6/27コンサート


6/27にコンサートをします。
この場がふさわしいかどうかはわからないのですが、
関連したことを報告します。

先日、6/27コンサートの練習をしました。
フィリピン在住の本田くんが日本に帰ってくる前に
残りのメンバーであつまりました。
今回はもうすでにやる曲が決まったので、
あとは積み重ねていくだけです。
このために事前に新たに録音したデモをネットで配ってあるので、
その日は全体の雰囲気を探るのが目的でした。
案外これが大切です。
今回は「うたとえ2024」で発表した最新作
「久地円筒分水」を真ん中に置いて進めています。
有働薫さんの詩に及川が曲を書きました。
フランス文学が専門のかたの詩に和風をぶつけるというあらわざなので、
不安だらけですが思いついてしまったのでもう進めるしかありません。

ついでと言ってはなんですが、
やはり有働作品「白無地方向幕」の第一連につづき第二連が書けたので、
それを続けて聴いていただこうと思っています。
第一連は独立させて、すでに六文銭のCDに収めてあります。
Songとしては独立しているけれど、
続けるとまたちがった景色が見えるといいますか、
けっきょく全体を見渡せる気がしますが、どうなるでしょう。
古いフォークソングも歌います。
「古い」と言いつつ、
本人それほどそうとはおもっていないのです。
たぶん当日はそう感じてくれるかたが多くあつまってくれそうです、、、
そしていろいろ小さな実験をしつつ進行することになるでしょう。
私の舞台表現の始まりは芝居でしたので、
そんな性癖がほんのすこし顔をだすかもしれません。
フォークシンガーとしての活動は演劇つながりでした。
 
⭐︎

6/27に集まるペーパーランドのメンバーも、
それぞれ出自から経歴までいろいろです。
サウンドがなんとかフウにはならないのはそんな理由からかと思います。
歌詞も有働薫、佐々木幹郎、別役実とセンモンカのものを中心に、
自作(及川、本田)をまぜました。
集まっての全体練習はほんだくんの登場を待っての開始となりますが、そ
れぞれの練習はもうすでに始まっています。

そうそう、今回はゲストにピアニストのウォンウィンツァンさんを迎えます。
実は彼との付き合いはペーパーランドのスタートとかさなります。
ポリドールレコードで作ったこのバンドのデビュー(ラスト)アルバムの
音楽プロデューサーがほかならぬウォンさんなのです。
以後、十数年の音信なし期間はあるものの付き合いがつづいています。
CDアルバム「みどりの蟬」を1990年代に作ったのも、
彼の力添えがあったからです。
その流れでで以降「ルノアールの雲」
「しずかなまつり」
「引き潮」
「ほしのはだ」
「地下書店」とつづきました。

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