を特定されますし、電車の通過音などから住所を特定できるマニアも存在はします。

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・焼け石に水ではありますが、雨戸と窓とカーテンを閉める、緩く音楽をかける、マイクを適度に顔に近づける(呼吸は聞こえない程度)。指向性のマイクを使う等して家の外の音があまり聞こえないようにしましょう。

・スマホをマイク替わりに使うのもありですが、指向性が悪く、家の外の雑音まで拾ってしまうタイプの物もあります。住所の特定を避けるためにも、指向性のマイクを使うことを推奨します。


2-3. 照明・カメラ保持台(三脚)
・個人情報保護のためにカーテンで周囲を隠すことを推奨しましたが、結果として暗くなってしまう恐れがあります。必要に応じて照明も用意しましょう。
・最近のスマホのカメラは性能が良いので、スマホのカメラをそのまま流用しても問題はありませんが、カメラを保持する三脚を用意するとよいでしょう。斜め上から撮影して小顔に見せる。正面から撮影して頭頂部の髪を隠すなど、いろいろな作戦に使えます。

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2-4. 練習・カンペの準備
・カメラに自分がどう映っているか。話し方はどうか。事前に練習をしましょう。恥ずかしがらずに自分が話したところを録音し、自分自身で再チェックすることをお勧めします。何事も練習あるのみです。

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・テレビ電話であれば、カメラの位置を工夫することでカンペも使用できます。何を話すべきか、要点を整理してカンペにまとめておきましょう。カンペの位置も重要です。目線が下がりすぎないように、カメラの奥あたりにセットすると良いでしょう。


3. テレビ電話婚活中の注意点
・基本的には普通の婚活パーティと同じですが、録画、録音されるリスクが格段に高いという点は忘れないでください。チン長と本名を言ってしまったら、翌日からインターネット上で大公開される恐れもあります。

・カンペにまとめたこと以外を話す時は、十分注意しましょう。


4. テレビ電話婚活後の反省
・テレビ電話婚活終了後、アポが取れなかったとしてもあきらめてはいけません。相手の質問内容、自分の発言内容を文字に起こすなどして整理し、反省し、どのような回答をすればよかったか考えましょう。
・そこから次回に活かせる反省点が見えてくるはずです。

以上です。健闘を祈ります。

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