うたとえ2022『天のしずく』作詞・編曲/及川恒平 作曲/坂本龍一

うたとえ2022『天のしずく』作詞・編曲/及川恒平 作曲/坂本龍一  
演奏/Paperland  歌・ギター/及川恒平 ベース/幸田実 口琴/太田裕剛 
録音/2022年9月 Studio GAVILLINKER

『天のしずく』

森や湖が歌っている
しずかにしずかにたゆとうように

銀のしずく降る 銀のしずく降る降る
銀のしずく降る降る降るよ
コタンの屋根に

森や湖が歌っている
しずかにしずかにたゆとうように
  
金のしずく降る 金のしずく降る 降る
金のしずく降る 降る 降るよ
まつりの野辺に
 
天のしずく降る 天のしずく降る 降る
天のしずく降る 降る 降るよ
すべての上に

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1970年代強弱、大小、高低の差は一層拡がっていった。
当然強大高にスポットがあたり、弱小低は忘れられてしまう。
私はその光を外からぼんやりと眺めていた。
初めはそんなに気にもとめなかった。
光が足元にも迫ってきた時期さえあったのだ。

しかし、その華やぎについていくことはならなかった。
向き不向きの問題としたかったのだが、
単に才能や資質せいいうのが正解に近いのだろう。

ともかく賑わいは世紀末までつづいたのだった。
その間多くの人々が私のもとを離れて、スポットの中に去っていった。
私に惨めな気分があったのは否めない。
時間だけはたくさんある身分だから、よく野山を駆けたものだ。
私は違う仕事を見つけて食いつないでいくのだった。

今思えばそれほど不幸でもなくくらしていたのだ。
もちろん21世紀に対していだくべき夢は、
一欠片も持ち合わせていなかったのだが。

2022年、相変わらず音楽のそばにいることとなっている。
数年間楽器にふれることすらなかった時期を経て、
私はこの「うたとえ」を作ることで日々をすごしている。
ほっとした気分だ。

サカモトクン、ガンバッテクダサイ。

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https://allabout.co.jp/gm/gc/205879/

上記アドレスは
縁あってこのLPがCD化されたおり四方宏明さんに取材していただいたものです。
にインタビューは以下のように始まります。
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テクノポップ/テクノポップ関連情報
海や山の神様たち-ここでも今でもない話-

教授の『GEM』に1曲収録されていた幻のアルバムがCD化! 合唱団の子供たちは、教授をピアノのうまいお兄さんと呼んでいたそうです。
このアルバムを企画をした及川恒平(六文銭)さんに話を伺いました。
更新日:2007年06月25日

幻のアルバム、再発!
六文銭としても活動した及川恒平氏の企画によって1975年に生まれた幻のアルバム『海や山の神様たち-ここでも今でもない話-』が、紙ジャケで6月21日に再発されました。
当時まだ無名だった坂本龍一氏、山下達郎氏が参加した作品としても知られています。

少年少女合唱団みずうみが歌う、一見子供向けの作品に見えますが、複雑なリズムでアイヌ文化に触発された詞を子供たちが歌うという実験的作品になっています。
矢野顕子さんの『ごはんができたよ』に収録の「YOU'RE THE ONE」(作曲:矢野顕子/坂本龍一)は、このアルバムに収録の「アイヌの宝物」がベースになっています。
当時を振り返って、及川さんにお話をいろいろと伺ってみました。
また、このインタヴューを取り持ってくれた、歌人・笹公人さんにもここで感謝いたします。

海や山の神様たち-ここでも今でもない話-

01. 長い長い昔話
02. 神様の絵
03. 天の滴
04. ものおぼえのいい郵便屋さん 
05. 星のある川(リコップオマナイ)
06. 海を守る神様 
07. ピリカコタン 
08. コロポックル 
09. アイヌの宝物 
10. 火の子供達 
11. 丹頂鶴 
12. 神様だって
、、、、、、、、

以下、長いのでここに収まりきれません。
直接WEBで読んでいただくと嬉しいです。
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