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うたとえ2024「チグ〜Tigrinho」及川恒平
視聴者登録していただけると嬉しいです。 もう少しでひとつランクアップするのだそうです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ うたとえ2024「Tigrinho〜チグ」及川恒平 演奏/Paper Land〜 及川恒平(Vo.& Gt.)幸田実(Bass) 本田修二(Ukulele & Cho.) Gavilinker(Cho.) 合唱/ St . Vincent Choir-from Philippines~ Freya , Jam , Ruth , Juvy , Merce , Shuji ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「チグリーニョ」 作詞曲/及川恒平 1) 新座者の僕が怖くて 半年押入れに隠れてた 一緒に暮らし出 した 後も こっそりギターに 八つ当たり そういう子だから そういう子だから 2) 夜中のハイテンションの駈けっこは せいぜい二往復で満足 毛繕いは習っていないので 案外猫としては 暇そう そういう子だから そういう子だから 3) もう目を開くことはないのに 笑みらしきものが残ってた 君が最期まで緩いから 現実感なしで見送った そういう子だから そういう子だから 4) あれから無口な 一年が過ぎて 賑やかな子ねこがやってきた 君の代りなんかじゃない 妻はときどき 妹だと言 う キジトラでもミックスでもない でも可愛いのはいい勝負 ★ こっちの事は 忘れたふりし て 誰かが来るまて日向ぼっこかな チグリーニョ チグリーニョ チグリーニョ、、、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先代の飼い猫の名はチグと言う。 正確にはTigrinho、つまりかわいい虎である。 20歳を目前にして亡くなった。 わたしが実際に知っているのは半分ほどだが、 前半生の日々も話としてずいぶん聞いている。 先日チグの生まれた場所に行くこともできた。 チグがこの世を去ってから一年経って子猫を迎えた。 可愛がっていると、 チグにもしてあげたかった場面にときどき出くわす。 わたしが日をまたいで家を空けることがほとんどない暮らしなので、 どうしたってチグが不利なのだけれど。 例をあげると、 ありきたりだが写真の量がもっとあってもいいのにと思う。 去年ひいきにしているサッカーチームに、 ニックネームがチグリーニョという選手が入った。 応援の意味もあってこの歌を書ぎだした。 本田くんが住んでいる街のかたがたにもコーラスで参加してもらった。 みなさんのがんばりに応えられず、 応援歌にしてはずいぶんふんわりしてしまった。 オモイデとまぜてサッカーの応援歌に仕立てるのは、 どだい無理ということだろう。 しかしわたしの今の心境に近いものになった気はする。 記 2024-7 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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うたとえ2024『久地円筒分水』及川恒平
うたとえ2024『久地円筒分水』 詩/有働薫詩集『露草ハウス』より 曲・撮影/及川恒平 演奏/ペーパーランド〜 及川恒平(Vo&Gt) 本田修二(Cho,Uk&Bfl) 幸田実(Bass) ------------------------------------------------------------ 『久地円筒分水』有働薫 まだ桜は咲いていない それがひとつの救いのようだ 大河の水を――にかりょうようすいの水を分けて 円周に沿い 下流のわれらは 蝟集する日々にめまいする 詩は喉下に井戸を掘って 水に行きつくため わたしはあの川岸の樹の陰に たたずむ弟を迎えに行こう まだはたちまえの 弟は息子の顔をして わたしを見つめる (長いこと待たせて) つぶやくと 影は薄れ (まぼろしとなり) われら大河のほとりに蝟集し シューマンをラインへ ツェランをセーヌへ 見捨てる ------------------------------------------------------------------
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うたとえ2024「横たわって香るものから」及川恒平
うたとえ2024『横たわって香るものから』 詩・松尾真由美 演奏・ペーパーランド(歌.曲.作画・及川恒平 ギター・本田修二 ベース・幸田実) 森美千代(写真)と松尾真由美(詩)のコラボレーションから 〜松尾さんの facebookでも発表中です。 =========================== 【横たわって香るものから】松尾真由美作 夜に 浸って 惑っていく 俎上にあがる溺者がいて 血の色と純潔の白が混じりあって香ってくる 始まりは地の底なのか水の上か 優しさに満ちていても 紙のように破れていく そんな脆さを晒していて 蕾が寄りそうこのあたり 先住者は誰だろう なお骨折の茎が 伸び ============================
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平原にて〜しずかなまつり1001
ウォン氏と四半世紀後にふたたび 「しずかなまつり」をはじめます。 きいてください。 「平原にて」詩・歌唱 / 及川恒平 ピアノ演奏・作曲 / ウォン・ウィンツァン 録音・撮影・編集 / ウォン美音志 収録日 / 2023年11月21日 収録場所 / サトワスタジオ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ウォン氏がyoutube用に書いたライナーノーツは そのまま私の気持ちです。 私にとってはウォン氏とは あの物語ほどの長いストーリーがここまで続きました。 とても千には届かないのですが、 歌もずいぶん作ってきました。 それでこの録音を臆面もなく 「しずかなまつり 其の1001」とします。 さて、今から1002が楽しみです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「平原にて」 平原にて山 ただ山見てあゆむ 胸つきぬけ川 真言のようにきみの名 春が呼んだ音をひとつ うおもはなもわれも 聴く 天空より瀧 波をつれておちる 胸のおくに森 真言のようにきみの名 春が呼んだ水のひかり むしもとりもわれも あびる ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 及川恒平 音楽予定 https://kohe1.sakura.ne.jp/yotei/ 及川恒平 facebook / oikawakouhei うたとえ (及川恒平 YouTube) / @koheoikw260 「平原にて」収録CD しずかなまつり(OIKAWA MUSIC / KOHE-1) http://www.oikawasong.com/cd_02.htm
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