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名刺代わりの本10

Twitterでちょっとバスったハッシュタグ
#名刺代わりの本10冊
ほとんど呟かない自分のTwitterを見直してみると、2018年にノリで参加していた模様

その時つぶやいていたのが下記の10冊
#名刺代わりの本10選
スレイヤーズ/神坂一
フォーチュンクエスト/深沢美潮
境界線上のホライゾン/川上稔
図書館戦争/有川浩
アンダカの怪造学/日日日
夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
クビキリサイクル/西尾維新
マルドゥク・スクランブル/冲方丁
マージナル・オペレーション/芝村裕吏
Dクラッカーズ/あざの耕平

振り返って分析してみると、
スレイヤーズは富士見ファンタジア文庫という業界最大のレーベルから内容と人気から選んでいる模様。
対になる形でフォーチュンクエストは、新ではないところから角川スニーカー文庫から、しかもロードス島戦記に対する反抗心も少し混じっているかもです。
電撃文庫から聖典の境界線上のホライゾン。
ここはブレてない。
ラノベ3大レーベルから厳選している感があります。

で、そこからです。
図書館戦争
これのハードカバー版、表装が、めっちゃいいです。
いい意味で裏切られた。
ラノベ出身作家がドラマ化や映画化され出して、ファンでいて良かったと当時は思っていたもんです。男性向け女性向け、ライトノベルと文学みたいな区分けを乗り越えた思い出の1冊です。

一方、アンダカの怪造学、日日日ならMF文庫やガガガ文庫あたりでも作品はあるのにレーベルから1冊でなかったあたり、誰かに忖度してる気がします。
まあ、蟲と眼球とテディベアやビスケットフランケンシュタインはSAN値チェックがいると言うか、表紙との内容にギャップがあるというか、クセモノすぎると判断したっぽい。

夜は短し歩けよ乙女
これも森見、万城目、京極夏彦の巷説百物語など本を読む時間が少なくなりハードカバー中心になった時を象徴する一冊。
アニメもすごく、良かった。

続いては化物語でなく、クビキリサイクルな辺りはミステリーも読みますアピール+昔からファンだと言いたいのか、清涼院涼水くらい振り切ってもバチは当たらないのにビビったんですかね。
まあ阿良々木先輩には申し訳ないが、戯言使いの方がカッコイイんだから仕方ないか。
ここからメフィスト賞関連作品に手を出し始めたのが、乱読家になったターニングポイント。

マルドゥク・スクランブルは作家の人間性と作品の出来は関係がないものとしてスキ重視で挙げてますね。ハヤカワ半端ない。

芝村裕吏はガンパレードマーチからですが、ガンパレそのものは満足できる小説がなかった。
そこで星海社が立ち上がり、ガッツリと読める芝村作品が出て狂喜乱舞。

Dクラッカーズ/あざの耕平
富士見ミステリー文庫というラノベブームの中のなんとも表現し難いレーベルがありまして、結構有名な作家さんや粒揃いな作品があるものの気付けばなくなっていたレーベルでした。
何人かはその後も本家ファンタジア文庫やMF文庫に活躍の場を移された中で、Dクラは押しの一言。
オーラスに持ってくるあたり拗らせオタク感が半端ないですね。

連休で本棚を整理して、売る本と残す本を分けていたのですが上記10冊というか10シリーズは今回もキープ側。
ランキングってわけではなく、あくまで名刺代わりの10冊ですが、読むとしたらシリーズ物ばかりなので既刊合計100冊超えてるあたりこれから!とは中々いかないかなと思います。


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